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日記「マッハ大騒ぎ斬り!」


フィクションの中のスマホって好きだ。薄い板で電話して。
わたしのスマホでは使いきれてない多機能がそこにある気がして。
わたしなんて全然アプリ入れないし。インターネットも特定のサイトしか訪れないし。
楽しい餌場に無限にアクセスできるのに、特定の餌場にしか訪れないから。
でもフィクションの中の、わたしのじゃないスマホには無限の機能と楽しさがある様に見える。

同じようなことで、フィクションの中のコーヒーとかマグカップも同様に、わたしの飲んでるそれより美味しいものが入っている気がする。
わたしの隣の芝はいつもフィクションの中にある。



父から時計が届いた。
この間ドライブ中に「Apple Watch売ったからバイト中に腕時計なくてちょっと不便〜。でもなくてもギリ困ってないんだよね〜」みたいな話をした。ら、今日時計が届いた。
父からのプレゼント!嬉しいねえ。
でもネオンカラーだからバイトには付けて行けなさそう。


バイトに行かなくていい日って最高〜。働かなくていいって最高!
だけど満喫し切れてない気がする。
わたしってそんなんばっか。無限の可能性があるのに今自分が取っている行動が最適じゃなくて焦る。





リックアンドモーティのシーズン5が新しく出た時に、
(これを最後まで見たら楽しみが無くなるぞ)
と思い、大切に取っておいた。
それでシーズン4までを繰り返し見ている内に、1話の中で2つの話が進む構造にワンパターンな印象を受けて楽しめなくなった。

そんなこんなしている内に、もう今シーズン7が出ているらしい。

というのをふっクラの動画で知った。
なのでシーズン5から見直したら…面白い!!再びリックアンドモーティを見れる体になってよかった!


ミニコンポのウッドコーンを舐めてはいけませんよね!?



ドラマ「カルテット」をまた見ている。面白い!

会話劇が面白い。それに各人の抱えるドラマも面白い。

わたしの中の夫婦像は父母のそれか、カルテットの拗れた夫婦像だけ。
カルテットの夫婦像、どちらもわかる!っていうか主に逃げた夫の方が感情わかる。


出会った頃は妻の方が謎めいていたけど、でも結婚して同居する内に人間性のすべてがわかってしまい恋人の様な特別感が消えて、感性の大事な部分がことごとく違うこともわかり、夫婦生活が苦しすぎて、夫は果ては失踪したんです。

この夫は前も自分の母親からも失踪したことがあり、大事なコミュニケーションを取ることが出来ず、失踪癖がある。
この夫というのは自分の人生において大事にしている詩集とか映画があって、妻とはそれを少しも共有できなかってそれも辛さに繋がっていた。
そして人との重要な場面での話し合いが出来ず失踪してリセットする。

この辺がわたしと似ている…。カスなのだよわたしもな。


あとカルテットは、性や恋愛に影響されない男女の強い絆の様なものが描かれてる。気がする。厳密に言うと全然違うんだけど。
やけに、これ要る?ってくらい恋愛を差し込んでいるんだけど。
でもその不自然な恋愛要素を無視したら、4人の家族でも恋人でも親戚でもない人々が楽しく会話して遊ぶ様に生活している。それが羨ましい。義兄妹のような絆。素晴らしい。




スターウォーズのスピンオフドラマ、「アコライト」を最後まで見た!面白かった!

エピソード1よりも遥か昔の話だから匂わせだとか知っておくべきこととかも少ないし。
本当はそれらが多い方が楽しいんだけど、最近のスターウォーズとかMCUはそれが多すぎるから、もう疲れる領域だった。そういうしがらみが無く面白い。

殺陣もしっかりしている!
そういう匂わせの面白さに頼っていない分、戦闘で魅せるぞ〜!という気概が感じられる。

そして何より!ライトセーバーの色がシスの赤に変わる演出!
セイバーの色を司るカイバークリスタルの変色まで描いてくれて!
知る限りエピソード3のアナキンがダースベイダーになる時以来よ。興奮したねえ…。



ここまで読んだ貴方。20歳までにこの文章を忘れないと、ウラヌスの光の呪い(まじない)が訪れるでしょう…。


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