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ヒロアカ@100点をプルスウルトラした最終回

 みなさんこんにちは、漫画大好き大学生のゆうさんです!

 今回は、僕の中で好きな漫画ランキング2位の「僕のヒーローアカデミア」が最終話を迎えたので、その完璧な最終話について語っていきたいと思いますのでお付き合いください!


 まだ最終話を読んでいない人がいましたら、ぜひ読んできてください!僕の拙い文章で知るよりも堀越先生の描いた漫画でこそ完結を迎えて欲しいのです!



⚠以下最終回のネタバレ注意





デク、OFAの物語の終わり


「不相応な夢を叶えて貰った 考える前に動いてしまったことで始まった僕の物語は OFAの残り火と共に幕を閉じていく。」

 読者が希望を見ていた「残り火」について語られるところから最終話は始まります。前話で「ワン・フォー・オールは完結した」とデク自身から語られていたことですが、どうにかなって個性が残る、なんてご都合展開を期待していた読者は多かったはずです。なぜならヒロアカは「僕が最高のヒーローになるまでの物語」だからです。

 8年の月日が流れ、デクは雄英で教師となっています。ヒーロー活動はしておらず、デク以外の1-Aのみんなはそれぞれヒーロー活動をしている様子が描かれています。

 その様子を少し寂しそうに感じるデク。デクは「オールマイトのように 夢を叶えた後は夢を与えていく番だ」といい、ヒーロー志望の学生にこう伝えます。

「君はヒーローになれるよ」

 そう伝えて未来に歩き始めるデクの姿はどこか寂しそうに、しかし大きな背中を感じさせました。




「完」。そして、、、


「さびしくないと言ったらウソになるけど こんな風に誰かを励ませるならーこれは僕たちが最高のヒーローになった物語」

 そうです、デクはあの日夢見たヒーローにはなれなかったけれど、あの日夢見たオールマイトの姿はしっかりと追えていたのです。

 作品を通して「ヒーローとは何か」について問いかけ、苦悩し、答えを出してきたデクだからこそ、デクにとっての「ヒーロー」が、かつて憧れたオールマイトのような無敵のヒーローではなく、辛い時に誰かの背を支えていける存在と変わったのです。
 
 実にヒロアカらしい、完璧な最終話でした。


僕のヒーローアカデミア 完



 「完」の文字を握りつぶし、登場するトゥルーフォームのオールマイト。

 そう、オールマイトが登場していなかったのです。危うく忘れてしまうところでしたね。


 無個性となったデクがヒーローとして活動できるように、かつての仲間たちがデクのもとにプレゼントをしたのは、かつて最終決戦でAFOと対峙したオールマイトが身に付けていたようなアーマードたちでした。そしてオールマイトはデクに告げます。


「これも君自身が勝ち取った力だ!!」

 デクは、ヒーローになれたのです。
 オールマイトには勝てませんね。いつまでも、どこまでも、オールマイトは最高の師匠で、最高の先生で、最高のヒーローでした。

「これは僕たちが最高のヒーローになった物語」には続きがあったのです。

「皆といつまでも いつまでも 手を差し伸べ続ける物語」

 これで最終話は終わりました。なんて最高な終わり方でしょう。
 これ、デクが無個性に戻ったことでヒーローになれないで終わるのも、ヒロアカらしくて良い終わり方だったはずなんです。
 それでも、デクはかつての自分の問いかけに応えることが出来たのです。

「無個性でも、ヒーローになれますか?」



 以上でヒロアカ最終話の感想回を終わろうと思います!本当は、もっともっと書きたい内容はあるんですが、これ以上書くと自分の中で言いたいことがぐちゃぐちゃになりそうなので、機会があればまた書こうと思います!
 それでは、また覗きにきてください!プルスウルトラ!!


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