呪術廻戦@僕的漫画史上最高となった壊玉・玉折編
みなさんこんにちは、漫画大好き大学生のゆうさんです!
今回は呪術廻戦についての感想を書いていこうと思いますのでよろしければお付き合いください!
呪術廻戦の壊玉・玉折編、いわゆる過去編は読者の中でも完成度の高さと五条先生の学生時代ということがあって大人気の章です。アニメで放送されていた時のキタニタツヤさんの「青のすみか」もめっちゃ好きです。
アニメでも放送されているので大丈夫かとは思いますが、まだ読んでないよ、という方は是非漫画かアニメで見てきてからこのnoteを読んで頂けると幸いです!
美しささえ感じた闇落ち展開
やっぱり壊玉・玉折編といえば夏油傑の離反の描き方が最高でした。
「私たちは最強なんだ」と言えるほど敵無しだった2人にとって恐らく初めての完全敗北、任務失敗と非呪術師の醜さとの邂逅、敗北を乗り越え現代最強となった五条へのコンプレックス、術式、九十九との出会い、後輩の死、悪夢の任務。夏油に関わる全てが夏油の思想を歪ませ、闇へと落としていくには充分過ぎました。
この中の1つが欠けていたら、夏油の闇落ちは止めれたかもしれません。九十九との会話の場に五条がいてくれたら、五条と同じく覚醒をしていたら、灰原が任務で死んでいなかったら、、、そんなことを考えずにはいられませんね。
夏油のために用意された全てを経て思想が堕ちていく様が美しすぎて、僕は夏油傑というキャラが大好きになりました。
五条悟の一人称
みなさんは五条悟の一人称を覚えていますか?
「僕、最強だから」が有名になりすぎてるくらいなのですぐ思い出すことが出来ると思いますが、壊玉・玉折編を見ると五条の一人称って、「俺」なんですよ。御三家の坊ちゃんとして過ごしてきて幼少期からチヤホヤされてきたであろう五条のことですから、目上の人に対しても一人称を変えることはありません。流石です。
そんな五条に対して注意をしたのが夏油でした。「私、最低でも僕にしな」。善悪の基準の全てを夏油に委ねていたように描かれていた五条にとってこの発言は心に残ったのか、教師をしている現代では前述した通り一人称を「僕」にしています。
そんな五条の一人称が崩れるシーンがあるんですがみなさん思い浮かびますか?
それは、渋谷事変での偽夏油との邂逅シーン。かつて自身の手で葬った親友の遺体が弄ばれていることを悟った五条は、夏油と過ごした青い春の記憶を思い出した後、思い出につられてしまったのか、一人称を「俺」としています。
この一人称の呼び方だけで五条にとって夏油がどれだけ大事な存在だったかが分かりますね。
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