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暑いの、実は苦手なんです

「雪やこんこ」というでしょう。「雪」という童謡にでてきますよね。ねこはこたつで丸くなる、なんて言うものだから、猫は寒いのが苦手なんでしょ、と思われがちですが、そうでもないのですよ。

降っても降ってもまだ降りやまぬ、というから歌の現場は結構、雪降ってますよ。チェーン規制がでるぐらいの大雪なんじゃないですか。そんな天候で犬のように、喜び庭駆け回る、ってのはどうなんでしょう。どうかしてますよ。

こんな日はおうちにいるに限る。ワタシはそう思いますが、みなさんはどうですか。いったんやめばこの通り、なんです。猫は好奇心が旺盛なんです。少々冷たいのも平気だよ。

いつかの初雪。楽しいね

アフリカ出身と言うけれど

それよっか、むしろ暑いのが苦手。お宅にいるワタシの仲間も、フローリングの床や玄関でべたーって横になっているときがあるでしょ。涼しいのよ、そうすりゃね。病気のときもあるから、よく見てね。

リビアヤマネコというぐらいだから、あんたらの先祖って、アフリカ出身じゃん、なんていう事情通もいますよね。おいおい、大昔の話をすんじゃねえよ、と言いたいわけよ。アフリカ・中東地域を後にしたのは数千年も前のことだぜ。

じゃあ、聞くけどさ。そこら歩いている、てかうちは田舎だからしょっちゅうっていうわけではないのだけれど、アフリカ系の人つかまえて、あんた暑さに強いよね、と言う? 人種問題になるよね。

ちょっと論点がずれましたが、極端にいやあ100℃は暑いが99℃は暑くないか、っていうことよ。暑さに強い人種がいたとしても、熱水鉱床のそばで生きていけるわけじゃないのよ。多少違いがあったとしても、最近の殺人的な暑さには、誰しも涼しい顔なんてできるわけがないさ。猫だって一緒なんだって。

考えてもみてよ、ワタシら、全身に毛が生えているのよ、一部の種類を除いてね。冬毛から夏毛に変わったりもするけれど、革命的に涼しくなるわけじゃない。飼い猫はその転換がうまくいかないというよ。子猫や高齢猫は、体温調節が得意じゃないから、なおさらだよ。

要するにワタシらだって暑いの苦手なのよ。熱中症にもなっちゃうのよ。家でいるくせに、って声も聞こえてくるけれど、人間だって家の中で熱中症になるじゃない。

で、さ。ちょっとでもしのぎやすくなんないの、とリクエストしたら、家の者がネットで調べてくれてね。横から見てて、驚いたね。知ってる? 最近こんなのがあるんだよ。

接触冷感

日本化学繊維協会ってとこのサイトにね、「便利な繊維/夏を快適にする機能」なんて解説があるよ。触るとひんやりと感じる生地のことらしいね。そんなこと可能なんか?と読み進めると、理屈はなるほど。いろんなメーカーの技術が紹介されている。とにかく、肌から生地に熱が移動するらしく、そんでひんやりとするらしいのよ。接触冷感。へえー、びっくり仰天だ。

職人の店なんかにー◯℃ってあるのがそうなんやろかねえ、何年か前からあるよね。ただね、こっちとら関心は、猫用ってあるのかってことよ。

で、接触冷感、ペット用、と検索してもらったら、あるねえ、いっぱい。取りあえず一つ、2200円という微妙な値段のマットを買ってもらいました。どないなもんやろ、いずれリポートしまっさ。


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