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マイノリティを

みつけてくれてありがとうございます。

成長ホルモン分泌不全性低身長症(少し長いので、この言い方は好きではありませんが以下低身長症と書かせていただきます) の方は日本で1万千人に1人の割合で存在します。これは生活していたらたまに見かけてもいいくらいの人数ではないかと。

私の周りには低身長症の方は言われてみればいないなあ。私が都会に住んでいないのもあるかもしれないけれど電車や街におられるのはあまり見かけたことがないような気がする。

私は、低身長症にしても何にしても自分の持っているものは全て個性だから、それを尊重しようという気持ちをいつも持っているつもりです。

今回はそのことについて少しまとまらない考えを書き起こしています。

海外ではオズの魔法使い、スターウォーズのR2D2、ハリーポッター等数多くの映画やドラマで低身長症の方が俳優として活躍されています。チャーリーとチョコレート工場のウンパッパルンパもそうです。
特にオズの魔法使いではたくさんの方がマンチキンとして出演されています。(その方々が安い賃金に嫌気がさして主演のジュディ・ガーラントさんに嫌がらせをしていた と言う話を始めたら夜が明けてしまうからまた別のnoteで!)

日本ではそういった低身長症の方をドラマや映画で拝見することはまずなくて、きっとそんな作品を作る風潮もないのではないかと思います。

無意識のうちに同情する気持ちになっているのかもしれない。日本の方って本当に優しくて、そして優しい人になりたい。
でもその心は本物の優しさかと言われたらそれは私は違うと思う。

見せ物にするな、健常者と並べるなんてかわいそうだ、
その心って優しさではない気がする。

私もそうかもしれない。
サーカスやテーマパークのスーツアクターとして働いておられる低身長症の方に大丈夫なのかな、重たい仕事や身体に負担がかかるような仕事はやめた方がいいんじゃないかなと勝手に心配していた。
馬鹿けたお節介な考えしかできなかった私の頭を鈍器でタコ殴りしたい。何のために心理学を勉強してるんだろう。みんなが幸せになればいいって漠然と思うことしかできない自分が嫌いになった。
そのみんなって誰よ。大きくても小さくてもそれぞれの幸せがあってそれが各々叶えられたら良いじゃない。なのにこれは幸せじゃない、こうするべきって摘み取ってしまうなんてそんなの善じゃない偽善に過ぎないし幸せなんて自分ではかりとるものなんだから。自分の夢は自分でしか叶えることができないんだし、尊重してあげるべきなんだと思う。

私は知らないけれど低身長症の方がプロレスをする小人プロレスというのがあるらしい。生まれる前のことだけどその時生きていたら私はどう思っただろう。
かわいそうだという声が多くテレビからは姿を消したそうです。

かわいそうって言っているのは誰?誰がかわいそう?なんでかわいそう?

もう分からない。

その方が嫌だけど無理矢理強いられておられるならそれは考え直さなけらばならないけれどそれはその人にしかできない唯一無二のパフォーマンスであって、私たちにそれを止める資格はない。

私は尊重したい。応援したい。その人の、みんなのしたい事を私は応援したい。

日本ってきれいな国なんだ。マジョリティというぬるま湯に浸かってマイノリティを排除するような国だったんだ。
国全体がこんな考え方だからマイノリティの輪に入る事に安心して自分を殺していく。そして輪の外の人間を排除していく。
自分の中でもきっと無意識に排除しているのだと思うと本当に自分が恐ろしい。

でもこんな考えの私の心も偽善なのと思うともう心がごちゃごちゃで、たぶん今回はまとまらなさそう。

でもここからは私の考えなのですが、私は喘息持ちだしつい最近まで拒食症だった。情緒が不安定で自律精神が乱れることもあります。

でもだからといって私の事をかわいそうとは思わないで欲しい。神様が与えてくれた試練だと思っているから、(宗教を信じているわけではないけれど)それを乗り越えることが私の生き方なのかなと受け入れて毎日穏やかに過ごすことができているから。

自分は自分らしく生きるし、他人にはそれを止める権利はない。
どう思われようとも自分の人生だから。それが侵害される、するような事がもしあるのなら私はその人を守るし助けたいと思う。でも私が結局思いついたのは、まっとうしたい ということ。自分の人生、邪魔されてたまるか。進んでいけるなら先へ、先へ。

自分しかできないことを見つけたい。

すみません。拙い文を最後まで読んでくださりありがとうございました。

サポートしていただけるなんて!巡り巡って心優しいあなたの元へ帰ってきますように。