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悲しい

みなさんの、いちばん遠い記憶は何ですか?

人の記憶力の潜在能力って本当にすごくて、何年も前の事を覚えていたりするんです。

古い記憶は私にもあって、1番古いものは曽祖父のお葬式。曽祖父を囲みみんなが涙を流していた記憶が鮮明に残っています。
覚えていると言ったら周りはその頃私は2歳だったのだからそんなわけないと言われますが。

1番古い記憶として多い歳は3歳が多く、24%程。

記憶は多くの場合、感情を伴っています。
ただ、何かをするだけではなくてそれに付随する自分の感情と一緒に記憶として残されるんです。

確かにそのとき私はいつも笑顔のみんなが悲しんでいる様子をみてどうして泣いているのか分からず困った感情が芽生えました。

母の腕の中で抱かれていた私は泣かないでと涙を拭きました。

そこで私が初めて悲しみ を感じとった瞬間です。
 
そのせいか、悲しみという感情は私にとってすごく特別な感情です。他の感情とは別の何か本能的な何かが芽生える。

悲しくなったとき、悲しくなる。
何かの目的が達成できまいとも悲しみはどうも私のいつもそばに付随していて、いつも私はどこかで悲しい感情がある。

目的がなくともいつも側にいる感情。
私おかしいですかね。


アドラー心理学では、人は何かをする目的が先にあり、目的を達成する手段として感情をつくりだすと言われています。
 
感情を使って自分が成し遂げようとした目的は何か。

それを探すことによって、人生において何を大切にしてきたのか、という価値観が見えてくるような気がしますね。

どうも変な話をしてしまいましたね。
思い出におもいを馳せるのも悪くないですよ。

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