「おすすめの本ある？」への回答

自分が読んだ本や、おすすめしたい本紹介のために
再開したnoteですが
私が、なんというか本の魅力を文章で伝えるのが下手くそで、
下書きはもういくつかあるんですが、なかなか納得のいくものが書けていなくて、ベンチをあたためるメンバーだけ増えていくみたいな状況になっています。

読んだ本は日々、積み重なっていくのですが
noteやSNSで更新している本はまだまだ少ないです。

本を読み終わったあとに、感想や印象に残ったシーンや言葉などを書き記しているのですが、内容をすっかり忘れるなんてことはないのですが。

やはりフレッシュな感想や、おすすめしたい気持ちを伝えるには、その本を読んだ直後がいいに決まっています。

もっと気軽さを、行動に加えるべきですね。

多少、ずれた感想になっても
読んで抱いた素直な感想を綴っていこうかな、とこの記事を書きながら
今感じています。

「おすすめの本ある？」

「本を読むのが好き」だと
距離感が微妙な人と、そんな会話になると、
「おすすめの本ある？」って高確率で聞かれます。

仲が良い人は、この質問してこないんです。
面白いですよね。

きっと、相手との関係が微妙なものだからこそ、
沈黙を避けるため、気まずい空気から逃れるように
新たな話題を見つけると、逃すまいと
シンプルで直球の極みみたいな質問をしてくるのかな、と思います。
「おすすめの本ある？」って。

きっと読まないですよね(笑)
読書が好きな人なら別の話ですが、そうでない人がほとんどです。

読もうと思って聞いてる人はほとんどいないと、私は思っています。
単なる会話だと。
ひねくれ者すぎるかなと自分でも思うのですが、おそらく当たっているのではないかな、と。

でも、そう聞かれると
変に真面目すぎる私は考えてしまうんです。
その人へのおすすめの本を。

でも、微妙な間柄ですよ。
仲が良いわけでもなければ、悪いわけでもない。
お互いに、さほど相手に興味はないってなると、正直難しいです、そんな相手への「おすすめの本探し」は。

恋愛小説を読みたいとか、
自己啓発が読みたいとか、
少し具体的にくれると、少し楽なんですけど。

なんせ、相手のことを知らないし
何に悩んでいるかも知らないし、
何を解決したいのかも知らないし、
恐らくこれは単なる世間話で、
多分、相手はおすすめしても読まないし、
でも、もしかしたら読んでくれるかも、
だとしたら、適当におすすめするわけにいかないな
適当に言うなら、言わない方がマシだな、
だって、本との出会いは運命的なものだから。
その人の人生を変える本との出会いは、いつでも静かに衝撃的なものだから。
その人の人生を変える運命の本と、その人の出会いを
私が決めてはいけないな、と

変に真面目に考えてしまって
大抵、「えー難しいよ」って断ってしまいます。

「なんでもいいよ」って言葉が返ってくる場合が多いので
「なんでもよくないんだよ」って言ってしまうことも(笑)

最終的におすすめの本を答えられない場合が多く、
これは本当にごく稀ですが、「感じ悪い」と言われてしまうこともあります。

私は、運命の本との出会いを奪いたくないという気持ちのもと、
軽々しくおすすめできない、という気持ちをもっているのですが
そう捉えられることもあります。

「気軽に教えてくれたらいいのに」っていう相手の気持ちも
まあ、わかりますが…。

今は素敵な本の紹介をSNSなどでされている方も多いので、
本当に読みたければ、私からではなく、
「自分で探せるでしょ、自分で探して」
っていう拒絶の気持ちがあるのも認めますが。

でも、やはり一番大きいのは
「人生を変える運命の」となりうる本と、その人との出会いを奪いたくないという気持ちです。

でも、これではなんだか、あまりにもったいないと思ってしまって
だから、自分が目の前の人におすすめするなら、どの本を選ぶか？って考えながら、相手とコミュニケーションをとってみるのも、面白いなと思います。

そのためには、
その人のことを知らないといけないし
その人が悩んでいることが何なのか、どうしたいのか、
それを感じられる、もしくは教えてもらえるくらい、気さくに話せる仲になる必要があるし

「この人は、こういうジャンルの本がいいかもな。あ、そういえば私はその分野の本をあまり読まないし、知識もないからうまく説明できないだろうな。今度読んでみようかな」
って自分の読書の幅が広がることもあるかもしれない。

そうやって、知識や教養、読書の幅を広げていくこと
私はけっこう好きな気がします。

読まないだろうなと思う相手の
「おすすめの本ある？」っていう質問にも
しっかり答えを出せる本好きでいたいな、と思いました。

というお話でした。
今回も本紹介じゃない記事になっちゃいました。
気軽さ、大事♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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y u n a
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