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784.もう、これからの時代って、プロや専門家なんていらない気がする。だって、みんな偉すぎるんだもの。

【お馬鹿なoucouさんのホスピタリティ論⑦】 


©NPО japan copyright association Hiroaki

1.いつも笑顔のお客たちとムッツリ顔のお客たち


よく見るムッツリ型のお客様と笑顔のお客様がいることがわかるね。
coucouさんの顧問先の商店街は25店鋪あるわけだから、ウォッチングしていると簡単に比較できちゃう。
その中で笑顔のお客様の店は少ないけれど、前号でもご紹介した、唯一のお店がこの写真屋さん。

この商店街は、午前10時から夜10時まで営業でほとんど無休の営業形態。それはイオングループの施設の中の商店街(共存は珍しい)のため、イオンに営業に合わせているためまったく休みがない。そのためか店の経営者はどこも疲れきっている。

coucouさんもこの商店街の顧問を引き受けたため年間200日以上、ほとんど来ている。(年間の販売促進計画を作りコンサルしている)

この写真屋さんの店長さんは、出張写真まで行なっている。
シーズンには小学校・中学校の運動会や遠足、卒業写真や葬儀写真や証明撮影など日々に追われて仕事をしている。
商店街だから1人2役、3役、4役は当たり前。
彼は、初期の頃は環境も変わり勉強しながら働きすぎ、肺ガンになり闘病生活も経験していた。そして10年の歳月が過ぎた。

「中本さん。いつも忙しそうだけれど、疲れていない。大丈夫なの?」と尋ねると、

「当たり前じゃあない。いつも疲れきっているよ…でも、これが自分の仕事だからね…」

「でも、たまにはゆっくり休んだらどうなの。それにストレスも溜まっていると思うよ…でも、どうやってストレスを発散しているんですか?」

「いやあ、一度大変な病気になったし、あまりストレスは溜めないようにしているんですよ。それにもう倒れるわけにいかないし、子供たちも大きくなってきたし…」

不思議にこの中本さんはいつもニコニコ笑顔。
大病なんて信じられないくらいの明るさの持ち主。coucouさんの病気など彼に比べれば大したことではない。肺がんの大手術で胸から背中までその傷跡が今も残る。そう、身体中が傷だらけ、奇跡の生還だという。

それも自然な笑顔を保っているのです。

「あのね。僕のストレス発散法はね、お客様に『ありがとう』といわれることなんですよ。その言葉を聞くと、とんでもない。お金を出していただいて、はるばる遠くから来ていただいて、こちらこそ『ありがとうございます』なのに…。とても嬉しいんですよ、これがまた…」

たしかに注意して見ると、来店するお客様が皆『ありがとうございます』といっている。たしかに変だよね。そこで、この中本さんをしばらく観察していると…。

常に店の中を動きまくっている。

お客様にいつも自然な笑顔で優しく、あたたかい。

なぜか嬉しそうにお客様と接する。

レジカウンターに誰も立っていない。

そう、写真のことを丁寧に教えている。

そして、いつもお客様の話を上手に聞いている。

お客様もニコニコ、中本さんもニコニコしている。

coucouさんももついつい『ありがとうございます』…といってしまう不思議な空間。誰もが安心し、あたたかく、親切に、丁寧に接する。

彼は、長い間車の販売営業をしてきた。
1台売れれば何百万円の仕事。でも、今は1枚35円のデジカメプリントや、スマホ写真、一般写真の仕事が中心。もちろん単価的にも大きな違いはあるけれど、日々の細かな仕事にも敬服してしまう。

「coucouさんねえ。今までの商売との大きな違いはなんだかわかりますか?今までは1軒1軒訪問し、会社関係や個人のお宅に営業をしていました。このようにお客様のところに訪問する仕事でした。価格も高価なため、1台売れれば何年もそのお客様と会うことが少なくなります。会いたいお客様もいるのですが営業が忙しくてなかなか顔を出すことができなかったんでよ…。」

「だってねえ、それに比べると、今の仕事は、お客様が来てくれるんだよ。それも仕事を持って、お金を届けに来てくれて、より多くの人たちに出会って、こんな素晴らしい仕事はないと思う…」

2.どうやったらお客様に喜んでもらえるのだろう


「それに『ありがとうございます』といわれたら、こんなら嬉しいことはないよ。この言葉にどれだけ救われ、助けられてきたかと思うと、今の自分はお客様によって学んできたような気がするんだ。僕は社員だからあまりサービスはできないけれど、自分が学んできた知識をより多くの人に伝えて、写真の楽しさや面白さを伝えている。」

「他の大手の写真店では1枚18円でデジカメプリントをしているけど、うちではその価格ではまったく勝負できない。だから感謝しながら知識を一生懸命に伝えているんですよ…」

余談だけど、coucouさんは写真が大の苦手で今まで使い捨てカメラしかいじったことがなかったのだけれど、(弟がカメラマンのためすべて撮影してもらっていたため覚える時がなかった…)この中本さんマジックでデジカメを買い、仕上がりのアドバイスや技術を教わってきた。

たしかに他の安売り電気店やカメラ屋で買えばもっと安く買えたのかもしれないけれど、coucouさんはこの店で買いたくなってしまった。
そして、いろんなことを教えてもらう。この知識や技術料はおそらく他店でマネができないものだと実感している。

今、カメラ業界はどんどん潰れ、価格競争の真只中で、価格は安くなり、さらにパソコンのプリントアウトも普及し、誰もが美しく仕上げられる時代の中で、わずかな違いを売ることで、この中本さんの店は繁盛し続けている。

まさに人間直力~
いや、笑顔の力~
つい、一緒にいると笑顔が出てしまう魔法のお店。

この大不況化の中の写真屋さん。業種に問題があるんじゃあなくて、業態にあるということがわかる。
その業態とはホスピタリティ・スピリットにある気がする。

 

©NPО japan copyright association Hiroaki

3.ホスピタリティとキャラクターコンテンツの活用


人に気持ちを伝える…とてもむずかしいことと考えがち。
どうしてむずかしく考えてしまうのかといえば、技術や知識がないとか、専門的なことがわからないからと思いがちだよね。
でもね、「人に気持ちを伝える」ことは、そんなことは何も必要のない気がする。
たとえば、接客が上手なければ商売が繁盛する訳じゃあないよね。

味が美味しいだけで、儲かる訳でもない。

話し方が上手であれば、人に魅力を与える訳でもない。

大きなお金を動かせるから儲かる訳でもない。

表現が上手なら物事がうまくいく訳でもない。

知識や技術があれば物事が解決する訳でもない。

皆、接客や、味、話し方、お金の動かし方、表現や、知識、技術の不足を考えているようだけれど、「人に気持ちを伝える」ことに、これらが必要のないことがわかる。

また、これらとまったく関係のない世界が、キャラクター・コンテンツの世界。

多くの人たちは不思議に思うことかもしれないけれど、このキャラクターの世界も上手、下手は一切関係がない。

大切な条件は、それをつくる意思があるか、ないかだけなんだよね。

 

coucouさんのお伝えする、ホスピタリティ・ライツってね、「相手を思う心」「共に感じる心」「尊敬する心」「信頼する心」「喜ぶ心」「喜ばれる心」「あたたかな心」「感動する心」「感謝する心」「ありがとうの気持ち」「サービス精神」のことなんだ。
これはね、商売でなくても同じ、大切な人間関係も同じなんだ。

このように目に見えないものを伝える、知らせる、理解してもらう。その表現が言葉になったり、絵や文字で見せることで充分なお手伝いの役割を果たす。

このキャラクターの役割は、ホスピタリティ・ライツの定義をすべて網羅しているもの。このcoucouさんの顧問先のホスピタリティ・キャラクターの一部をお見せするね~

東京都で入賞したホスピタリティ・キャラクター©NPО japan copyright coucou 
商店街独自のオリジナル©NPО japan copyright coucou 
©NPО japan copyright coucou 

ネーミングは「かんこうさん」菅原道真公の「菅(かん)公(こう)」の略。この地域には日本最大の菅原道真公の銅像があり、あまり人に知られていない。そのため、商店街と共に地元市民と力を合わせて、たくさんの人に知らせるための町おこしキャラクターとして商店街のホスピタリティキャラクターを創った~

少し変顔だけれど、子どもたちは笑いこげる。

みんなにこの変顔で笑顔をつくる~

お金のない商店街だけど見事に優勝して東京都から資金を補助していただいてゆるキャラを作成~もちろん、プレゼンはcoucouさんと写真屋さんの二人で頑張った~(テーマソングも作成)

このキャラクターは商店街に来るお客さまや子どもたちが参加した公募作品の中から選んだもの。店内にはオリジナルソング(童謡風)の曲を流し、各店舗にはこのキャラクターが置かれ、宣伝物やホームページなどにも活用。ラインキャラクターやグッズも販売~

みんな楽しそう~
笑顔の商店街~

みんな、変顔にニヤッと笑ってくれる~


4.人の姿って、全部自分に反射するんだね


「どうしても上手く行かない」「人がそばに寄ってこない」「お客が減った」「売上が伸びない」「仕事が決まらない…」。

お客様は鏡。

人も鏡~

すべては自分の姿が反射している。

「どうしても理解してもらえない」「わかってもらえない…」すべて自分に原因がある。その原因を知るには勇気のいることかも知れないよね。

でもね、前向きに考えるならば、とても素晴らしいアドバイスをいただいたいることがわかる。

「上手くいかない原因」「人が寄らない原因」「お客が減った原因」「売り上げが伸びない原因」を真剣に自分の問題として受け止め、考えれば自動的に解決する問題のような気がする。

どうしても人は原因を他に求めてしまう。
それはね、自らの消極的な心がそうさせてしまうんだ。
だから、どうしても人って、自分を中心に考えてしまう習性がある気がする。
だから、もう少し相手のこと(お客様や友人を含め)を考える必要があるよね。そこにはコミュニケーション不足(笑顔)も原因している。

ホスピタリティ精神ってね、「自分よりもまず相手を思いやる」ことから始まる。相手を思いやることができなければ、自分も思いやってもらえないもの。

よくお店に行くとペラペラと話しまくる定員さんがいる。
(パソコンやスマホ、電化製品などを見に行くとすぐさま定員さんが寄って来て話しかける、いや、話しまくる…。知りたいこと以外の難しい専門用語、そんな言葉は誰ものぞんでなんかいないのに…)

自分のことを理解してもらいたい、わかってもらいたいという人達。
でも、何時間、何十時間話しても相手にはまったく伝わない。それは話す時間の長さじゃあない。

いっぱい話せば勝手に自分は安心し、満足する、これだけ話したんだからわかってくれている、理解してくれていると勘違いしてしまう。
話は長ければ長いほど相手も疲れてしまい、耳に入らなくなる恐れもある。だから、話は時間の長さじゃあない気がする。

 

明日はね、「心に感動を届ける」というテーマ。「感動」。感動のないものはどんなものでも売れない。
ホスピタリティ精神のないモノは心に残らない。
ホスピタリティ・スピリット「感動」とは一体なんでしょう?
もうマニアルなどいらない。
すべてのホスピタリティは喜びを生み出す。
プロや専門的なことなどいらない。
感動を伝える顧客完全満足を実践する方法をお伝えするね。

ありのままの君がいい。As You Are (feat. Shy Carter) - Charlie Puth 【和訳】


※後半に、Ⓒひとえさんコラボ作品~【ちょっぴり悲しい癒しの童話】聞いてくださいね~



coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru


©NPО japan copyright association 

94.【癒しの朗読】

【ちょっと笑える癒しの童話】不思議な帽子(豊島与志雄・作)【心穏やか読み聞かせ】

Ⓒ一技(ひとえ)YouTubeチャンネル~仕事やご自宅、眠る前にスマホでもお聞きくださいね。


Ⓒ一技(ひとえ)【癒しの朗読】

【ちょっと笑える癒しの童話】不思議な帽子(豊島与志雄・作)【心穏やか読み聞かせ】



永遠が欲しい、
i want eternity

いつまでも、
forever and ever,

このままでいたい。
I want to stay like this.

誰もが、
everyone,

そう、思う。
I think so.


だけどね、
But,

永遠なんて、
forever

この世にはないんだよ。
It doesn't exist in this world.

それでも、
nevertheless,

人って、永遠を願う。
People want eternity.

だけどね、
But,

もし、永遠があるとしたら、
If there is eternity,

過去の、
Past,

今の、
now,

明日の、
tomorrow's,

幸せも、
Happiness too

悲しみも、
sadness too

喜びもなくなるんだよ。
There will be no joy.


時間ってね、
it's time

限られているから、
because it is limited

素晴らしく輝くんだよ。
It shines wonderfully.


そんなことよりも、
than that

たった今の、
right now,

あなたの笑顔の方が、
your smile is better

素晴らしい。
wonderful.

ほんの、一瞬かもしれない、
maybe just for a moment,

たった、わずかな時かも知れない、
Maybe just for a little while,


それでも、
nevertheless,

そんな信じられない、
I can't believe that

永遠なんて、いらないよね。
I don't want forever.

この、わずかな、
This slight

一秒、
one second,

一分、
Minute,

一時間、
one hour,

24時間、
24 hours,

そして、明日には、
and tomorrow,

永遠が束にかかって来ても、勝てやしない。
Even if eternity hangs on the line, you can't win.

そんなことよりも、
than that

たった今の、
right now,

あなたの笑顔の方が、
your smile is better

素晴らしい。
wonderful.

それがホスピタリティ。
That's hospitality.


Ⓒcoucouさんのホスピタリティ
Ⓒcoucou's hospitality


©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

最近、coucouさんは年のせいなのかなあ~
いつも泣きっぱなし~
もちろん、悲しいだけじゃあないよ、うれし泣きも多い。

みんなのnoteを見て涙がこぼれたり、みんなのnoteで紹介される歌や音楽、映像でも、映画はもちろん、テレビのCМやニュース、事件、事故、災害、スポーツ。ちゃりれれさんの歌声、詩や言葉、その他、多数~戦争や戦いのシーンなども作り物なのに泣いてしまう…。

だからいつも、ハンカチ王子(おやじ)~

何だろう?

そう、自分の子どもではないのに、可愛い笑顔の赤ちゃんを見ると涙が出る。この暑い中でやっと歩いているお年寄りの姿に涙。
若い人が手を繋いでいる姿を見ているだけで涙。

もちろん、道路作業員の、警備員のお父さんやお母さん。

どうやら涙腺が壊れてしまった気がする。
だって、このnoteを書きながら涙が止まらないことも多い…。

そんな中で、昨日は一日泣かされてしまったnoteがあった~
それはね、madamhirokoさん、coucouはANDYと呼ぶ~

彼女はcoucouさんと同じヘップバーンを愛し続けている。

愛の深さでは勝てないけれど、だから日本では彼女がANDYだと思っている。同じユダヤの血を引き、アンネ・フランクと同い年のヘップバーン。
深い戦争体験が、ヘップバーンの人生、ユニセフへの献身し、特に後半は子どもたちのために生涯を送る。(下記参照)

そんな遺志を継いだのか、たった一人でこのnoteの世界と社会を相手に、世の中の矛盾を言い続ける。そして、警笛を鳴らし続けている女性~

madamhirokoさんのnoteが涙が止まらない~

どの国の兵士は戦争なんてしたくない、争いだってしたくない。
ウクライナもロシアの兵士たちも。

そして、その家族たちも。

みんな同じ人間~

悪いのはすべて狂った権力者たち。


みんな~
是非見てくださいね~
何度見ても、涙がとまりません~


またまた、長文~
もう、とまんない~

でもね、毎回読み続けてくれる、みんな~
ありがとう~

だから、勝手に頑張り続けているcoucouさん~

ありがとう~

また、あしたね~

May the world be peaceful



文字数7,215文字

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