オフ・ザ・マット(Off the mat)のヨガ哲学
「マットの上では皆が平等」
インドのシャラ(ヨガ道場)でスワミに言われた言葉
これは、私の中で大切にしていることの一つである。
ヨガは誰も同じように、心地の良い呼吸をする権利がある。
逆に言えば、人のマットのに土足で上がってはいけないという意味もある。
例えば、シャバアサナの時にモノ足らないからと言ってストレッチするとか。
シャバアサナは心と体を緩める時間です🧘
これはオン・ザ・マット(On the mat)のヨガ哲学である。
では、マット以外でのオフ・ザ・マット(Off the mat)のヨガ哲学とは?
これも、ヨガをする私たちヨギーにとっては大切なことだと思う。
例えば、時間を守るとか人への気遣いとか。
ヨガスタジオの予約でも、このオフ・ザ・マットの哲学が言える。
例えば、行けるか行けないかわからないけど、
『とりあえず予約してやっぱり当日キャンセル』
これはマナー違反である。
ヨガスートラのヤマの「アパリグラハ」にあたる。
アパリグラハとは、貪欲、必要以上に欲しがる という意味。
そして、アスティア(盗まない)にも通じる。
とりあえず予約する・・・ということは、本当にレッスンを受けたい人の
場所と時間を盗むことになる。無断キャンセルは言うまでもない。
「でも予約しておかないと満員になったら嫌だ」という声も
聞こえてきそうだが、大丈夫。本当に縁があるレッスンであれば、絶対に受けたいと思った時に予約(またはキャンセル待ち)したら受けることができる。
ヨガは「つなぐ」という意味がある。
縁があるレッスンは必ずつながることができる。
その日に縁がなくても、次の日に縁があるかもしれない。
ヨガを通して、つながりを感じてもらえたら嬉しい。
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