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パパの誕生日プレゼントはサーフボードです《後編》~~波待ち日記~~

サーファーにとって、
サーフボード談議が
最も楽しい話題かもしれない。
みなさんどうですか!?

前編の記事として、「Global Shaper Challenge」優勝者の日本人シェイパー熊谷充功(くまがい みつのり)さんが削るサーフボード、通称KUMAフィッシュを買おうとしており、そのボードオーダーのカウンセリング模様まで紹介しました。

その後編として、具体的なオーダー内容を紹介しようかなと思います。

サーフボードのコンセプトを考える

独占代理店であるレトリックサーフのカズさんに相談しながらサーフボードをデザインしていきます。サイズを決めるにしても、コンセプトがないと始まりません。

僕がKUMAフィッシュに求めたもの
それは「スピード」です。

なぜ僕がスピードを求めるのか。それは、Clubhouseで出会った鳥取ローカルのHAYATOさん言葉がキッカケでした。

「サーフィンは兎にも角にもスピードだよ」
「久々に乗るボードなんかは、一度MAXスピードまで出してみて感覚を思い出す」

とのこと。とりあえずカズさんに聞いてみました。

【質問】スピード重視のサーフボードってどうですか?
KUMAボードにかかわらず、ボードの性能としてスピードに重点を置いたときの良し悪しは?スピード重視のボードは初・中級者の選択としてどうなのか?「サーフィンはスピードをつけて初めていろいろできる」、「スピードに乗るのが難しい」等、どこかで聞いた記憶があり、スピードを重視しようと思いました。

【カズさんの回答】
浮力が多いとスピードはでやすくなります。スピードはサーフィンにおいて最重要点といっても過言ではないです。スピードに乗っていなければセクションを抜けて行けず技は決まりにくくなります。

浮力を重視するが上に浮力を上げすぎると、スピードに乗りながら荷重をしっかりとかけて板を押さえれないとターンやシャープ動きができません、
一般に言われるオーバーフローです。

しかし、波乗れてアップスでスピードに乗る練習をしてる方なら浮力ありのボードで、そこから少しボリュームを下げて技の練習にはいり、技がある程度できるようになれば適正浮力のボードを見つけて波質に合わせて少量のボリュームを変化させると良いと思います。

この答えで僕のサーフボードのコンセプトは「スピード」に決まりました。まずは速度を出す。それが出来るようになり技を仕掛けたくなる頃には、ボード浮力が多く感じると思います。これが次のボードオーダーへのシグナルとすることにしました。

KUMAフィッシュのスピードが出るのか?

スピード、でます!
「Global Shaper Challenge」で優勝とは、ミック・ファニングが最も優れたサーフボードであると認めたということ。

世界最速の男、ミック・ファニングが認めたということで、スピードが出ないわけがありません(笑)

よういちちゃんねるSpirit Kooksのよういちさんも、スピードを大絶賛。


カラーリングを考える

僕が一番時間がかかるところでもあり、悩むのが楽しいところ。出来上がったときのお楽しみにということで、詳細はお伝えしませんが、コンセプトだけ紹介しようと思います。

イメージしているのは、アッシャー・ペイシーのグリーンのようなカラーリング。

どことなく、ビーチブレイクを彷彿させませんか?
深い緑とスープのような白がかった青緑、うっすら見える黄色い砂。こんなコンセプトです。

サーフボードへのこだわり

あんまり詳しいことは分からないものの、オーダーということで、こだわりを盛り込みたいと思っていました。

僕は会社に出社していたころ、ビジネススーツが好きで、基本オーダースーツでした。こだわりはジャケットの袖にあるボタン。

普通4つボダンがついてますよね。あれは飾りなんで、ボタンをはずすことができません。ついているだけです。

あのボタンをはずせるように穴をあけて貰い1つだけはずす。そうすることで、オーダースーツだとわかるようにする。そんなオプションを3,900円でつけていました(笑)

★こだわりポイント①
話がそれましたが、今回のボードのこだわりは、、、
ずばり!「ハーフインチ」

提案されたのは5.7フィートなのですが、それを5.65フィートにしました。「ファイブ、シックス、ハーフ」です。

一目でオーダーボードと分かる「ハーフインチ」。
男のこだわりです。こういうのが好きなんですよね。

という感じで決まったサイズは「5'65"x20'3/4"x2'3/8" 31.39L」(※フィッシュテールをシェープ終わりには1リッター位数値が少なくなる)

★こだわりポイント②
なんとなくボードにメッセージを入れたくなりました。とはいえ名前だけじゃ物足りない。そんなとき、一緒に波待ちラジオをやっているトッキーさんから教えて貰ったフォーマットをパクりました。「KUMA for TOMO」を刻みます。


そんなこんなをお伝えしてオーダーは終了。
納期は早くて12週間なので10月~11月頃、いや~、楽しみです!

お見積り

おまちかね、気になるお見積りです!

■ 合計: 178,400円
FISH (x 1) 81,400円
素材【EPS】 (x 1) 19,500円
カラー単色片面 8.500円
追加カラー2色 10.000円
フューチャーズ T1(フューチャーフィン) (x 1) 12,000円
アッシャーペイシー(5.59):白 15.000円
関東 (x 1) 27,500円
緊急事態付加運賃 (x 1) 4,500円

18万円!
ちょっと高いですよね。安心してください。僕が色々盛り込んだからです(笑)

素材をPUにすると2万円減、カラーを選ばなければ2万円減、フィンを買わなければ3万円減と10万円程度で購入できますので~

〜〜波待ち日記〜〜



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