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キャズム ver 2 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論

おはようございます。Shunzoです。
読んでいただきありがとうございます。

今日は【キャズム ver 2 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論】を紹介します。


社会課題解決を目指して新しい商品の開発を目指す方々におすすめしたい本です。

顧客層がどのように変遷するかをInnovators、Early Adopters、Early Majority、Late Majority、Laggardsに分け、Early AdoptersとEarly Majorityの間にはキャズム(深い溝)があり、これを越えられずに市場から退出する企業が多いので、どうやって越えるのかについて示唆を与えてくれるのが本書です。

本のカバーに「あなたの考えるサービスや製品は、"キャズム"を超えられるか?」とあり、このフレームは常に私の頭の中にあります。

あなたの考えるサービスや製品は、
(1)で問題を抱えている
(2)向けの、
(3)の製品であり、
(4)することができる。
そして、(5)とは違って、
この製品には、(6)が備わっている。

(1)〜(6)にはそれぞれ、
(1)=現在、市場に流通している「代替手段」、
(2)=橋頭堡となるターゲット・カスタマー、
(3)=この製品のカテゴリー、
(4)=この製品が解決できること、
(5)=「対抗製品」、
(6)=ホールプロダクトの主だった機能、
が入る。

【キャズム ver 2 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論】より

以前、私が大企業で新商品の開発に関わっていたとき、本書の内容を実践しようとホールプロダクト化を提唱しましたが、自社の得意領域(コアプロダクト)だけでやりたいという会社の構造を壊すことができず、将来性を見出せなかったので退職したことがありました。上層部に本書を読んでいる人がいたら変わっていたかもしれません。

社会課題の解決を目指して新しいことに取り組んでいる方々に成功していただきたいので、本書から示唆を得ていただきたいと思います。

【キャズム ver 2 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論】の紹介でした。

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