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津田佳和さんの講演を聞いて

6月10日に津田佳和さんのWebでの講演を聞いた。16歳で起業し様々な困難を乗り越えて、現在、エルサルバドル共和国とニカラグア共和国の2カ国親善大使をされている方で、とても貴重な話を聞くことができた。

16歳で起業したきっかけ

学校になじめなかった。学校に行く意図を明確にできなかった。という理由で高校に行くという選択をしなかった津田さん。自分の夢を叶えたい、選択肢を広げるために企業を決意した。まだ未成年で社会経験もないが、不安はなかったのかを聞いてみると、中卒というレッテルを貼られ、求人からも全くあてにされなかったので不安はなかったと話されていた。周りの反対はあったが、それでも体一つで飛び込んだ。という話を聞き驚いた。

起業の拡大と困難

4年間、主に飲食店を起業し営業した。資金は100万円もかからず、なんと無借金で展開していった。さらに求人をまったく募集せずに自分も働きたいと、60人もの人数が集まってきた。未成年で中卒という厳しい状況でも、自分の進むべき道をしっかりと見据え、店舗を拡大していくことができた津田さんに感動した。それから更に従業員を雇うために店舗を拡大させていった。しかし、人を雇用していくということは自分にも責任がのしかかってくる。そんな状況の中で、自分をずっと追い込んできたと話す津田さんに対して、責任感というものがどれだけ重いものかを改めて実感することができた。その後、雇用してきた社員の総辞職でお店が閉店し、まったく電波の届かない山の中で山籠もりをしたと話されていた。どうやって乗り越えたのかと聞くと、「辛いことがあってもそれが一生続くことはない。それを乗り越えた先、あんなこともあったな。と笑い話になると思う。」と話されていた。この言葉を聞いて、自分もこれからの人生、どんな困難があるか分からず進学のことなどで不安な気持ちになることもあったが、少し気が楽になった。

人脈とは

津田さんが起業して、困難にぶつかっても乗り越えることができたのは、もちろん、津田さんのポテンシャルの高さや力によるものだが、他にも津田さんを支えてくれた人たちや、起業についてきてくれた人たちが存在する。津田さんにどうやって、人と出会ってきたのか、どうやって人脈を広げたのかについて聞いてみた。津田さんは、人脈とはチャンスがあるときに自分でどう作るか、いかにそういう人たちと出会えるかという環境だと答えた。だからチャンスがあるときに自分でどう作れるかが大切だと知った。

感想

津田さんの講演を聞いて、自分の中の将来についての考え方や人脈について価値観や考え方が変わった。特に人脈については、いままでお互いの価値観や相性によって人脈というものが形成されていくものだと、勝手に思っていた。しかし、自分から相手に対して、積極的に質問や気になったことを伝えることで、自分を知ってもらうチャンスを作り、相手と自分が理解しあうことで人脈が生まれるのだと知った。自分の生き方、価値観を見直すことができた、とても良い経験になった。


津田佳和さんとシャベンジャーズの皆さんについて



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