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わたしの心に響いた言葉たち#66 北京オリンピック編 結果というところは天気のよう

日本スキーフリースタイルモーグル
北京オリンピック銅メダル堀島行真選手のインタビューで気になった質疑応答の部分のまとめです。

「今回銅メダルを獲得する事ができて、みなさんの応援のおかげで獲る事ができました。

またこうしてメディアを通じて今の状況なので現地に来れない方含めてメディアを通じて、日本の方、全世界に届けていただいたのを本当に感謝しています。

まずは本当に嬉しいと言う気持ちと安心して、
また次の4年に向けて頑張れると言う気持ちが大きいです。」

Q:4年前の雪辱を果たすメダルとなりましたが、堀島選手にとってこのメダルの価値、そしてこの4年間で得られたものがあれば教えていただけますでしょうか?

A:本当にここぞというところで結果を出す力だとか。
本当にやるべき事、選手としてどんな状態で挑むべきかとかがしっかりと分かってくるようになってきたので。
本当に結果というところは、左右、天気のようなもので、昨日僕は獲れなかったかもしれないですし、そうゆう状況の中みんな選手はやっているので。
ただ、そこに向かう準備というのは絶対に出来るところではあるので、その準備を今回明確にできたというところは4年前とは違う。
しっかりと準備ができたと思います。

Q:昨日予選練習の前に地面に寝転んでいる様子を拝見したんですが、あれは理由がありましたら教えてください。

A:準備というところも含めて、張り詰めた空気の中、やっぱり、どうしてもプレッシャーに押し潰されそうになったりとか、
そのプレッシャーを維持し続けて集中を維持するのはなかなか困難な事なので、一旦目をつぶって、地面に寝っ転がって、
ほんと体が一番リラックスした状態で、頭も体も休ませるという思いの中でそういう行動をしました。

Q:多くの練習を積んできて、この4年間は少し休む事を入れながら取り組んできた4年間だったと思うんですけど、堀島選手のここまで頑張れた原動力というのを改めて教えてください。

A:まずは単純に小さい頃から目指してきたオリンピック。
その舞台で金メダルを獲るところが原動力が大きいんですけど、
その舞台で失敗した経験を経て、その失敗のダメージは大きいなって感じましたし、この2度目に向かう中で、やっぱり次失敗したらどうしようとかネガティブな気持ちが多い中毎日過ごして、
でも、それでも2回目にきた今だからこそ、やるべきことは絶対に前回とは違うという、同じ失敗はしないようにと思いました。
そういう中で本当にメダルを取れるかどうか分からないとか、結果を残せるかどうか分からない中で、今回結果を手にする事ができたので、そこは良かったかなと思います。



堀島選手のインタビュー過去の練習フィギュアスケートの練習をしたり、鉄棒の大車輪をしたり、パルクールをしたりと様々な競技からバランスや体幹を鍛えていた映像を見ました。

持ち前の運動能力の高さでどの競技も物凄く上手でした。全てはモーグルのパフォーマンスを上げる為の準備の一つ一つなのです。

堀島選手は
『本当にここぞというところで結果を出す力だとか。本当にやるべき事、選手としてどんな状態で挑むべきかとかがしっかりと分かってくるようになってきた』

『準備を今回明確にできたというところは4年前とは違う。しっかりと準備ができたと思います。』という言葉から勝つ為のマインドのようなものを手に入れていると感じました。


また、『本当に結果というところは、左右、天気のようなもの』と発言したように予想していて事が外れたり、思いもよらない事が起こるケースもあるのです。

この前の高梨沙羅選手のウェアのことや羽生結弦選手の氷に穴が空いてたなどのように、超一流の選手でも予想だにしない事ということが起こるのです。それはどうしようもないことでしょう。

結果が全てだという人もいるかもしれませんが、思った結果を出す事ができなかったとしても、それまでの練習や準備、考察が出来ていればその後も輝き続けるだろうと思います。

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