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学校で仕事が出来るようになるまでの道のり④

どうも。うぇい。です。

京都府初の高校魅力化コーディネーターとして活動したことやそこを通しての気付きなどを備忘録的に書いていますが、気付きを書こう第4弾でございます。

前回は、学校の指示命令系統のお話と対面での人間関係の構築の大切さをお伝えしたんやけど👇、

今回は味方を作っていくってお話をしたいと思うわけです。

自分のやりたいこともやりたい

これまでのお話で、自分の位置が分かって、自分のやりたいことをやるのは二の次でまずは学校がやれることを、っていう考えて動くことが必要ってことが分かり、まずは自分のやれることを、と思って日々の業務に取り組んでいたわけやけども…

やっぱりさ・・・・

元々教育に関わりたいっていうのは、「子どもと一緒に学びを深めていきたい」っていうのがあるわけで、生徒と関りが持てないことって非常にモンモンとしていたことも度々で。

でもこのモンモンをどこに言うても解決せんし、今はそこ言える立場じゃないし…ってな具合で過ごしておりました。

まぁ、でもさ、やりたいには変わらないw

とはいえ、自分一人の力で、しかも学校での自分の影響を及ぼせる範囲なんて本当針の穴程度もなくて、やれることをやることしかできなかった。

めげずにやれた理由

やりたいこともやれない、どうしようもできない、そんな状況が続くと「やってられるかぁぁぁぁぁあぁ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾」ってなってもおかしくなかったんやけど、いや、大分不貞腐れたりもしたけど(笑)、それでも、やってこれたのは、1つ自分の勝負を掛けるところを持っていたから。

それは、キャリア教育講演会に講師としての登壇。

うちの学校は毎年1回、12月に全校生徒に向けてキャリア教育についての講演会をするんやけどね、その講師とかを選定するのは進路部の役割で。

いつ頃オファーしてくれたんかちょっともう記憶にないんだけど、6月とかそれくらいの結構早い段階で進路指導部長がオファーしてくれたん。

オファーしようと思ってくれたのは、うちが着任した一番最初の職員会議での皆さんの前でのあいさつを聞いてだったみたい。

単純に「地域の子供たちに選んでもらえるような学校にするお手伝いが出来たらと思います」っていうことを言ったと思うんだけどね。当時学校の雰囲気とかも全然知らんかったけど、その中、そういえた度胸を買ってくれたんかな。わからん(笑)

と、いうことで、とにかくうちの中では、その12月のキャリア教育講演が勝負!と決めて、「とにかくそこまでは生徒に存在を知ってもらう」ということを軸にひたすらあちこちに顔出した。

何をしているかは知ってもらわんでいいから、とにかく「あの人よく見かけるけど、なんなん?」ってなるようにとにかく授業から行事から部活動からキャッチできるものには全て顔を出したし現場にも足を運ぶようにしていた。

訪れた転機

12月に勝負の場所があるというのを分かっていたとしても、せっかちなうちとしてはやっぱり悶々とすることもあったわけで。

「一番ありがたいことは何もしないこと」

とか言われちゃったりしてたしね。

そんなモヤモヤしていた2学期半ば、キャリア教育講演会の打ち合わせで進路指導部長とお話したんだけど、その時に3年間やり切るつもりでいることとか、最近の自分の身の回りのこととか、色々お話させてもらったん。

ここは、うちの運の良さだと思うけど、進路指導部長もちょうど、この学校を本気で変えようと奔走してた時やって、うちの想いとご自身の想いとシンクロする部分とか感じ取ってくれて、その時から物凄く話を聞いてくれる存在になりまして。

何かあれば相談だし、今後の作戦とかを考える上でも色々アドバイスをくれたんね。

やっぱりうちは教育現場に関しては全然わかってないし、その辺はベテランの感覚感性を参考にさせてもらってた。

そう。

味方が出来たんです。

もちろんそれまでにも、色々お話できる先生方はいたんだけど、部長クラスの先生で突破力のある先生で味方が現れたというのが非常に大きなことでして。

全方向で味方を作っておくことが間違いなく動くにはいいんだけど、やっぱりある程度権限も持ってる人がいないとな、っていうのは、これ以降物凄く感じるわけです。

きっかけはあらゆるところに落ちている

そんなわけで、一人強力な味方が出来たことで、うちの2年目の動きはかなり大きく変わっていくんやけど、この味方1人を見つけるのがすごく大変だった。

と、いうか、一人でいいから、ある程度突破力のある先生を味方につける、ということが定石ながら、そのきっかけって全然見つけられなくて、どうしたもんか、って思っていたんだけど、本当、思いもよらぬひょんなとこからやってきた、って感じ。

うちの場合は、

キャリア教育講演会の依頼をもらって⇒打ち合わせをして⇒その時肚割って話して

それで味方が出てきた、って感じだけど、結局さ、

どんな自分を見せているか、本当、それに尽きるんじゃないかなぁ、なんて思ったりもする。今になってだけど。

想いをもって、自分の信念を持って、自分を信じて動いていくしかない。でも、その自分の小さな行動、小さな発言を誰かは必ず見ていて、必ず誰か拾ってくれる

もちろんいいも悪いも全部見られてるってことなんだけど(;´∀`)

そう考えると、どれだけ誠実に生きているか、って大事だよなぁ、なんて思うわけです。

(続く)

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