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漂着物

おはようございます。ナオコです。

今日もよろしくお願いいたします。


いつも、投稿見てくださっている方々、ありがとうございます。


私のような障害者をご理解いただいて、存在を認めていただけることは、とてもうれしく感謝しています。ここに居ていいと、伝えて下さってるようです。そんなふうに、受け取っていいのでしょうか。


私の病名は「統合失調感情障害」といいます。統合失調症と双極性障害(躁鬱病)をあわせ持っています。どちらの症状もありながら、どちらでもないというところなんですが、自らの病いを理解していくのに、本当に多くの時間を有しました。


まず、発症してから立ち直りが早かったのは、写真のおかげです。写真のために、早く社会復帰をしなければ、と必死でした。フィルム代を稼ぎたい、こればかりでした。でも、それもまた、悪化する原因でもあったのです。ここでもまた、社会復帰にムキになるとでもいえばいいのでしょうか。がんばりすぎなんです。本当ならゆっくりしていいときに、走り出す性分なんですね。


今さら、当時の自分のやり方、自分の病気への理解のなさを嘆いているわけではありません。大変な時期だったと振り返るばかりです。


今の話に戻ります。日常生活の中で、できないこと、つい忘れてしまうこと、たくさんあります。やはり、人間自分にできることしかできません。それを助けてくれているのは、母です。もめているだけではないのです。お互いに反発しあいながら、助け合っています。こんな間柄です。中和してくれる父が不在になったので、よけいに母との新たな関係を模索しているところです。大変です。


障害者と家族の関係は、様々な障害において、とてもデリケートな問題です。障害によって、必要なケアは違ってきますが、家族へ迷惑をかけているという思いもぬぐい去れません。


ただ、私は自由にやらせてもらえてる方なんです。そう、自覚しています。少し自分を褒めてあげられるのは、自己管理がなんとかできているから、だから、自由にまかされているところがあるというところです。これは、とても幸せなことです。不自由で苦しい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。


健康な方の中にも、個性があるように、障害者といっても、障害とその本人の個性がありますから、ひとくくりではすませられない問題です。病名でレッテル貼っても、みんな個性はそれぞれ、ということなんです。ひとりひとり違って当然です、同じ病名でも。


人には個性があり、色があります。その色は時に変わり、歳を重ねながら変わってゆくこともあります。そして、当然生まれながら持ち合わせている色もあるのではないでしょうか。
人が安らぐ緑はむずかしい色なだけに、もしかしたらだからこそ、いつも人のそばに存在してくれているのかもしれません。樹々の葉、花の葉、雑草たち。緑はバランス、調和、平和を意味しています。さすがにむずかしい色です。意味合いとして、同種に捉えられている色はピンクです。愛です。
人がかさなりあって色が生まれる、なんて素晴らしいのでしょう。きっとそれは、無限なはずでしょう。

河津桜です。静岡県河津町で発見された早咲きの桜で、立春とともに開花します。なので、もうつぼみがついています。四月頃咲くソメイヨシノより、もう少し濃いピンクの花びらの桜です。暦どおりに春が来ます。


日々、感じることがたくさんあります。今日は長くおつきあいいただき、ありがとうございます。

それでは、またお会いできますように。
大変ありがとうございました。


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