ナオコライフ23 本をゆっくり読む幸せ

最近の傾向は、なかなか読みたい本に出会わないということ。出会ったときにわかるのは、過渡期なのか新しい感覚になろうとしているのか、とにかく変わってきているということ。それくらいは流れで察している。父の死が大きなきっかけになっているのは、確かなことだとおもう。より精神的になってきている。

まず、急がなくなった。急ぐような生活をしてるわけではない、時間はたっぷりあるけれど、前はどこか急いでいた。呼吸も楽になった。そして、同時に求めることも変わってきた。本一冊を前にして、なにも反応しないでぼーっとしてたり、それは読むタイミングをはかっているのか待っているのか、わたしは自由にとてもくつろぐ。

本をゆっくり読む幸せは、季節柄よけいにだけど、冬のぬくもりの中では熟した時間となる。わたしにとっては、台所とカフェがいい。人によって、好きな場所落ち着く場所はあるとおもう。noteの方々は読書好きが多いとおもうから、きっといろんな過ごし方があるんだろうなと想像する。なんだろう。きっと、冬だってだけでほくほくしている。

本をゆっくりかみしめながら読むことは、時間を堪能してるようだ。こんな時間を過ごしていることは、わたしの人生の中でめぐりめぐってきている。仕事をしてないので、世間的には急がないといけないような気になるけれど、それはあくまでも世間であって、自分の大切な生き方とはそれてしまうようだ。自分軸がゆれてしまうから、世間基準には気をつけたほうがいい。本来のわたしの中で起きている現象に近づいていくことを求めている。



今年は今日で最後になります。
今年はたくさんの方に読んでいただきました。文章を書くことの楽しさを知った年でした。皆さんの存在が励みになったこと、感謝しています。ありがとうございます。それでは皆さん、よいお年をお迎えください。また、来年もよろしくお願いいたします。



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