《タロット2枚引き》6/26理想としてたどり着いた場所〜カップのナイト＆ペンタクルの10

おはようございます。
タロットリーダーの空川ナオです。
いつもありがとうございます。

さっそく、今日の2枚です。

「カップのナイト＆ペンタクルの10」
心やさしいナイトが理想としてたどり着いた場所は、家族が代々受け継がれてきて豊かな環境なのかもしれません。ナイトはそのやさしさを発揮し、その環境のために尽くすのでしょう。

30代のことです。体調を崩していた私は、外で雇われることに限界を感じ、祖父の仕事を引き継いでいた父の元で働くことになりました。療養をかねて、ゆっくりマイペースに仕事をできるいい環境だったのです。

一緒に暮らしていた父の元で働くということは、予想に反して厳しいことでした。3食を共にし、朝から夕方まで一緒に過ごし、家の中でも一緒にいるというのは、なかなかきついものです。仕事が終わると、カフェに行ったり、飲みに行ったり、とにかく出かけないといられなく、落ち着かない頃でした。仕事の反動でそんな行動に出ていたところもあったとおもいます。それが30代半ばまで続きました。そこから、タバコをやめ、断酒もしたんですが、あっという間に暮らしが変わっていった記憶があります。習慣が変わると生活が変わり、人生が変わりはじめるのは、たしかマザー・テレサの言葉でもあったとおもいます。まさにその通りでした。

元から読書が好きでしたが、地元の仲間と縁を切った私はひとり読書にのめり込み、父との仕事を続けて、そしてまた、新しい趣味の世界へと踏み込んでいくことになったのです。刺し子や庭仕事、そんな世界に足を踏み入れてました。心の充足となるような穏やかな世界です。30代後半、花を愛でる歳となり、世界が変わっていきました。それまでのお酒とタバコの日々とは決別です。

そんな変遷の中で得たことは、自ら変わろうとしなければ、なにも変わらないということです。他者が変えてくれるのではないということ。本当に自分次第なのですね。世の中には若い頃からもっと健全で真面目な方がいらっしゃるとおもいますが、私はそうではなかったから、大きく変わる必要があったのです。タロットでは「15番悪魔」のカードがありますが、あまりにこのカードが表している状況が長く続いていたため、生活は乱れていました。もう、こんな時代とはさよならです。

30代、私にとって1番精神的にきつい時期でした。恋愛にも悩み、将来に悩み、どうにもならない前へと進まない苦しいおもいを抱えていました。今の30代の方とまた状況が違うかも知れませんが、リーディングでも、そんな年頃の方のお悩みを聞いた経験があります。迷いの時期です。そして、女性としての持って生まれた体の働きがあります。出産のことですが、こんな問題を抱えているこの年代はとても精神的に追いやられている状態です。苦しい、とても苦しさを抱えているのです。社会的にも個人的にも行き詰まりを感じて、どうにもならない悩みを抱いている方がいらっしゃるとおもいます。

そんな方たちの悩みにも寄り添いたいとおもっています。私自身、本当に苦しい時期でした。人を羨み、自らを蔑み、自己愛のかけらもなかったのではないかとおもうくらいです。誰もが通る道であり、体が変化していく時期であり、老いの兆候も見えはじめるときです。そんな複雑な道を皆通ってゆくのですが。

私は今50歳になりました。ここまでくると、できることとできないことがはっきりとしてくるので、楽なんです。人はそれぞれなので、女性としてのどんな人生を歩むかは未知のものがあります。紆余曲折もあるとおもいます。どうにかして、乗り切ってほしいし、自らの道を探していただきたい、そんなことを若い方に願っています。

それでは長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。また、よろしくお願いいたします。

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タロットリーディングセッション
対面、又はzoomにて
1時間 3000円

sorakawa22@gmail.com

それでは、今日もよい1日を♡
空川ナオ