先生

教えてもらうことは本当に正しいのか?

私は、"学校で教えてもらう行為" というのは個人のオリジナリティを潰し、創造性や新しいアイディアへの思考をなくしてしまう行為なんじゃないかって思ってます。結論「習うより慣れろ」が一番成長するんじゃないかというテーマで書いていこうと思います。


◾️目次
・大学時代、授業を聞いてるだけじゃ何も身にならなかった話
・経験あります!と嘘をついて就職してしまった時が一番成長した話
・何もわからない方が物事をフラットに見えていいんじゃないか説
・教科書にのってる巨匠は斬新なアイディアを出したから有名になれた
・結論:分かっているふりをして新しい仕事をこなしていけば成長する説


・大学時代、授業を聞いてるだけじゃ何も身にならなかった話

大学の4年間で何を学んだかっていうと、記憶喪失なくらい何も思い出せません。(これは自信をもって言えます)大学は建築学科という割と専門的な分野だったので、建築の話をよくふられるのですが、全く詳しくないし、好きな建築家は?なんて質問された日にはてんてこ舞いです。(安藤忠雄くらいしか思いつかないもん)なので○○学科を卒業しただけでは○○について詳しくない人も大勢いるってこと!経営学部を卒業して一体何人が経営者になったのか!!(←これ超きになる)


・経験あります!と嘘をついて就職してしまった時が一番成長した話

そんなポンコツな私が大学を卒業して建築士になれるはずもなく、ゆるゆると2年くらいニートをしていました。そんなときふとこのままではいかん!就職とやらを1回でもいいからしてみよう!って思いました。丁度そのタイミングで友達が今働いている事務の仕事を辞めるという。これはチャンス!と思い、ねえ!一生のお願い!その仕事の後任にして!とお願いし、面接スケジュールを組んでもらった。人生初の就職面接。本当のことを書いたら空白だらけの履歴書になってしまうので、1週間しか働いたことのない設計事務所での出来事を盛りに盛りまくって、新卒から2年勤めたことにして提出した(犯罪ですごめんなさい)そんなこんなでなんとか就職。やってみると本当に何も分からないので、手紙ひとつ出すのにもググるほど。宛を二重線で消して御中に書き直すなんて学校じゃ教えてくれなかった!!そんな細かいことからプレゼンの資料作成なんかもひたすらググりながら、何よりも社会経験がないことがバレないように、知っているフリをするのに必死だった。そんな、なんちゃって社会人をこなしていくうちに、ああ仕事って正解はなくて、自分が相手の立場だったらどうしてもらったら嬉しいか?って"ちゃんと真剣に"考えてあげればいいんだって気づきます。ここで大事なのは、"ちゃんと真剣に"って部分です。なぜなら同じ仕事でも、その相手によって正解が違うからです。この人はこういう性格だからスピード重視、この人は一歩先の提案まですると喜ぶ、なんて感じで違うのです。友達にプレゼントを選ぶときでも女の子ならお花!男の子ならネクタイ!なんて単純な話じゃないですよね。プレゼントって相手がどれだけ自分のことを考えて買ってくれたかってすごく分かりますよね。これを意識して仕事をするようになってから褒められることが随分とふえました。


・何もわからない方が物事をフラットに見えていいんじゃないか説

当時上司との連絡方法は社内携帯(ガラケー)でした。普段iPhoneを使っている身としてはストレスで仕方ありませんでした。ふとそんな時、ラインじゃダメなんですかね?と上司に聞いてみた。そしたら、確かに!そうしよーかとすんなりOK。私の今までの時間はなんだったんだと絶望した。その話を隣で聞いていた人事の女の子が、私もずっとそう思っていたんですけど、ラインって失礼かと思って言えませんでした。とのこと。確かに今あるサイクルを変えるような発言ってしにくいし、調子にってると思われそうで嫌ですよね。この記事を書いていて思い出したのが、少し前にツイッターでバズった座高測定撤廃の理由が、"意味がないと分かったから" これ本当に深い話だと思うんですよね。決められたルーティンを基準として一度覚えると、その行為に疑問を持つことよりも、ちゃんと毎日ルーティンをこなせるかに頭を使うことになる。ということはその会社でこなすことに頭を使っている上司よりも、なんの常識のない私の方がその違和感に気付くんじゃね?って思ったんです。


・教科書にのってる巨匠は斬新なアイディアを出したから有名になれた

こんな私でも知っている日本一有名な建築家の安藤忠雄さんは建築の学校を出ていないことでも有名ですよね。!!!!??さらっと書いたけど、これってすごくないですか?学校の存在意義を否定しまくっている事実だと思うんですよ。(当時は学校を出ていなくても建築士が受けれたみたいです)特にデザインなんて正解はありません。なのにみんな学校に行って勉強したがります。(私もそのうちのひとりでした)でも、教科書にでてくる巨匠たちは、今までにない斬新なデザインを設計することができたから有名になり、現代まで伝えられてきたんですよね。ってことはその過去の偉人のデザインを勉強ばかりしてもダメなんじゃいか?って思うわけです。


・結論:分かっているふりをして新しい仕事をこなしていけば成長する説

つまり、やってみたい分野があったら、勉強なんてせずやってみる。変に勉強するとすでに勉強してきた人たちには時間も経験も追いつかない。でもその人たちになくて自分にあるのは、その分野について知らないというフラットな目線。これってすごく戦力になると思うんです。なので(そこそこ)分かっているフリをして自分独自の目線を武器にして就職なり、独立なりやってみようって話でした。

おしまい。






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