あれ、私うつかな？って思ってる人へ④社会保障編

これまでシリーズで書いてきましたが、今回が最終編の社会保障についてです。

↓前回まではこちら

前回、休職中のお金の話をしました。

何とかやっていけるギリギリは維持できるよ、という話でした。

何か他にサポートはないの？

そこで使えるのが行政がやっている自立支援医療についてお話ししていこうと思います。

詳しい目的とか説明は厚労省のHPやお住まいの自治体のHPを見てください。そっちの方が正確。

簡単に言うと…

通常３割負担の病院代、薬代を１割にする事ができます。(対象疾病に限る)


なんてありがたい制度なんだ！


しかもこれは一部所得制限があるものの、休職状態になくても適用されます。

お仕事しながら通院して一生懸命頑張っている人もいると思います。そんな人にも優しい制度です。

お医者の意見書が必要なので、受診した際に、

「自立支援医療を申請したい。」

と言ってください。大体はすぐ用意してくれます。

これは管轄は各自治体なので、役所にその意見書と共に申請書を提出することになります。

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私の場合…

自立支援医療について知っていたので、初診時に先生に申請について尋ねてみました。

(申請後は仮の用紙で支援を受ける事が出来るのでなるべく早く申請するのが良いです。初診はどう頑張っても無理ですが。もちろん遡って返金などもなし。)

すると、

「傷病手当貰うんだから、いらないでしょ？」

と(今思うと)トンチンカンな答えが。

まあ確かにその通りだし、どのくらい通院しないといけないか分からないし、そもそも申請とかそんなことする元気ないし。

結局、そのまま通院し続けました。

大体月に病院と薬で5000円はかかっていたと思います。

半年後、退職して引っ越すことになり転院しました。

転院先は、精神科専門の入院病棟もある大きな病院でした。

すると初回に先生が

…自立支援申請してないの、、！？

と。

え、そんな驚く？

「その先生はあんまり知らなかったんだね。今日書類を用意してあげるから区役所に行って申請してね。詳しくは受付の人から説明してもらうように頼んどくね。」

と。

とても優しい。。

すぐに申請しました。

区役所な人も慣れた様子で手続きしてくれました。

３割から→１割ってハッキリ言って結構違います。
(そりゃそうだろ)

金銭的な不安だけでも取り除いていただいてありがたい限りです。

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これまでシリーズでうつかな？って思った人へ向けて、休むならこういう流れだよという感じでダラダラと書いてきました。

病院に行けだの、休職しろだのそんなの勧めてどうするの？と思う方もいるかもしれませんね。

それは私が早く休まなかった、自分の心の声に耳を傾けてあげられなかったことをとても後悔しているからです。(私はあれ？と思ってから完全にダメになって病院に行くまで1年以上放置した)

病院に行かなくても休職しなくてもいいと思います。他にも心を休める方法はありますね。

ただ、病院に行ったり、そういう手段を使っていいんだよという事が伝われば幸いです。

休むことは悪いことではないです。

今日もお疲れ様でした。