きんじょう めぐ

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フリーのライター。ウェブメディアのどこかに生存。noteは気ままに書いてます。お仕事の依頼はTwitterかInstagramのDMまで。 ジャンル:刀剣乱舞/美術/歴史/大河ドラマ 使ってる手帳:ほぼ日手帳 https://lit.link/megkinjyo

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現地に行けないのでテレビで若冲「果蔬図巻」を眺める

伊藤若冲と言ったら『動植綵絵』に代表されるような細密な絵が思い浮かぶ。 ただ写実的というだけでなく、生きていることの生々しさまで描かれている。 ただ美しく生きているだけでなく老いた姿まで描くので、萎れたり枯れたりした葉っぱや傷ついた羽まで描く。 動物や植物の生と死を絵で表現しているのだと思う。 京都の福田美術館で10月12日から開催される展覧会「開館5周年記念 京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!」(略称:若冲激レア展)は、展

    • 2014.9のお仕事

      お仕事のご依頼はX(Twitter)またはInstagramのDMにお送りください。 内容を精査の上ご返信させていただきます。 掲載媒体:ねとらぼ様

      • 【感想】光る君へ  第38回「まぶしき闇」

        久しぶりにまひろとききょうの邂逅。 ききょうとしては帝の心が定子のものであってほしかったけど、それを阻んだのが旧知のまひろであったのは、複雑な思いだったでしょう。 しかしききょうにとってはまひろとの友情よりも定子への思いの方がベクトル高め。 これ、もう完全に決別なんでしょうか。 個人的にはまた縁側で2人並んでお菓子食べて欲しいなぁ。 今回は「呪詛祭り」と事前に聞いていたのですが、本当に呪詛祭りでした。 伊周は道長を呪詛し続けたことで気が触れてしまった。 人を呪えばその身に返

        • 【着物1年生】リサイクルで長襦袢を買ってみた

          ようやく夏が終わりそうな気配だ。 浴衣で過ごせる時期がやっと終わりそうだから、浴衣を夏着物風にして外出するためにも、正絹の長襦袢を買ってみた。 あつらえるのはさすがにまだ早いので、リサイクルショップで格安の未使用品を買った。 身丈や桁はちゃんと確認したのに袖丈が確認不足で長すぎた、なんていう失敗もあったが、初心者に失敗は付き物なので気にしない。 それにちょっとググればすぐに対処法が出てきた。 先達たちに感謝である。 実際に着てみて、一番良かったのは衿が浮かないことだった。

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          家事のお供はPodcast

          もう1年以上毎日Podcastを利用している。 きっかけはジェーン・スーさん。 「Over The Sun」を皮切りに「生活は踊る」「となりの雑談」と聞き始めた。 プロということもあって聞きやすいし、「Over The Sun」に至ってはテレビやラジオでは聞けないようなぶっちゃけ話があって共感しまくり。 最近のPodcastは面白いなぁと気が付いて、いろいろな番組を登録しては登録解除をしたりして、最近は15番組くらいで落ち着いている。 毎日更新されるものもあれば、気まぐれに

          家事のお供はPodcast

          今日もハマったジャンルが忙しい

          放送終了から半年経ちました。 今日また新しいコラボが発表されました。 ホテルニューオータニ。 いつも謎展開なコラボをしてくるジャンルですが、まさかニューオータニとコラボするとは予想だにしてませんでした。 私が把握しているだけでもニューオータニとコラボしたアニメやゲームのコンテンツはタイバニ、銀英伝、文スト、吸死。 アニメじゃないけど、ポルジョともコラボしました。 どれも長く愛されてる作品ばかりです。 そんなにお金を落とすジャンルだと思われてるのか……? この半年ことあ

          今日もハマったジャンルが忙しい

          パッションに背中を押されて

          生活に立ちはだかるたくさんの面倒くさい事柄を、あるPodcastで「めんどく山脈」と表現している。 PodcastのMCと一緒になって「分かる!」と唸ってしまう面倒の山。 面倒くさいことが多くて、脳内の福山雅治に「実に面倒くさい」みたいなことを言ってもらわないとやってられない時もある。 ところが、である。 最近は面倒くさいのに自主的にやっていることがある。 それは、着物の半衿付け。 長襦袢の衿に別布を当てがってチクチクお裁縫するという行為を、めんどくさがりな私が好んでやって

          パッションに背中を押されて

          秋だからフルーツ用資金が火を噴くぜ

          フルーツが好きだ。 みかんにりんご、いちごにメロン。 旬になったらとりあえず一度は食べておきたいフルーツはたくさんある。 秋は特においしいフルーツが多い。 岡山県のシャインマスカットがスーパーに並び始めるのを今か今かと待ち、出てきたら即座に買う。 色とりどりのフルーツは宝石のようで、近所のスーパーにフルーツが並ぶのは見ていてワクワクしてしまう。 我が家では食費以外にフルーツ用資金を用意している。 8月下旬辺りからは毎週のように何かのフルーツをフルーツ用資金から出金している

          秋だからフルーツ用資金が火を噴くぜ

          朝のドラマを見続けることは順応性が求められる

          1年間とか半年とか季節ごととか、連続ドラマやテレビアニメには切り替えどきがある。 1クール単位のドラマの場合は、作品が変わるときはバラエティ番組の特番が間に組み込まれたりして、そういう時期かぁなどと思ったりするのだが。 先週金曜日に大好評のうちに『虎に翼』が最終回を迎えた。 そして今日はもう次の朝ドラ『おむすび』が始まったのである。 余韻に浸る間もなく全く違う作品が始まり、正直まだ頭が追いつかない。 ワンクールで終わるような作品ならここまで頭の切り替えができずに戸惑うことは

          朝のドラマを見続けることは順応性が求められる

          【感想】光る君へ  第37回「波紋」

          ますます自分の思いを口に出すようになった彰子様。 帝のために源氏物語の装丁本を献上しようと自ら提案、紙を選んで製本作業までなさいました。 本作りのワクワク、私にも分かります。 同人誌のコピー本をコンビニで印刷、用紙を折ってホチキスで製本。 印刷所に依頼する時は表紙や本文の紙選び、遊び紙選びなど、現代でもあれは楽しいものです。 ましてや使える紙が金銀散りばめられた料紙ともなれば、それはもう心躍るに違いありません。 そして完成した本を初めて見た時の喜びと言ったら……。 帝も大層お

          【感想】光る君へ  第37回「波紋」

          【虎に翼】寅子は主人公であって主人公ではなかった

          NHKの朝ドラ『虎に翼』が最終回を迎えた。 最初から最後まで欠かさず見たのだが、スタッフもキャストも良くぞこんなにも素敵な作品を作り上げてくれたものだと感謝しかない。 朝ドラを見始めたのはここ2〜3年のことなのだが、これまで見た中ではかなりハイカロリーなドラマだったとは思う。 女性の地位向上に法律関連がテーマということは、それだけでもう重い。 放送前は見るのを躊躇うくらいだった。 もしかしたら朝から甲高く怒鳴り散らかすような女性の声を聞かなければならないのか、などと思ってい

          【虎に翼】寅子は主人公であって主人公ではなかった

          今日も弊ジャンルは考察と妄想が溢れてる

          アニメオタクにもいろいろあって、たくさんのアニメを見る人もいるし、ハマった作品の二次創作をする人もいるし、実況系の人もいる。 実況系の人はリアルタイムで即座に感想を投稿するので、反射神経や思考がやたら早いと思う。 私はもともと二次創作をしていた人間なので、じっくり考察して二次創作に落とし込むことが多い。 最近はロクに二次創作はしていないが、考察や二次妄想をしてSNSでフォロワーさんやフォロイーさんとカプ話できゃっきゃしている。 今いるジャンルは本編の考察をする人が多くて、放

          今日も弊ジャンルは考察と妄想が溢れてる

          イオンが徒歩圏内にあるだけでQOLが上がる

          「近所にイオンモールがある」 これだけで生活に潤いが感じられる。 まるで標準装備かのようにイオンの中には無印良品、スターバックスコーヒー、ユニクロが入っている。 映画館が入っているところもあれば、スポーツジムが入っているところもある。 近所にイオンモールがあると、それはすなわち近所にスタバがあり、近所に映画館があり、近所に無印があるということだ。 我が家に近いイオンモールにはこの他にもカルディ、プラザ、ゴンチャなどが入っている。 QOLが上がらないわけがない。 専門店ではな

          イオンが徒歩圏内にあるだけでQOLが上がる

          勝負はいつも善玉が負ける

          毎週欠かさず見てる5分番組『浮世絵EDO-LIFE』。 今週は栄松斎長喜の「吉原の善玉悪玉」という作品がテーマ。 吉原から帰ろうとする男の周りに、小さくて人型をした妖精のようなものがまとわりついている。 顔には「善」または「悪」と書かれていて、善の道に行かせようとするものと悪へそそのかすものというわけだ。 頭の中で天使と悪魔が次に行うべき行動を言い争っている図と同じだ。 江戸時代からあったんですね、こういうの。 元は山東京伝(さんとうきょうでん)作の『心学早染草(しんがく

          勝負はいつも善玉が負ける

          【刀剣乱舞】「ぴゅあくる刀剣男士」ってなに?

          今日、新しいメディアミックスプロジェクトが発表された。 どうやら3Dでライブするようで、想像するに初音ミクのホロライブみたいなものだろうか。 公式サイトの作りやロゴがプリキュアシリーズを彷彿とさせるし、低年齢へのアプローチの可能性もあるのか? 刀剣文化を低年齢に広めようとしているのは明らかで、現在日本科学未来館で開催中の「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 ‐刀剣男士のひみつ‐」もそのひとつだと思っている。 今回発表されたのは、江の6振。 篭手切江は「歌って踊れる付喪神」を目

          【刀剣乱舞】「ぴゅあくる刀剣男士」ってなに?

          あの人はこう、じゃあ私はどうだ

          Podcastをよく聞く。 ながら聞きでも適度に頭に入ってくるし、視界はどこを見ていても自由。 家事をしている時や手帳を書いている時はちょうどいいツールだ。 今日も夕飯を作りながらお悩み相談番組に耳を傾けた。 というような内容。 相談内容を聞いている途中から「おいおい、この人大丈夫か」と勝手に心配してしまうほど、独善的で自分の都合しか考えていない。 もしかしてキャラメイクに行き詰まった漫画家や小説家が、相談内容のテイで今思い浮かんでいるキャラクター像を書いて創作の助言を求

          あの人はこう、じゃあ私はどうだ