きんじょう めぐ

フリーのライター。ウェブメディアのどこかに生存。noteは気ままに書いてます。お仕事の…

きんじょう めぐ

フリーのライター。ウェブメディアのどこかに生存。noteは気ままに書いてます。お仕事の依頼はTwitterかInstagramのDMまで。 ジャンル:刀剣乱舞/美術/歴史/大河ドラマ 使ってる手帳:ほぼ日手帳 https://lit.link/megkinjyo

マガジン

  • 刀剣乱舞関連

    刀剣乱舞に関するポストが増えたのでマガジンにまとめました

  • 美術館と博物館に行った記録

    美術館や博物館に行ったことをnoteに書きました。

  • 大河ドラマ「光る君へ」のこと

    「光る君へ」のことを書きました

  • 大河ドラマ「どうする家康」のこと

    「どうする家康」のことを書きました

  • 歴史に関すること

    日本史楽しい。だいたい調べるきっかけは刀剣乱舞ですけども。

記事一覧

『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』@サントリー美術館

いつか名古屋に行ったら徳川美術館に行きたいなって思っていたら、あちらから来てくれました。 まだまだ大河ドラマ『どうする家康』の記憶も鮮明に残っている中でのこの展…

刀装具と和服が好きになって分かったこと

刀剣、刀装具に続き和服のことにも手を出し始めている。 大まかにいえばどれも日本文化であるので共通点は多い。 特に刀装具と和服は「装う」という点で同じだ。 刀装具も…

今日も開催「クソデカ感情日米対決」 in my 脳内

最近の私はふたつのコンテンツを反復横跳びしている。 『光る君へ』と『勇気爆発バーンブレイバーン』だ。 大河ドラマはまあ良いとして、ブレイバーンなんてもう放送終わ…

【感想】光る君へ  第23回「雪の舞うころ」

先週起きた事件は故意ではないと分かったものの、やっぱり越前も金と謀略渦巻く場所ということが分かったのですが。 まひろ、おいしそうにウニ食べてる場合じゃないぞ! …

【鑑賞】赤と白とロイヤルブルー

「結論から言えば、おまえは死ぬ」 そんなブラッド・ピットのネットミーム画像が頭の中に思い浮かびました。 この作品を他人に伝える場合にまず言っておきたいのは、この言…

【感想】光る君へ  第22回「越前の出会い」

越前編始まりました! 為時は宋の言葉も分かるぞと、軽くジャブをするかのように宋語で喧嘩する宋人たちをピシャリ。 作為的ではなかったにしても、良い感じの牽制で今まで…

ディズニーシーで今どきのフードプリント技術に触れる

先日ディズニーシーに行った際、ミラコスタ内の中華料理店「シルクロードガーデン」でランチをしました。 ちょうど春のイベントをやっていたので、『”ダッフィー&フレン…

見ているものは同じなのに視点が違うこと

Podcastを聴くことが増えている。 家事をしながら、歩きながらといった「ながら聞き」をできるのが最高の利点。 私が毎週欠かさず聞いている番組のひとつに『となりの雑談…

【読書】書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力

「文章力」とは概念で正解はないと思っています。 現代は誰もが書いて発表することができるので、新聞や雑誌といったメディアだけでなくSNSもあれば投稿型小説サイトもあっ…

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【感想】光る君へ  第17回「うつろい」

前回から道隆が明らかに「飲水の病」にかかっているとわかっていましたが、病状が悪化、そして亡くなってしまいました。 井浦新さんは『平清盛』で崇徳上皇を演じられた際…

ブレイバーン第1話を何度も何度も見ている理由

「沼」の中に浸る時、その対象によってさまざまな温度がある。 ここでいう「沼」というのはひとつのコンテンツに夢中になる時に使う意味で、私は目下のところ『勇気爆発バ…

博物館には一眼レフを持って行こうと決意した日のこと

先日秋葉原のブレイバーンコラボカフェに行った後、トーハクにも行ってきました。 JRなら快速で一駅です。 行かないわけがないんです。 家出る時からハシゴすると決めてい…

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ブレイバーンにハマったのでコラボカフェにも行ってきた

先日の投稿にも書いたのですが、『勇気爆発バーンブレイバーン』に沼ってしまい、最終回終わって以降もまだ這い上がれずにいます。 ちょうどタイミングがあったので、秋葉…

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【観劇】ミュージカル『刀剣乱舞』 陸奥一蓮

ずっと刀ミュを見てきましたが、先日初めて本公演を現地に行ってきました。 「歌合乱舞狂乱」に行ったことはあるものの、あちらはどちらかといえばライブ。 今回はがっつり…

そうかやっぱり私はオタクだった

自分の属性とは何かと考えることがある。 どうにも最近ひとつのことしか考えてしまうという情熱がなくなってしまい、加齢のせいだと心の中で片付けていた。 大河ドラマは好…

【感想】光る君へ  第8回「招かれざる者」

今週はちょっと暗黒政治劇が繰り広げられることが多くて、全体的にはちょっと暗め。 ただその中でちょっと微笑ましいところもあってほっこりしたりドキドキしたりもしまし…

『徳川美術館展 尾張徳川家の至宝』@サントリー美術館

いつか名古屋に行ったら徳川美術館に行きたいなって思っていたら、あちらから来てくれました。 まだまだ大河ドラマ『どうする家康』の記憶も鮮明に残っている中でのこの展覧会。 国宝「源氏物語絵巻」と「初音の調度」を引っ提げて徳川家ゆかりの品々を六本木に持ってきてくれたので、見に行かないとなりません。 「源氏物語絵巻」はちょうど『光る君へ』もやっていることだし、こちらの大河ドラマが好きな方にもおすすめです。 私個人としては徳川美術館は「刀剣乱舞」に関わりの深い刀剣の所蔵先だし、今回は

刀装具と和服が好きになって分かったこと

刀剣、刀装具に続き和服のことにも手を出し始めている。 大まかにいえばどれも日本文化であるので共通点は多い。 特に刀装具と和服は「装う」という点で同じだ。 刀装具も和服も、物語や季節をモチーフにすることが多いように思う。 刀装具では平家物語や曽我物語、和服では季節の花をあしらったりする。 もちろん刀装具でも花をモチーフにすることもある。 しかし刀装具鑑賞の先人は「ひとつの物語で固めるのは無粋である(要約)」と言ったそう。 ある呉服屋は「夏だから夏の花を着るのではなく、夏に雪

今日も開催「クソデカ感情日米対決」 in my 脳内

最近の私はふたつのコンテンツを反復横跳びしている。 『光る君へ』と『勇気爆発バーンブレイバーン』だ。 大河ドラマはまあ良いとして、ブレイバーンなんてもう放送終わってるじゃないか、と思うかもしれないが、放送終わったらコンテンツが終わるわけではない。 人気のアニメは終わってからが本番だ。 この後コラボカフェも始まるし、アフターストーリーが収録されるBlu-rayの発売もあるし、単独イベントも待っている。 そんなことはさておき、このふたつに共通する点がある。 メインにクソデカ感

【感想】光る君へ  第23回「雪の舞うころ」

先週起きた事件は故意ではないと分かったものの、やっぱり越前も金と謀略渦巻く場所ということが分かったのですが。 まひろ、おいしそうにウニ食べてる場合じゃないぞ! 隣の宣孝殿がオスの顔してるの見逃したらダメ!! あと左大臣様のこと「あの人」とか言っちゃダメ。 勘のいい人はそれだけで分かるから! そんなことするからハニートラップしかけられちゃうんだよ!! 周明は日本人からは宋人と言われ信用されず、宋人からは日本人と言われて信用されない立場。 そんな中で信頼してくれる朱様のためなら

【鑑賞】赤と白とロイヤルブルー

「結論から言えば、おまえは死ぬ」 そんなブラッド・ピットのネットミーム画像が頭の中に思い浮かびました。 この作品を他人に伝える場合にまず言っておきたいのは、この言葉に限ります。 「結論から言えば、おまえは死ぬ」 アメリカ大統領の息子×イギリスの王子様によるロマンチックコメディですが、LGBTQ作品だからといって「悲恋」「禁断の」みたいな見出しが躍り出るようなものではなく、当たり前にLGBTQがあり、当たり前のこととして受け入れられている社会が描かれています。 つまり、ハッピ

【感想】光る君へ  第22回「越前の出会い」

越前編始まりました! 為時は宋の言葉も分かるぞと、軽くジャブをするかのように宋語で喧嘩する宋人たちをピシャリ。 作為的ではなかったにしても、良い感じの牽制で今までの国守とはちょっと違うというところを見せることができたのではないでしょうか。 為時はこれまでも権謀術数は苦手だと描写されてきましたし、真面目で実直なので、国府で渡された賄賂も突き返しました。 おかげで散々な目に遭いましたけど、まひろにしてみたら越前での父の姿は誇らしいものです。 まひろは母の一件もあって幼い頃は為時の

ディズニーシーで今どきのフードプリント技術に触れる

先日ディズニーシーに行った際、ミラコスタ内の中華料理店「シルクロードガーデン」でランチをしました。 ちょうど春のイベントをやっていたので、『”ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!” カントニーズランチ』を注文。 ディズニーでは子どもが食べられる程度の辛さで味付けがされているので、辛いものが苦手な私でもエビチリが食べられます。 頭の中で『キングダム』の王宮を思い浮かべながら柱の中華っぽいレリーフを眺め、しかし目の前にはダッフィーやシェリーメイのかわいいイラスト

見ているものは同じなのに視点が違うこと

Podcastを聴くことが増えている。 家事をしながら、歩きながらといった「ながら聞き」をできるのが最高の利点。 私が毎週欠かさず聞いている番組のひとつに『となりの雑談』がある。 ジェーン・スーさんと桜林直子さんが喫茶店で雑談をしているかのような番組で、まさしく雑談なこともあれば、深く深く考えさせてくれるようなことを話しています。 5月14日にアップされた最新回は、桜林さんが最近夢中になっている朝ドラ『虎に翼』のこと。 私もこのドラマを欠かさず見ていて、Podcast内で語

【読書】書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力

「文章力」とは概念で正解はないと思っています。 現代は誰もが書いて発表することができるので、新聞や雑誌といったメディアだけでなくSNSもあれば投稿型小説サイトもあって、たくさんの人の文章を目にすることができます。 誰かの目に留まりたいと思って文章を書く人もいれば、自分の中にあるものをただ吐き出したいだけの人もいる。 ただ吐き出したいだけの人は他人の目を気にしていなくて「読まれやすくしなくちゃ」とあまり考えないけど、それでも誰かの目に留まって広まることもあったりして、作為的な文

【感想】光る君へ  第17回「うつろい」

前回から道隆が明らかに「飲水の病」にかかっているとわかっていましたが、病状が悪化、そして亡くなってしまいました。 井浦新さんは『平清盛』で崇徳上皇を演じられた際に、朝廷へ呪詛を吐きながら憤死(激しい怒りのうちに死ぬこと)する演技をしていましたが、藤原道隆役においても呪詛かのように「伊周を関白に」「定子は早く皇子を」と、言い続けていました。 今際の際は愛妻に看取られて幸せそうだったという違いはあるものの、井浦新さんは再び気の触れた役を演じて、どちらも見事に視聴者を魅了させてくれ

ブレイバーン第1話を何度も何度も見ている理由

「沼」の中に浸る時、その対象によってさまざまな温度がある。 ここでいう「沼」というのはひとつのコンテンツに夢中になる時に使う意味で、私は目下のところ『勇気爆発バーンブレイバーン』の沼の住人となっている。 現状、この沼の全体的な温度は非常に高い。 少し冷めたかと思ったら火山溶岩を投入される。 沼の住人が「熱い! 熱い!」と言って、日々火傷を負っているのがこの沼だ。 巨大ロボ作品にハマる経験がなかったために、ロボアニメや特撮のセオリーなどは分からない。 しかしどうやらブレイバー

博物館には一眼レフを持って行こうと決意した日のこと

先日秋葉原のブレイバーンコラボカフェに行った後、トーハクにも行ってきました。 JRなら快速で一駅です。 行かないわけがないんです。 家出る時からハシゴすると決めていたのに、この日私は一眼レフを持っていくのを忘れました。 私が持っているのはiPhoneSE第二世代。 ズームにしたら泣けてしまうほど画質が悪い。 刃文をアップで撮りたいのに、全然ダメ。 この日は「太刀(名物 童子切安綱)」が「梨地糸巻太刀(国宝 太刀 伯耆安綱(名物 童子切安綱)の拵)」とセットでピックアップ

ブレイバーンにハマったのでコラボカフェにも行ってきた

先日の投稿にも書いたのですが、『勇気爆発バーンブレイバーン』に沼ってしまい、最終回終わって以降もまだ這い上がれずにいます。 ちょうどタイミングがあったので、秋葉原のキュアメイドカフェで開催されている『オリジナルTVアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」コラボカフェ ~Allied Task Force隊員食堂~』に行くことにしました。 ■ 久しぶりのコラボカフェ開催告知がされた時は「メイドカフェでコラボカフェ?」という疑問もあったし、肝心のお味はどうなのか分からない状態。

【観劇】ミュージカル『刀剣乱舞』 陸奥一蓮

ずっと刀ミュを見てきましたが、先日初めて本公演を現地に行ってきました。 「歌合乱舞狂乱」に行ったことはあるものの、あちらはどちらかといえばライブ。 今回はがっつりストーリーものです。 まだ公演中なので、まずはネタバレ以前の感想を。 実際に行ってみて分かったのは、配信と現地では体感できるものがまったく違うということ。 こちらが受け取る情報量の数が多すぎるし、物語への没入度合いが段違いでした。 音の圧力や休憩中に興奮が冷めないまま感想を言い合う声などなど、配信では味わえない

そうかやっぱり私はオタクだった

自分の属性とは何かと考えることがある。 どうにも最近ひとつのことしか考えてしまうという情熱がなくなってしまい、加齢のせいだと心の中で片付けていた。 大河ドラマは好きだし歴史だって好きで調べたり本読んだりするけど、他に優先したいこともある。 ひとつのコンテンツに打ち込んで、X(Twitter)を開けばそのことしか投稿していない人に対して羨ましく思ったりもした。 きっと私はもうオタクではないのだと思った。 ところが最近どうにも思考がひとつの作品のことしか考えられないようになって

【感想】光る君へ  第8回「招かれざる者」

今週はちょっと暗黒政治劇が繰り広げられることが多くて、全体的にはちょっと暗め。 ただその中でちょっと微笑ましいところもあってほっこりしたりドキドキしたりもしました。 ■ 朗報:小麻呂、無事でした実は猫好きの間で先週から心配事がありました。 逃げ出した猫の小麻呂は雨の中どうなってしまったのだろうか、ということ。 雨に濡れながら木陰でうずくまっていた小麻呂の姿は、猫好きにとっては「早く見つけ出してあげて!」と思ったシーン。 まひろは見つけ出すこともできず家に帰ってしまったような