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むしゃ焼 ~むしゃくしゃして焼(や)った~:3


はじめに


こんにちは眸です。
突然ですが皆さん

カヌレって高くないですか?



写真提供:UnsplashJojo Yuen (sharemyfoodd)

あんなに小さいのに一粒300円はざら、450円とか平気でしますよね。
なんでなんで?
しかもあの独特な「ねっちり感」はなにが作用してああなってる?
なんで? ねぇ なんで??
というわけで今回はカヌレ回です。
補足しておくとこの焼き菓子シリーズ、クソほど人気がないです。



こんなに役に立たないnoteも珍しいので、息抜きに読んでもらえると材料とカロリーが無駄にならずに済みます。
ちなみに過去の記事は以下からご覧ください。
第1回 シュークリーム
第2回 スコーン

第3回 カヌレ


今回参考にさせていただいたカヌレのレシピはこちら。

材料
牛乳…250g
バニラペースト…適量
薄力粉…35g
強力粉…30g
グラニュー糖…110g
卵黄…1個
全卵…25g
ラム酒…大さじ2
無塩バター…15g

失敗なしでバリッともっちり♪基本のカヌレレシピ

カヌレ型は金属製のものもありますが、今回はキャンドゥで購入したシリコンタイプのものを使用しています。
カヌレって材料がめっちゃシンプル。
ますます価格が高い理由がわからない…
型とグラニュー糖を購入したくらいで、あとは家にあるもので容易に準備が整いました。
※バニラペーストはバニラエッセンスで代用。


カヌレ作り、ここが大事!

作り方の詳細は割愛しますが、
牛乳を温め、材料を混ぜた生地を24時間冷蔵庫で寝かせるそうです

24時間?!

24時間冷蔵庫保管の図

レシピを見て初めて知ったのですが、カヌレのねっちり感はこれがキモなのだそうです。
しかし、水と混ぜて発生するグルテンが、24時間寝かせることで「落ち着く」って、ナニ?
イメージ的に、混ざっちゃうとイーストの発酵のごとくグルテンがどんどん増えていくと思っていました。
とりあえず、冷蔵庫で寝かせてみました。
この時点ではプリン液みたいにシャバシャバです。シャバシャバ。



さて24時間経って、冷蔵庫から取り出しさらに数時間かけて常温に戻します。
もうこの時点で「カヌレ、買った方が早インパラ」という文字が頭に浮かびます。

シリコンのカヌレ型はキャンドゥで1つ110円


いよいよ焼成


焼成にもいろいろ調整が必要なようです。

めんどくさ…
ここまで手間をかけてやっと作れるカヌレ。(1度の焼成で)およそ12個。
電気代を考えると好きなカヌレ2個くらいを「買った方が安インパラ」まであるぞこれは。
しかしそこはパン屋での就労経験がありますので、巧みなオーブン使いで美味しそうなカヌレを作るわよ!



カヌレが生えたわよ?!

グルテンが落ち着いてなかった…ってコト?!
私の滾る情熱を一心に受け止めたカヌレは24時間では落ち着くことなく天を仰いでおりました。
が、途中から勢いを失って型に収まっていきました。よかった。

いざ実食

天高く伸びたカヌレは紙の怒りに触れて身を焦がす…


温度を調整しながら焼き上げてはみたのですが、焼きムラができてしまいました。
原因はシリコン型の、隣との間隔が狭いとか、大きさがレシピと異なるので記載された温度では強すぎたのかな…と思います。
でもこの断面。

ねっちりしてる!
やはり焼成がキモっぽいです。
こうやって原因追及するとまた作りたくなってくるのがお菓子作りの楽しいところですね!
また今度はどうやって作ろうかな。

ちなみに作ったカヌレは全部食べました。ほろ苦くて、大人味…

以下、宣伝です。

   ―――― 次回参加イベント ――――
2023年4月2日 J.GARDEN53( 東京ビッグサイト西2ホール)
スペースナンバー 未定
2023年5月21日 関西コミティア67(インテックス大阪2号館)
スペースナンバー 未定

趣味でBL漫画を描いています。BOOTHにて通販もしていますので興味があれば覗いてみてください。すぐにDLして読めるPDF版がおススメです。


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