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移住 記事まとめ

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移住やUIターンした人の体験談やインタビューなどのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2023年12月の記事一覧

課題だらけの「地域」でなぜ生活するのか

いま住んでいる北海道の芽室町へ来てから5年が経つ。 年月の経過とともに、少しずつ地域に根を張り、 地域のことをいろいろ知るにつけて、地域活動への参加に拍車がかかっている。 地域活動のうち「仕事」になっているものとなっていないものがある。ほとんどが「仕事」なら活動時間が増えるにつれて懐も潤うはずだが、そうではない。大半が「仕事」にはなっていないものだ。 本業さえ不安定な零細企業経営者としては、そのような地域活動をやるより、まずは本業により時間をかけて、早く安定させるべきだ

はじめての島暮らし。今年の振り返りと島で見つけたもの。

瀬戸内海に浮かぶ島々、何島くらいご存知でしょうか? 本州から車で行ける淡路島や、地中海のような景色やオリーブで有名な小豆島、アートの島として世界中から人が集まる直島に、美しい美術館のある豊島、サイクリストの聖地しまなみ海道沿いの島々に、うさぎ好きには大久野島、等々… あげ出したらキリがなくなってくるほど、魅力的な島が浮かんできます。 瀬戸内海には名前があるだけで727もの島が点在しているとのことで、毎日違う島に行ったとしても2年かかる計算! そんなに沢山の島があることを

神奈川・沖縄の二拠点生活をやってみたら。

2023年は残り2日となりました。 どんな年末をお迎えでしょうか? 私は、一昨日、沖縄から神奈川に移動してきたところで、まだ移動疲れ&温度差疲れが続いています。 低空飛行中ではあるけれど「やってみた」をテーマに、今年はじめた「二拠点生活」について書いてみます。 二拠点生活は、こうして始まった「沖縄にも住むとなったら、どう思う?」 パートナーからそんなメッセージが届いたのは、今年2月下旬。 私のパートナーは沖縄出身だ。幼馴染がやっている沖縄の会社の支援をしていて、その流れ

築100年の米蔵を改修してうまれたゲストハウス「たちばな」が、地域と移住者をつなぐ架け橋に。

築100年の米蔵を改修し、 海士町北分にオープンしたゲストハウス『たちばな』 「いらっしゃい。コーヒー飲んで休みなさい」 中に入ると、笑顔で迎えてくださったのは、ゲストハウス『たちばな』を開業した扇谷光恵さん。 迎えてくださった1階はキッチンと飲食スペース。 温白色の照明に照らされる室内はなんともあたたかみのある空間です。 タンスやスリッパラックなど昔ながらの家具に合うように相談を重ねながら建てたと話します。 2階にあがると、『三郎岩』と『二股島』という海士町にある奇岩

「ほっこりと温かいまち」鈴木勇次・鈴木美美子さんインタビュー記事

テレワークが増えてきた現在、海と山の景色を眺めながら仕事をし、疲れがたまったら外のみかん畑で一休みして、夏場になったら自転車で坂を降りてそのまま海に飛び込むこともでき、夜ご飯はお庭で育てた素材を取って料理する。 このような素敵な生活は夢ではありません。 去年(2022年)、都会と田舎の魅力を併せ持つ、「ほっこりと温かいまち 網代」に引っ越した鈴木勇次・鈴木美美子さんの日常の一例です。 今回は網代の魅力を伝える記事第四弾となり、お二方にインタビューを行い、「なぜ網代に移住

主婦からセルフリノベのshop&ギャラリー「カエルトープ」のオーナーへ。これまでの十年とこれから|先輩移住者file.9

先輩移住者ドキュメントfile.9 飯塚和子さん 生まれ:群馬県前橋市 移住タイプ:Iターン(夫のUターンがきっかけ) 以前の住まい:群馬県前橋市 移住時期:2015年4月(現在8年目) 家族構成:4人(夫、子供2人)。子供は2人とも独立。 仕事:shop&ギャラリー「カエルトープ」オーナー 主婦からハンドメイド作家へ 高山村に移住する前は前橋市の団地に住む普通の主婦でした。子供二人を育てながらパート勤めをして、手が空いた時にちょこちょこと自分の小物や子供用のバ

旅の終わり?【ハイダグワイ移住週報#19】

12/13(水) 外をのぞくと朝日が気持ちよさそう。トレランシューズを履き、犬をつれてビーチに繰り出す。せっかくの陽気なので、今日はたっぷり時間をかけて家のことをしよう。心地よく走った後にシャワーを浴び、ブランチにスパゲティ・カルボナーラをささっと作る。 薪と焚き付け用の木を割って、嵐で散らかった庭を片付ける。敷地が広いということは掃除する場所も広いということ。一人で住むのはなかなか大変だ。 「森を出た。夕方には家に帰るよ」薪を積んでいると、同居人のタロンからメッセージ

オオカミの里 東吉野村滞在記 (全9話 9,300文字)

1.古道作り 上巻 奈良県東吉野村に移住してもうすぐ1年が経とうとしている。 当初の目的であったサウナ小屋作りをスタートするのだが、ここに至るまでかなりの日時を費やした。それを言い訳がましく綴りたいと思う。そもそも見ず知らずの人間に 「どうぞ空いてる土地に小屋を作ってください」 なんて言う変わり者は何処にもいない。 まず、遠回りを覚悟して、道を作ることから始めた。東吉野村の小川という地区には、いくつかの集落があり上出垣内(カミデカイト)というのが自分の住む在所で

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【6】21歳で埼玉から鹿児島移住を決心するまでの"9ヶ月間の話"

こんばんは☺︎ かいなです。 今年も残るところ、今日含めあと2日ですね! 私にとって2023年は 鹿児島移住を決心した年 知り合いが沢山増えた年でした。 来年2024年は、鹿児島に移住して新たなことに挑戦するのできっとチャレンジの年になるだろうと思っています。 来年も今年と変わらず行動できることがあったら、自分の気が済むまで行動たいな…! 年内にはこの 『21歳で埼玉から鹿児島移住を決心するまでの"9ヶ月間の話"』を最後まで書き上げて 良いお年をと言いたい。 の

セルフビルド家づくり、振り返り日記。

あっという間に2023年も最終日となり、今年は妊娠出産でどどどっと駆け抜けていった年ではありましたが、同時進行でぐぐっと進んだ家づくり。 このマガジンも2023年の締めくくりとして、今年1年がどんな年だったのか振り返ってみようと思います。 【1月】 2022年末に、セルフ地鎮祭を終え、根切り作業などを済ませ、春に建前ができるようにと準備を進めてきたものの、所詮は素人であり、立てた予定が全然予定通りに進まない…。 時短のために導入した、ほぞ取り機を使えるようにすべく、2

ニセコ町商工会=お店の人とのふれあいを生むミニ講座「大人のニセコ探検!」

こんにちは、ニセコ町役場でnoteを担当しています、伊藤です。 このnoteでは北海道ニセコ町で今話題の情報や、ここでしか話せないような裏話など…自由に発信しています。 今回はニセコ町商工会企画「大人のニセコ探検!」についてご紹介!! 知ってる人も知らない人もご一読ください。  あなたの生活圏から離れたお店も探し出し、”ハマる” 何かを発掘してみては。 「大人のニセコ探検!」は、ニセコ町のお店の方が講師になって行う少人数制のミニ講座を集めた企画です。 この町には移住者が

【求人募集】「島らしいDX」を目指して、デジタル化・業務効率化に取り組む1年 ※この募集は終了しました

この採用募集は終了しましたが、AMAホールディングスでは、他にも様々な形での関わりが可能です。 どんなことでも構いません。 ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽に AMAホールディングス株式会社 公式HPよりご連絡ください! AMAホールディングス株式会社(以下、AMAホールディングス)は、島根県隠岐郡の離島、海士町でまちづくりをしている第3セクターです。 AMAホールディングス×海士町役場官民共創特命担当の協働プロジェクトとして、1年間「デジタル活用・業務効率化プロジ

【求人募集】「デジタルとアナログが調和した未来の離島」の基盤を作る1年 ※この募集は終了しました

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【求人募集】島の新しい取り組みを伝え応援につなげる1年 ※この募集は終了しました

この採用募集は終了しましたが、AMAホールディングスでは、他にも様々な形での関わりが可能です。 どんなことでも構いません。 ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽に AMAホールディングス株式会社 公式HPよりご連絡ください! AMAホールディングス株式会社(以下、AMAホールディングス)は、島根県隠岐郡の離島、海士町でまちづくりをしている第3セクターです。 AMAホールディングスは、1年間「わがとこバスツアープロジェクト」に取り組むメンバーを海士町役場と連携して募集いた