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移住 記事まとめ

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移住やUIターンした人の体験談やインタビューなどのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2022年11月の記事一覧

田舎暮らしを通じて「人としての幅」を得た。東京の「消費しすぎ問題」と「幸せとは?」に向き合う重要性。

”東京は消費しすぎじゃないか?” と和歌山県の田舎に11月の半月間滞在して感じました。具体的に滞在した場所は、和歌山県の東牟婁郡那智勝浦町で、最寄りの駅から車で20分走った山の上でした。写真のような緑が多い場所です。 そもそも今回和歌山県の田舎に行った理由は、「今まで田舎という環境で生活をしたことが無く体験してみたかったから」です。単なる興味本位です。 私は千葉県浦安市出身で、高校は神奈川県の私立に通い、大学以降はずっと東京で生活していました。なのでほぼ30年間「都会っ

山とともに ~自家製の家とパンと~(前編)

 “やるなら今しかねぇ…”  長渕剛さんの曲のワンフレーズだが、ドラマ「北の国から」で主人公 黒板五郎役の故 田中邦衛さんが口ずさんだことから一躍有名になったセリフだ。  富良野市を舞台にした倉本聰監督の「北の国から」は道外のファンも多く、このドラマに感化され北海道に移住したという声も良く耳にする。北星3区の小高い山の中に住居を構える林さん一家もドラマの影響を受け11年前、北海道当麻町に移住した。大黒柱の翼(たすく)さん、妻の紗弥子さん、小学生のお子さん2人、そして1歳になる

NHK番組「いいいじゅー!」に出るよ。群馬県高山村の移住ライフ// 移住STORY11

群馬県高山村で、アーミッシュのような暮らしを目指して生活している私たち家族。なんとこのたび、NHKの移住ドキュメンタリー番組「いいいじゅー!」に出ることになりました。正直、自分でも驚いています。 放送はBSで2022年12月1日午後7時30分。その後、BSプレミアムやBS4Kでも再放送され、1月頃にはNHK総合でも放送される予定となっております。移住を検討している人だけでなく、田舎暮らしのホントのところを知りたい方、自給的暮らしや農的暮らしに興味がある方にとって、面白い番組に

なにかが変わる弟子屈暮らし vol.15

東京都出身神奈川育ち一度も地方に住んだことがないのに、好きなだけで阿寒摩周国立公園の町 弟子屈町(てしかがちょう)に住んでみた感想や実体験を綴ります。
自分の心の変化の記録ですが、北海道への移住を検討中の方々の参考となれば幸いです。 運転中、町内でオオワシとすれ違った。 オオワシは越冬のために北海道全域の海岸や河川、特に道東に多く飛来する冬鳥だ。 あの冬がまたやってくる。 吹雪いている光景が頭に浮かんだ。 2年目の冬。今は楽しみよりも怖さがある。 タイヤ交換をギリギリまで

佐賀のたまり場つくり人、ゲストハウス山秀朗オーナー・藤田健臣さん

佐賀市富士町にある耕作放棄地を活用し、2カ月先まで予約の取れないキャンプ場「むおんきゃんぷ」として生まれ変わらせてしまった。来場者に休息の場所はもちろん、思い出を提供する「ゲストハウス山秀朗(さんしゅうろう)」のオーナーでもある藤田健臣さん(66)の仕事だ。 くしゃっと笑う笑顔にだまされてはいけない。高校卒業後に九州電力に入社、火力発電のタービン建屋の設計など手掛けてきたバリバリのキャリアを持つ1級建築士である。 使われていない山を活用したキャンプ場プロジェクトは、地元の

協力隊に参加してみませんか?

「緑のふるさと協力隊」を知って興味を持ちながらも、なかなか1歩を踏み出せない、という人もいるのではないでしょうか。 参加を迷っている、悩んでいるという人に、29期の4人からメッセージが届きました! 曲渕さん(粟島浦村)からのメッセージ 派遣される地域は、今まで行ったことがなかったり、初めて聞く場所でもあったりして、知らないことが本当に多いと思います。 あれこれ不安に思うよりも「地域で暮らしている人がいるんだから大丈夫」くらいの気持ちで、緑のふるさと協力隊として参加して

割り勘で家を買う

2021年の冬、家を友人家族と割り勘で買いました。 築100年の立派な古民家です。 私の名前は、竹内大策。 みんなからは 大策さん、大ちゃん、などと呼ばれています。 本業は空手の先生をしていて ボランティアで災害支援をしたり バンドをしたり、色々しています。 一緒に購入したのは、人生の相棒で、 ミュージシャンの清水十輝くん 古民家フェチの彼がずっと良い物件をを探し続けて 見つけた理想の家でした。 十輝くんの曲のYouTube貼っときます ※チャンネル登録宜しくお願いし

おおつちくらし - 10月のこと。|移住定住@いとうしょうた

こんばんは◎ 移住定住事務局で活動している伊藤です。 ほんと、気づいたら11月になっていました笑。それくらい10月は毎日がてんやわんやで秒速で過ぎていってしまいました。(なんか毎月同じことを言っている気がする笑) ではでは、そんな10月の報告をしていきたいと思います。どうぞ。 ■地域おこし協力隊 制度設計/募集戦略の策定 現在、総勢19名の地域おこし協力隊(以下ちおこ)が大槌町で活動しています。そして、今度は3期目となる募集を近々スタートするにあたって、改めて制度設計

旅するように暮らす フルリモート@長野

こんにちは!HRの松岡です。今回は、長野からフルリモートで働く社員の紹介記事になります。 メグリでは、社員一人一人が生産性高く働けるようフルリモート制度を取り入れています。フルリモートだと、今まで通勤に使っていた時間をプライベートや家族時間に費やしたり、自分なりの時間の使い方ができますよね。 ただ、大変なこともあるのでは? 実際に長野に移住された社員山岸さんに「移住のきっかけ」や「実際に移住してみてどうだったのか」聞いてみました。 移住を決めたきっかけ一番のきっかけと

移住前夜、不安な気持ちにそっと触れてくれた「イラムカラプテ」

パートナーの仕事の関係で、突然に住み慣れた湘南から北海道に移住することになった2022年。 札幌の街が身動きできなくなった2月のあの大雪の前日に、部屋探しのために新千歳空港に降り立ちました。 札幌へ向かうJRに乗り込み、真っ白な車窓を眺めながら”この街で、私たちはやっていけるのだろうか…?”と不安に駆られている私に、パートナーが 「今、車内アナウンスで”イラン…なんとか”って言ってなかった?」 渋い声がステキ…! 調べてみると「イラムカラプテ!」はアイヌ語で「こんにちは!

働き方の多様性を知る!上越キャリア勉強会が開催されました。

「自分の夢を叶えるためには、地元・上越から出るべき?」 「このまま上越にいて、やりたいことって見つかるの?」 「そもそも上越にはどんな大人がいるんだろう...。」 そんな悩みや疑問を持つ上越の学生を対象に、”上越でのキャリア” をテーマとした勉強会&交流会が上越の民間スタートアップ拠点『Furusatto(フルサット)』内、フルサットアップスで開催されました。 定員を超える15名の参加者のうち、11名が学生という、学生をターゲットにしたイベントはどんな内容だったのでしょう

田舎暮らしの楽しみ3 薪ストーブ:移住 田舎 自然 家庭菜園 木工 薪 散歩 庭 ガーデニング キャンプ チェンソー

 私の薪ストーブに対する憧れは、新婚旅行で上高地の帝国ホテルを訪れたのが、きっかけでした。帝国ホテルのロビーには、釣鐘型の薪ストーブがドーンと鎮座しており、そこから暖かな薪の香りが漂ってきました。 薪ストーブのあるリビングで暮らしたいなというのが、私のプライベートな目標となった瞬間でした。 夢が実現するまでには25年かかりました。  田舎に移住して良かったと思うことの第1はこの薪ストーブと共に生活できるようになったことです。でも薪ストーブの本当の心地よさは実際に生活してみる

#よりみち奮闘記|エミレーツ航空CAとして世界を飛び回り、また南相馬に戻って来た

今回は、中のひと。 みなみそうま移住相談窓口 よりみち 移住コンシェルジュのミサキさんです。 南相馬で生まれ、南相馬で育った私 皆さんこんにちは。ミサキです。 私は、南相馬市出身で、地元の高校卒業後、いろいろな場所へ行き、 たくさんの時間を経て、2021年に南相馬に戻って来ました。 今回はそんな私のストーリーをお話しさせていただきたいと思います。 当時はまだ、「原町市」であった現在の南相馬原町区に生まれた私は、 高校卒業まで南相馬で過ごしました。 私の家族は、会

適度にないことが小林の魅力、宮崎県での起業と移住〜カフェ「musumi」&ゲストハウス「LOOP」オーナー・上岡唯子さんに聞く〜

LCCのジェットスターが宮崎空港の就航をスタートした2017年からこの5年間、宮崎県小林市にはUIターン人材が続々と起業・創業し、まちを盛り上げています。複合ビル「TENAMU」やコワーキングスペース 「TENOSSE」」など、駅前通りには交流スペースも誕生。かつての空き家には、次々と新たな店舗がオープンしています。駅前通りからすぐ近く、飲食店が軒を連ねる元歯科医院だった空き施設をカフェ&ゲストハウスとして再生し、市民や旅人たちの憩いの場としてコミュニティを築いているオーナー