見出し画像

きっちゃんのつぶやき「鍛えたい!学び続ける力!!」

 市民目線で教育への思いを伝えたいと思い始めたnoteですが、まだnoteの機能や使い方等々が理解できていません(笑) どれだけの人に読んでいただいているのかもわからず、不安がいっぱいですが続けていこうと思っています。今日もよろしくお願いします。

 さて、23日に日本テレビの桝太一アナウンサーが、3月いっぱいで日本テレビを退社し、大学の研究員に転身することを発表しました。アナウンサーとしての地位を確立しながらも、これからの世の中で自分にできることがもっとあるのではないかと考える中で、社会と科学を繋ぐ架け橋になりたいと思うようになり、今回の決断に至ったそうです。本当に素晴らしいと思います!

 近年、「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。リンダ・グラットン/アンドリュー・スコットの著書「LIFE SHIFT -100年時代の人生戦略-」によると、2007年に生まれの子どもの50%は、107歳まで生きるそうです。

 人生が短かった時代は、「教育→仕事→引退」という一方通行の「3ステージ」の生き方で問題はありませんでした。しかし、寿命が延びれば、二番目の「仕事」のステージが長くなります。今もそうなりつつありますが、引退年齢が70~80歳と長い期間働くようになると、「3ステージ」の生き方は通用しなくなり、常に新たなスキルを習得しながら複数のキャリアを渡り歩く「マルチステージ」の生き方に移行しなければならないと言われています。

 そう考えると、今の子どもたちが社会人になる頃は、桝さんのようにキャリアを渡り歩くことが当たり前になっているのではないかと思います。きっと、一つの分野で一生稼げる時代は終わると思います。そんな社会を生き抜くためには、「学び続ける力」を鍛えることが重要になると思います。

 人生100年時代は、まさに生涯学習の時代となり、これからの教育が、子どもたちの将来を大きく左右することは間違いないと思います。

 私は、これからの教師は「教える」から「支える」「共に学ぶ」に。子どもたちは、「教わる」から「学ぶ」「互いに教える」へと変わるべきだと考えています。本来、学校は「失敗」を経験し、学びを繰り返す場所だったはずです。だから教室は、先生の話を聞く場所ではなく、様々な協同的な作業・活動に打ち込める学習空間でなければならないと思います。これからの学校は、「教える場」から「学ぶ場」になり、どんな環境であっても自分で学んでいける「自立した学習者」をはぐくむことではないでしょうか。

 もちろん、家庭も同じです。子どもに失敗させないように失敗させないように子育てしてきた側面もあります。例えば、子どもに任せきれずに、先に手出しをしてしまうことも多くあります。でも、子どもに任せて、やらせて、失敗させて、そして本人が反省して、改善して、またやってみて、また失敗する、ということを繰り返す経験が、本当の成長につながると思います。皆さんはどう思われるでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?