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きっちゃんのつぶやき「子どもがやりたいと思ったことは応援しましょう!」

 子育て中のお母さんと話していると、子どもに自立してほしいという願いとは裏腹に、「きちんと自立できるだろうか」という不安があるようです。

 子どもが自立していくうえで、将来の目標や行動力をもつことは大切な要素の一つだと思います。前向きな目標や姿勢をもった子どもは、自分の力で物事に取り組んだり、失敗しても諦めずにがんばったりして成長していくことができるからです。

 ある調査によると、保護者がやりたいことを応援するほど、子どもが「将来の目標がはっきりしている」比率が高く、「難しいことや新しいことにいつも挑戦したい」という気持ちが強いそうです。さらに、「自分でできることは自分でする」「一度決めたことは最後までやりとげる」という比率も高いそうです。

 一方で、子どもがやりたいことを応援するつもりで、あれこれと口出しをするのはあまり効果的ではありません。「自分でできることは自分でする」「一度決めたことは最後までやりとげる」子どもをはぐくむためには口出しをしない方がよく、過度に口出しをすると子どもの自立心や行動力の育ちを阻害する可能性があるからです。

 また、子どもへの応援以外に保護者の活動が、子どもの成長に良い影響を与えるという調査結果もあります。保護者がさまざまな活動を行っているほど、子どもも難しいことや新しいことに挑戦したり、物事を最後までやりとげたりする気持ちが強いそうです。「お母さん(お父さん)もがんばっているから、私もがんばろう」「新しいことに挑戦するのは楽しそうだな」といった気持ちが起こるのでしょう。趣味やスポーツ、地域行事への参加、自分の能力を高めるための勉強……など、保護者の方が前向きにチャレンジする生き生きとした姿を見せることで、子どもの自立はさらに促されると思います。ぜひ親子一緒に積極的な気持ちをもって新しいことにチャレンジしてみてはどうでしょうか。


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