きっちゃんのつぶやき「仲間とともに育ち、伸びる教育環境を」
草や木の成長にとって、なくてならないのが雨の日であり、また、よく晴れた日です。どちらもちょうどよいバランスで繰り返されるので、幹や枝は大きくなり、葉は勢いよく生い茂ります。もし、雨ばかり降っていれば、植物は根が腐って育ちません。逆に、晴れの日ばかりでも、水分がなくなって枯れてしまいます。このように、植物の成長には、反対のもの同士が必要です。
子どもの心の成長にも、雨と晴れのように、まったく反対のものが必要です。それは、「やさしさ」と「きびしさ」です。植物と同じように、どちらかに偏るのではなく、ちょうどよいバランスであることが大切です。
また、その子にあった働きかけやその子にあった環境を用意することも大切ですね。子どもは、集団の中で育つものです。友たちとの人間関係や切磋琢磨を通じてこそ、成長するのではないでしょうか。仲間とともに育ち、伸びる教育環境を提供すること。これこそが、子どもたちの力をはぐくむための基本要件だと思います。
家庭・学級・学校の中に「居場所」があってこそ子どもたちの目は輝くのであり、仲間との切磋琢磨の中でこそ、子どもたちの学力や社会性が大きく伸びていくと信じています。
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