きっちゃんのつぶやき「自分が大切にしてもらっている感覚」
丹波市でも3回目の接種券の送付が始まり、今日、母親をワクチン接種に連れて行きます。コロナも2年目を迎え、子どもたちのストレスも大きくなっており、睡眠障害を訴える子どもが増えているそうです。一日も早い終息を願うばかりです。
さて、昨年の3月20日の土曜日に、入館者年間3万人を目標に掲げ「丹波市立氷上回廊水分れフィールドミュージアム」がオープンしました。
前身の「水分れ資料館」時代は、年間2,000~3,000人程度の入館者だったので大きな目標値を掲げすぎたかなと思っていましたが、何と開館してから約10か月後の2022年1月30日に、来館者数3万人を達成しました。スタッフの並々ならぬ努力の賜物だと思います。近くには公園もあり、自然体験やリフレッシュの場として最高です。是非一度お越しください。
ホームページ:https://www.tamba-hikamikairo.com/fieldmuseum/
子どもたちは、地域の自然、文化、そして人の愛情で育ちます。また、学習や遊びを通して、人とのかかわり方を学びます。こうした子どもの育ちの根底になくてはならないものは、家族の愛情による安定感、安心感です。子どもは、愛されているという安心感からさらなる自信や意欲を持ち、自分や周りの良さに気づいて大切にしようとします。そして、「自分が大切にしてもらっている感覚」が幸福感につながるのだと思います。この感覚は、人が生きていく上で最も大切な感情「自己肯定感」をはぐくみます。「愛すること」や「大切にされていること」を教えられた子は、一生幸せに生きることができます。自分を愛し肯定しているので、苦しいことがあっても強く生きられます。
家庭でこの「自分が大切にしてもらっている感覚」をはぐくむには、例えば、家事をしている途中に子どもが話しかけてきた時、その手をちょっと止めて耳を傾けたり、宿題を終えた子どもに「今日も頑張ったね」と一言声をかけたりして、できるところから子どもとのつながりを保つことです。また、できることから家のお手伝いを任せるなど、家族の一員だという自覚を持たせることも重要だと思います。
親も子も「自分を大切にし、誰かから大切にされ、つながりを持つ」ことが心の余裕を生み、生きる力の土台を築くことになるのではないでしょうか。
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