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毎日絵ッセイ

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作者の周りで起きることを絵と文で毎日投稿するよ!更新頻度NO.1
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#コルクラボ

「脚本術を初めて学んで作った卒制漫画」

今まで完全に感覚のみで漫画を描いていた 私が「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」を 読んでから卒制漫画プロットを書いてみたのでそのメモを残す! アイディアの中の一つ目! きっかけ 地元の者が誰も近づかない森の中に スランプによる気分転換もかねて初登山し、案の定、 道に迷った売れないファッションデザイナーのリサ(エド・ウッドのベラの様なアルコール依存症にするといいかもしれない)は、 一人そのアトリエに住むハリに出会う。 ハリは妖怪、針女(針女)で頭皮から

「ただいま!大欝から帰ってきたよ!」

大欝の最中に食事に誘われても、 家の外に出ることが苦痛なので、 どうにもいけない。 どれだけ楽しげに振るまえたとしても 頭の中は「早く帰りたい」でいっぱい。  食事も味がしないので、 一緒にいるから、 食べているだけでしかない。 「無」をムシャムシャと食らう。 食事をして、コミュニケーションをとって 普通に近づきたい。 ただそれだけのために、 雑音まみれのレストランで飯を食らう。 梅雨が近づくと、 どうにもいかん。 今年は対策が足りなかったのもあって、 いつも以上に

北海道旅レポ漫画①

ココ最近資格試験の勉強の ラストスパートをかけていた。 そして、もう試験の合否関係なく、 試験が終わり次第、ずっと行ってみたかった 北海道に行くことを決意! その為に 節約と資金運用にさらに力を入れ、 旅行サイトでセールを待ち、ポイントを集め、 コツコツと旅費用を貯めて貯めて…… ついに人生初北海道に行ってきちゃったよ!!(∩´∀`∩) (ちなみにマジで行ってみて良かったので、 家に帰ってきて、すぐこの漫画書きだした!) 試験会場から空港まで一直線で向かう。 が

「書くことは良い事なのかは分からないけど」

心が荒ぶれば荒ぶるほど、 私は現実の世界から離れたくなる。 そしてその結果、執筆が捗る。 結局の所、私にとって 「書く」は平和的で生産的な、 逃避行でしかない。 書かないという事が、 一番いいことなのかもしれないけど、 もう、人生において、 書く事が習慣と言うか、 お腹が痛くなったら、 トイレに駆け込むのと 同じ感覚にまで、なってしまった。 でも、逃避行先が、 あるってすごくいい事だよね。 私はあのまま、 逃げ込み先がどこにも無かったら、 どうなっていたんだろうな

「歪みの中で懸命に生きることにした」

「ご飯美味しいって感じる?」 「何しているときに幸せを感じる?」 「何してる時が喜びを感じる?」 こないだ、初めて 一緒に食事をした人から 聞かれた言葉だ。 食べることは好きだ。 それと同じくらい何もしないことも好きだ。 私は昔から文字を書く事が世間一般と比較して 苦手だ、 世間で良いと言われる文字からは、いつも歪んでしまう。 頭の出力速度に 指先が追いつかない。 書きたい文字と、書いてる文字が、 脳内で一致しない。 脳内でズレを感じながら文字を書かねばならない

「憂いは快楽だ」

人というものは社会を憂いたい生き物だ、 やれ年金だ、 やれ異常気象だ、 やれ最近の若者はと。 社会への見解は悲観的であるほど「売れる」 人は社会を憂いたい生き物だ、 社会を憂いば、 自分個人の生活を相対的に 楽観的に見られる。 一種の精神の自衛術だ。 「他人の不幸は甘い」 だけど、みんなそれを口には出さない。 ネットに書き込む。 それを口から発する事のできることが 社会への憂いだ。 知識人は皆「売れる」為に 社会に警笛を鳴らす。 これからもきっと変わらない。

「無自覚で真っ直ぐなバイオレンス」

いいカッコしか見せられない自分がいて、 出来ない自分を他者に認知される事が めちゃくちゃ怖い。 時々無自覚で真っ直ぐな 疑いのない価値観でぶん殴られると 立てなくなる。 悪気が無いからこそ、より みぞおちにどストライクしてしまうわけだ。 相手は全くの善意だから、 自分の歪さが、際立ってキツい。 分かり合えるのが当たり前で、 それを出来ない人は、 努力を怠ってると思われているのは、 聞いてるだけで、 わかる。 そうだよね。 分からないよね。 サボってるようにしか写

好きな本について語る「不良少年とキリスト」

あらすじ 「虫歯の主人公が歯医者の悪口を言いまくっていたら、 突然太宰治へのクソデカ感情の言語化に移り変わり、 生と死との話にぶっ飛ぶ話」 「原子バクダンで百万人一瞬にたゝきつぶしたって、たった一人の歯の痛みがとまらなきゃ、なにが文明だい。バカヤロー。」 最近文学者が現代に生きていて、 ツイッターをするならどんなことを書いて、 しまうんだろうと妄想することがある。 まず、鍵垢にしてしまうのか、 コメントは指定した人のみ答える設定にするのか、 ハッシュタグはつけるのか、

好きな本について語る「檸檬」

毎日、エッセイを書いていく中で、 そろそろ曜日ごとにエッセイの内容を 意識的に変えてみようかなと考え中です。 その中のアイディアの一つとして、 「週末は最近読んだお気に入りの本、や映画、音楽に ついてひたすら語ってみおうかな〜」 なんて思っております。 好きなものについて 熱く語ってる人って、 なんか昔から、好きなんですよね。 周りなんてどうでもいいから、 喋らせてくれ!!って 熱に心地よさを感じます。 一年ほど前に読書好きのご近所さんに 「青空文庫」というインターネ

「紙の中で踊っていたい」

私は高校1年生の時に ドイツの女子高生と文通を始めた。 きっかけは 学校内での姉妹校同士の文通企画。 (学校同士の初めての企画で、 候補者はほぼ皆無状態だった) 「なんかおもろそーやん〜」 といつもの軽いノリで 何も考えず、即立候補。 そして 私たちは文通相手として出会った。 彼女をここではエマと呼ぶ。 エマは、私に日本語と時々ドイツ語で手紙を書き、 私はエマに英語と簡単なドイツ語で返事をした。 英語もドイツ語も 完璧には程遠い私は、 辞書片手に翻訳しながら 手

「好き過ぎて火傷しちゃう」

私は近日 衣装展にいく。 衣装展に行くなんて もう本当に何年ぶりだろう。 ずっと避けてた事だ。 あんなにファッションデザインが 怖くなって距離を置いていたのに 今、私の心はすごく ワクワクしている。 あんなに 方眼定規と、製図用シャーペンを 握るのが怖くて嫌で嫌で仕方なかったのに。 結局、私はやっぱり どうしようもないくらい 物作りが好きでたまらない。 好きだから故に 美しくない作品を作る 自分が許せなかったってのもある。 やれる事はやったけど、 時間が無かっ

「信じる」ができる価値

今日幼馴染と 結婚について話していた。 ここでは、 彼女の名前を「歌ちゃん」とする。 歌ちゃんの家庭は、 家族がうまく機能しているタイプの家庭だ。 だから、 歌ちゃんが、口癖のように いつも言っている 「男の人と結婚なんて絶対したくない」 という言葉をずっと聞いてきているのに 私はずっと信じられない。 本音を言ってしまえば、 信じるのが怖い。 本当に心から尊敬している人が 現れて、歌ちゃんが 惹かれていくことが、 とてつもなく怖い。 結局、私は親しい人が、 少

「肥大化した痛い自意識」

一ヶ月前に自分でもまだ踏み込めない 漫画の題材を描こうとして二ページ目で止まった、 というか、 止めたのかもしれない。 自分が踏み込めないと いうことは書いてみてからしか分からない。 だからいつも、 ガーっと書きたくなったら めちゃくちゃに書く。 なので地雷を踏み抜いてから しか気づけない。 基本的に私の漫画は実話ベースに 色々継ぎ足して、 キャラは自分の好きな 描いていて楽しい気持ちになる見た目重視だ。 だから10代ならではの ツヤとコシのある髪質、 唇、目元

「裸でウニを投げつけられる」

作家としての「かが りねん」というアバター 作者や作品が炎上した時に、 これはアバターだからという意識があれば、 この炎上は作者としての自分であって、 リアルの自分には関係のないことだと、 割り切れる。 中の人のアバターの着ぐるみに入る バイトをしているイメージを持って作者として、 運営すれば 冷静に切り離して考えられるので、 炎上などで攻撃された時に自分の心のガードになる という話を聞いた。 これは、私は特に意識すべきだと思った。 でも、それと同時に、 「それって超