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本の一節をメモする

やっていそうでやっていなかった事の一つに
「本の一節をメモする」がある。

私は「本好きです!」と胸を張れるほどではないにせよ、常に「いま読んでいる本」や「そのうち読みたい本(積読ともいう)」があるくらいには、本が好きだ。

本を読む頻度でいうと、予定のない休日に本を開く程度だからそんなに量は読めていないけど、社会人の今でも月に一冊くらいは読んでいる気がする。

でも、本の内容をメモはしていなかった。

ときどき、知らない固有名詞が出てきて「後で調べよう!」と思ったり、引用文献の中に気になるタイトルがあって書き留める事はあったけど、文章ごとメモるのは、大学で卒論を書いた時以来かもしれない。

どうせ読み返さないし!
というのがその理由だ。

でも最近になって、読書会に参加したり、新しい働き方LABの取り組みの一環で本の感想を求められたりして、メモを取ることが増えた。

ま、予想通り、読書会が終わってしまえば/感想を発表してしまえば、メモった一文を読み返す事はまずないんだけど。メモる過程で何度も文章を読み返すから、自分の中にスッと言葉が入ってくる感じはあった。

「直前に読んだ作家さんに、自分の文章がひっぱられる」というのはよく聞くけど、メモる事でその作用が一層強まる気がする。

取り入れたい考え方とか、寄せていきたい作家さんの文体は、積極的にメモすると良いかもしれない。

どこまでが私で、どこからが取り入れた人のものなのか分からなくなってしまいそうで怖いけど…、でも好きなものが私に馴染んで、取り込まれて、グチャグチャに混ざり込んでいくのは悪くない。

いいなーと思った本の一節は随時メモって、
パクリにならない程度に、同化していきたい。

2024/07/08_63

私のnoteを見つけて読んでくれてありがとう♡