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中国の人は基本優しいと思った一日【中国・北京】

世界を旅しているとその土地土地で優しいひとたちと出会うことがある。自分はこの国ではいい出会いに恵まれたけど、他の旅人の話を聞くと散々だったらしい、なんてこともよくあり、「その国にフィットできたか、できなかったか」、そういったことも旅中によく考えていた。

2016/5/22投稿

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今回は北京3日目の話です。この日は宿の目の前にあるお店で包(パオ)を食べてからスタート!
蒸し餃子もあったのですが、ここ3日間全く野菜を食べていなかったので、青菜包10元(約167円)。

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食べていると男性従業員に話しかけられました。
念のために印刷してきた指さし会話帳を使って、なんとか話すことができました。そう、指さし会話帳のHPでは、無料で何ページ分かを印刷できるサービスがあるんですよね。
個人的にあまり街中でスマホを出したくないので、意外と重宝してます!

ご飯を食べた後は、次の移動のためのチケットを買うために北京西駅へ。

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北京西駅はかなり大きな駅。ここから各地への列車が発着しているようです。
事前に調べた情報では、英語サービスがのチケット窓口番号は36番とのことだったが、実際に行ってみると16番でした。
多くの人が並んでいるかと思ったら、意外とそうでもなく(月曜だから?)、中国名物のズル込みもなくスムーズに自分の番になりました。

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しかし、ここで英語できない奴の業というかなんというか、かなり手こずりました。
買いたい列車のチケットと座席について紙に書いて渡したのですが、なんと売り切れてしまっていたようです。昨日ネットで調べた時はまだあったのに!
なので、「次の時間のチケットはまだあるのか?」と聞こうとするのですが、なかなか伝わりません。
※これは中国人に英語が伝わっていないのではなく、私の英語がおかしかったから。

ちなみにこの英語サービス窓口は、カードも使える窓口らしく一般の中国人の方々も並んでいます。
途中、時間がかなりかかっていたため、後ろに並んでいたおばちゃんから文句的なことを言われましたが、ジャケットを着たおじさんが、おばさんを制してくれました。
や…優しい…!

かなり時間がかかってしまいましたが無事にGETできたチケットはこちら。

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16:03発北京西駅発の西寧(シーニン)行き。
硬臥というのは、日本のB寝台にあたる席で、中鋪というのは、3段になったベッドの真ん中の席。
コンパートメントは8号車の13番です。

無事にチケットもできたので、市内観光へでかけます。
まず行ったのはこちら!
北京オリンピックスタジアム

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メトロの「奥体中心(Orympic Sports Center)」という駅から降りて歩いていきました。1個先の「森林公園南門」という駅からも同様に行けるようです。
で、このオリンピックスタジアムのあるゾーンに入るのにも保安検査があります。
駅も天安門もそうだけど、公的なところに入るときは保安検査ばっかり!
町中の警察の数も多いし、なんか凄いな。…うん、私は「凄い」としか言い表さないよ、このこと。

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オリンピックスタジアムは、中国に来たら行ってみたかった場所のひとつ。
というのも、大学時代、鳥の巣とも呼ばれるこのスタジアムのデザインをしたアーティストのアイ・ウェイウェイさんの展示を六本木の美術館に観に行ったことがあったのです。
中国にはネットの規制やそれで書き込む文字にも制限があること、私はその時に初めて知りました。他にも社会運動をして軟禁されたり…そのときの衝撃は今でも忘れていません。私が中国に興味を持っている理由の1つです。

オリンピックスタジアムを後にし、市内の798芸術区へと向かいます。
メトロの东直门(ドンジーメン)という駅から、バスで行くのですが…気が付けばもうお昼過ぎ。ということで腹ごしらえ!中国の駅前ビルでフードコートを初体験しました!

ぐるっと一周して、面(ミェン)に決定。16元(267円)。
店員のお兄さんに「辛いの入れる?」と聞かれたので、本当は辛いの得意じゃないけど見栄を張ってうなずいてみた。そしたら、やっぱり辛かくてスープ飲めませんでした。

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この日は暑かったので、水(3元=約50円)のほかにポカリスエットもGET(500mlで5元=約84円)
ちなみにラベルに「ポカリスエット」って英語で書いてあるのに、「ポカリスエット」じゃ通じなかった…。

798芸術区へ向かう、401系統のバスはバスターミナルの方に乗り場があるので、そこから乗車。
バス停は「大山子路口南」。乗るときに2元(約33円)払いました。運転手のおばちゃん、降りる場所になったら教えてくれたり、めっちゃ優しかった!

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さて、この798芸術区は、東ドイツなどの援助で建てられた国営工場跡らしいです。
日本もそうだし、台湾行った時もそうだったけど、工場跡ってアートスペースになりがちですよね。
様々なギャラリーやオシャレなカフェが並んでいますが、月曜日だったからか、閉まっているギャラリーが多かった…。
そんな月曜にどんな人が足を運んでいるのかというと、ハイセンスな若者がとにかく多い!イケイケグループがアイスを片手にブラブラしている光景をよく見ました。

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ところで、欧米人にも人気の観光スポットということで、万国旗を飾ったカフェがいくつかあったのですが、絶対に日本の国旗を見つけられないんですよね。
泊まっている宿に併設されているカフェの万国旗でも見つけられない。これって私が見つけられてないだけなんですかね…。
街の人は皆優しいのに、難しいですね。…いや、私が見つけられなかっただけでしょう!そう思いたい!

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