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Magic:The Gathering(ギャザ)記事まとめ

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note公式のMagic:The Gathering(ギャザ)マガジンです。 皆さんが書いてくださった素敵な記事をまとめていきます!
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#MTGスタンダード

【MTGスタン】新機軸の《アモンケットへの侵攻》型青黒ミッドレンジのご紹介

【初めに】今回、《アモンケットへの侵攻》と《プロフトの映像記憶》にフィーチャーした新機軸の青黒ミッドレンジを開発し、アリーナ瞬間2桁およびスタンダード神決定戦トライアル優勝という結果を残したため、(愛機の自慢も兼ねて)そのデッキの紹介をさせていただきます。 既存の青黒ミッドレンジとは、コンセプト単位で差別化された新しいタイプのデッキに仕上がったと自負しています。 もし何か歯車が噛み合ってこのデッキタイプが流行し、ローテ間際のスタンダード環境に新しい風を吹き込めれば幸いと思っ

MTGスタンダードOTJ環境8週目

・始めに6/7,6/8に行われたMOチャレンジをまとめたものです。今週も2回分だけです。 スタンダード環境について考えるため以下の点などから、MOチャレンジの結果をまとめています。 ・毎週開催で安定して結果を確保しやすい ・同じくらいの規模の大会結果を蓄積しやすい 環境の変化が目で見えるようなもの、見返しやすいものが欲しいなと思ったので、とりあえず自分でやってみています。 色々と試行錯誤中なのでアドバイス等あればよろしくお願いします。 ・前回記事分の結果前回分のベスト3

いろいろスタンダードデッキ試作4MID-OTJ(コモン・アンコモン構築・職工スタンでいろいろ/失敗寄り・没集)

コモン・アンコモンでのスタン構築(=職工スタン) 以前から格安スタン~職工スタンは趣味で作ってて、スタン変わるたびにちくちく作ってたけど、サンダージャンクションではなかなか納得いく出来になるものがなかった アンコモン以下のカード自体はそれなりに強いんだけどね・・・ ただちゃんとスタンで戦うには、単体でレア以上のカードパワーに勝てるわけもなく、必要なのは「コンセプト」 こういう状況になれば勝てるっていう型が必要だが、それが足りなかった。 まー過去最高にプールの広いスタンダー

サンダージャンクションの無法者、デッキビルド探検隊その1

以前プレビューカードの構築目線のレビューを書いてたりしましたが、結構体力使う&体調が芳しくないということでちょっと中途半端でおわっちゃいました。 見てた方いたらごめんなさいね。 代わりにもうちょっと気軽に書ける最近作ったデッキ集でも乗せていきます。 ゴルガリミッドレンジ2 Tinybones, the Pickpocket4 Deep-Cavern Bat2 Bristly Bill, Spine Sower4 Mosswood Dreadknight2 Honest Ru

常滑スタンオープンでボロス召集で惨敗した男の調整録

はじめにこれは、知り合いが常滑ファイナルへ行くというので応援がてらオープンにでも出るかと思い、軽い気持ちで調整を始めたら気合入り過ぎてファイナル男も乗っかってほぼ同じリストを各自微調整し、自身は2-2と悲惨な結果となったがファイナル男は20位(権利繰り下がりで次回ファイナルチェイン)となったデッキの調整記録である。 デッキ構成固定枠(56枚) 1マナファクトカウント:8枚 管理人:4枚 解体:4枚 援軍:4枚 イモデーン:4枚 イーオス:4枚 門道急行:4枚

いろいろスタンダードデッキ試作3MID-OTJ(身代わり合成機)

今回は身代わり合成機 結構使われてるカードなのになんで今更?って感じではあるけど 個人的にはカイラの再建と組み合わせて使われるんやろなあ・・・って思ったのに全くあわせて使われるところをみなかったため 身代わり合成機が出すトークンは基本的にはただつよで、めちゃくちゃでかい。平気で8~10ぐらいのサイズにはなる。 じゃあなんで使われないかというと、動き出すのにラグがあるから。出たときもトークンでたらぶっこ割れとしてスタンでも大活躍だろうね(強すぎか) その欠点を埋めるのと、

Japan Standard Cup 準優勝レポート

こんにちは。malsemanです。 少し遅くなりましたが、期待以上の結果を達成したので記事を書きました。 ■実は参加を悩んだ大会正直今回の常滑はあまり出たくなかった大会でした。 約2年前、サイクル1-1の時私はエリア予選に5回挑戦しましたが結局抜けませんでした。でもMTG大会は好きだし初めてのPlayers Conventionだったから参加しました。 しかし結果は0-3ドロップ。友達はファイナルで戦っているのに私だけ負け組だな…と凄く落ち込んでました。昔のGPは負けて

ヤヤ・バラードデッキの道のり【313】

昨日の記事で、大まかな方針は固まり、新しい調整デッキにシフトしている その後の勝率は芳しくないものの、まぁ悪くもない コレベースで調整進めて、来シーズンに備えたい所 前回はこちら 交渉人の号令[バーン]2.0.1デッキ 昨日の調整で、《婚礼の発表》を3枚にしている 2ターン目の《完璧な一射、ワキーン》が残った際、とても強い動きになるので期待を込めて追加した代償なんだけど、この形だと、「《焦熱の交渉人、ヤヤ》を3枚にして《婚礼の発表》を4枚にすべきでは?」という意見に対し

mtgスタンダード グリクシスドラゴンリアニ備忘録

プレイヤーズコンベンション愛知2024楽しかったねえ 基本的にスタンはアリーナで回しているけど、プレイヤーズコンベンションくらいは紙のデッキを持ち込んで遊びたい。そんな感じで、愛知でコンベンションやる度に、ゆるくデッキ作ってサイドイベントに参加する、という風習で遊んでおります。 そして今回は結構頑張って調整して、二日目にプレイマットチャレンジで3-0できたデッキが出来たので、備忘録として残しておきます。 デッキリスト以下デッキリストと各カード紹介 序盤戦力 ・魅惑の航海

「Let's Enjoy Magic!」 チャンピオンズカップファイナルシーズン2ラウンド3/9-3 13位 プロツアー権利獲得

 2019年にMTGを始め、いきなり大規模な感染症の余波で休止。  2021年末からテーブルトップに復帰し、2022年の日本選手権予選から競技の世界に飛び込んでから早2年。 私は常滑の地で遂に念願のプロツアー権利を得るに至った。  まず全文無料であることをここに記する。  その上で料金設定をさせていただいた。  ご寄付などの目に見える形でご評価いただけると私自身が今後記事を執筆する上でのモチベーションになり、励みになる。  また、今回はプロツアーへの旅費なども含め、今後

有料
500

M:tG 新デッキ作りました

mtgの話。知らない人は回れ右。 mtgアリーナのランク戦(スタンダード)でエスパーやゴルガリ(抹殺者型)のミッドレンジを回していたところ、黒単で《アクロゾズの放血者》と《戦慄の奔出》による瞬殺コンボを入れたデッキと2〜3回当たった。 そこで大いに疑問を抱く。せっかく瞬殺コンボを搭載しているのに、なぜ単色で組むのだろう? 2024年5月現在、選択肢に入る2色土地はファストランド・スローランドにダメラン、諜報ランドまである。3色以上のデッキですら潤滑に回っているのだから、

【スタン】新・5cジョダーデッキを考えよう④~兵どもが夢の後~

こんばんは。一号さんです。 結論から先に言います。 ・今までの振り返り チャンピオンズカップ シーズン2ラウンド3 エリア予選をジョダーで 勝ちに行くぞ!と4月末から構築を探っていた訳ですが、サンダージャンクションで思わぬ伝説デッキ強化パーツが大量に来たのでそのおかげか 迷走に次ぐ迷走でデッキが固まらず… 基本平日に構想を考えて紙で組んで週末にショップに持ち込み草の根大会で 回して感触を確かめるというルーチンで進めてたのですが 奇しくもゴールデンウィークに入り考える時間は増

黒緑コントロールと旅行する2【スタンダード】

前回のやつ カルロフ邸以降使用しているスタンダードの黒緑コントロール。 各地を回りつつ遊びましたが、いくつか気になるところがあったのでサンダージャンクション発売後に少しだけ手を加えました。 黒緑コントロールを改良するさて、サンダージャンクション発売前の黒緑コントロールのリストはこんな感じでした。 これを回した感じ、改善しなければならないポイントは以下の2点かなー、という結論に至ります。 1、勝つカードは増やし、不要な誘発は減らす 前回のリスト最大の問題点は、11戦や

本気でクソデッキ調整録〜嫌いな能力と向き合う〜

好きな能力はありますか? 筆者はある。 (MTGアリーナBO3スタンで、局所的にしか役に立たないクソカードを捨てるのが趣味の)筆者は、ルーティングが好きだ。 ルーティングとは、1枚引いて1枚捨てる能力の俗称である。山札に眠る希望を手に入れ、不要牌や墓地活用カードを捨てる。枚数アドバンテージは手に入らないが、希望を手札に、絶望を墓地に送り込む動きに魅力され続けている。 今回の調整録は、久しぶりに現れたスタン2マナPW、再覚醒したティボルトジェイスに夢中になった記録である。