住宅関係の勉強と今後の展望

 最近、親の事業が住宅関係で、その手伝いで住宅関係の勉強をしています。
 親に教わるのが良さそうですが、特にスキルやノウハウを伝承するテキストとか教育体制が無く、職人気質で「仕事は見て盗め」の傾向が強いです。
 仕事を人に教えることは時間と労力がけっこうかかることは分かっていて、さらに相手は言葉で話して教えたいのに対し自分はテキストで文字を読んで勉強したいということもあり、上手くいかないところがあります。

 また、親の事業をひと通り勉強した後を想定して、
・自分はそのまま同じ事業を継続できるのか?
・将来的に発展させていくにはどうするか?
・そもそも自分は同じ事業をやっていきたいか?
という観点で、親の事業の枠を超えて、住宅関係を広く勉強しています。

■どうやって勉強するか?

 住宅関係を広く勉強するために、いくつか方法を挙げます。
(これは住宅関係に限らず、他の業界の勉強にも当てはまるかと思います。)

①地域の新聞、チラシを見る。
 身近にいる関連企業の取組み、広告のやり方が勉強になります。
 「○○の赤本」、「○○の教科書」といった無料テキストを配布している企業を発見したりします。
 地方自治体の取組み、住宅の補助金、助成金を知れたりします。

②セミナーに参加する。
 有料セミナーに参加して、体系的に効率よく学ぶ方法があります。
 ただ自分は無料セミナーにも注目しています。無料セミナーでも概要を学ぶことができます。さらに、最近の無料セミナーは、その人の成功体験を無料で学べます
 無料セミナー後に有料コンサルへの誘いなどあると思いますが、本当に受ける価値のあるコンサルも多いと思います。あまり世間に広まっていない新しいビジネスモデルを知ることができるとも思っています。

③住宅関係の専門家のSNSをフォローして情報を集める。
 その人のセミナーに参加したり、メルマガ購読につながったります。
 「note」や個人ブログ、企業ブログも情報が多いです。
 専門家に限らず、地域との関わりを増やしたり、仕事仲間を増やしたり、ネットワークを広げて情報を集めるのも良いですね。

④専門学校で学ぶ。いっそのこと住宅関係の企業に就職して学ぶ。
 自分が「何の勉強をしたいのか」、「将来何を目指すのか」が明確で、それにがっちりはまった勉強ができる組織を選ぶのが望ましいです。ですが、自分は恥ずかしながら、何を勉強するか、何を目指すかが明確ではないので、現状だと選びようもないです。将来的に必要ないことを勉強することになったり、雑用の仕事が多かったり、多くの時間がとられるリスクがあります。

 そもそも住宅関係でどんな仕事があるのか、ためしに住宅関係の資格を検索することで調査してみました。

どういう資格があるか?

 住宅関係の資格を検索してみると、もの凄い数の資格があることがわかりました。どの資格の仕事が利益を上げやすいか、どれが自分に合っているか、すぐに決められません。

「資格一覧(一部)」
<建築士>
<宅地建物取引士>
<インテリアコーディネーター>
<塗装技能士>
<住空間収納プランナー>
<福祉住環境コーディネーター>
<古民家鑑定士>
<スマートマスター>
・・・・
<○○プランナー>
<○○アドバイザー>
<○○診断士>
・・・・

 30個くらい資格が出てきた時点で、パソコンをそっと閉じて、検索することを止めました。。
 全ての資格の勉強をしている時間が明らかにありません。
 
 どの資格を勉強するか、仕事を目指すかすぐに決められませんが、
 自分は、完成されたモノ、あるいは、これから出来上がるモノを、その人のニーズに合わせて提供するような仕事をしたいと思います。直接、お客さんの反応や声を聞ける、いろんな人と密接に関われるような仕事です。
 (それはBtoBの製造メーカーで技術職として働いていたときに、直接お客さんと会話することが多い営業の仕事もやりたいとか、BtoCの会社で働きたいと思った動機に近いです。)

 いろんな○○協会、○○法人といった団体が資格を作っていることも分かりました。検索すると、どんどん資格がでてきます。
 最近の世の中を見ると、そのうち「テレワーク住環境コーディネーター」という資格が作られるかもと考えたりします。

将来どういう住宅が必要とされるか?

 ニーズに合わせて提供するような仕事をしたいので、将来どういう住宅が必要とされるかを考えてみました。
 と言って、グーグル検索して「リフォーム産業新聞」というWEBサイトの記事が参考になりました。(建築専門家のための本屋さんも運営していておすすめです。)

・宅配ボックスなどの非対面・非接触の商材
・テレワークに集中できる音を遮断する商材
・抗菌、抗ウイルス、消臭効果がある塗料、商材
・自宅時間が長いことから、ペットの住み心地を追求したリフォーム
・自宅の快適さをもとめた効率的収納スペース
・節電節水のトイレ、給湯器、風呂、キッチン商材
・自家用車の利用が増えることから、ガレージ・カーポートの設置

 自分では、以下のようなことを考えました。
・玄関に消毒液、手洗い場を設置するリフォーム
・ZOOMで見られても良い、自慢できる壁、空間にリフォーム。壁紙商材。
 これは<インテリアコーディネーター>の仕事が役立ちそう。
・効率的収納スペースなら、<住空間収納プランナー>の仕事が役立ちそう。
・地方でのテレワークが増えるなら、<古民家鑑定士>の仕事が役立ちそう。
・IT導入なら、(FFのジョブにありそうな)<スマートマスター>の仕事が役立ちそう。

 ほんの少しだけの将来を考えましたが、時代に合わせて変化し続ける仕事が良さそうです。
 ここまで書いて、「住宅に関する情報発信」の仕事も自分に合っているかもしれないなと思ったりします。

 手を広げすぎて勉強効率が悪いですが、今後も勉強した内容をnoteで発信していきたいと思います。

今回はこれにて。


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