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#落語・講談 まとめ

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落語や講談について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#落語」「#講談」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年10月の記事一覧

【十一日目】掛川〜浜松

昔の人は皆身長が低く、痩せていたというので、 ひょっとして歴代の徒歩でお伊勢参りした人間の中で私が一番太ってるのだろうか。 いや、そんな称号はいらないが、 そもそもこんなに太ってて毎日何十キロも歩くヤツはいるのだろうか。 今日は29キロ歩いた。 体重は91キロ。 ウォーキングにダイエット効果がないことの証明。 十一日目。 毎晩寝汗をぐっしょりとかく。 宿には申し訳ないがいつも布団がビショビショ。 身体に熱がこもっている感じがする。 温泉に浸かって汗を流して足のケア。

【十二日目】浜松〜湖西

落語の為、自分の為にお伊勢参りをしているわけだが、 現時点で落語にとってマイナスの要素がいくつか出てきている。 まず、声が出ない。 毎日稽古しながら歩いているので声を出してはいるのだけれど、人と喋るときにスッと声が出ない。 一度喉で引っかかる感じがする。 疲れからくるものか。 人と会話しなさすぎて、 「オレ、トモダチ」 みたいな、ゴーレムレベルの会話しかできなくなるかもしれない。 次に正座ができない。 膝と足首が硬くなって、ちゃんと座れていない。 これもそのうち治ればいい

新開地「喜楽館」で上方落語を体験してきました  

こんにちはRYUです。皆さん「上方落語」って見たことありますか?ウチは奥さんの実家があるので神戸によく行くんですが、神戸のディープなエリア「新開地」には、上方落語が見られる「喜楽館」があります。なかなか時間帯が合わず見る機会がなかったんですが、今回やっと昼席を観覧できた!ので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。 まずはランチこの日は午前中早めに車で名古屋を出発して、昼前に奥さんの実家近くに駐車。明日まで車は使わないので、さっそくビール!を飲むことにします。やってきた

サイン本300冊完成! いよいよ、みなさんのお手元へ|立川談笑『令和版 現代落語論』 #わたラク マガジン Vol.11

みなさん、こんにちは! ひろのぶと株式会社 編集の廣瀬です。 いよいよ、10月31日発売の 『令和版 現代落語論 〜私を落語に連れてって〜』。 本日は、発売を目前にしたお知らせイロイロ回です! 300冊のサインが完成! みなさんのお手元へ旅立ちました!著者に立川談笑師匠に当社オフィスへお越しいただき Hironobu & Co. ONLINE STOREでご予約いただいた方へ お送りする本に、サインをいただきました! 達筆な筆文字でサインを進める師匠。 「談笑」の落款も

【遺す物語】第一話:談志さんの「痔」ならぬ「字」

 つい先日、noteの親切機能により、noteを始めてから1年が経過した事を知りました。しかし、そのこと自体に特別な感慨をもつことはありません。  さわさりながら、僕を「noteに文章を遺す」という行動に至らしめる動機が時間の経過と共に少しづつ変化してきたことだけは確かなようです。ついては、本稿もまた僕の心の中で起きた変化のひとつであると言えましょう。  それでは、お時間の許す時にでもお付き合い賜れれば幸いです。 序:「遺す物語」について 「遺す物語」の意味は、読んで字の如

【落語遠征】松江ふたたび

10月21日(土) 松江にやって来た。 ものすごい既視感。 当然である。 この春にも来ている。 温泉津温泉に行くついでに寄ったのだ。 今回は落語遠征。 「柳家さん喬が語る小泉八雲Vol.6」である。 小泉八雲記念館のお座敷で怪談を聞く…… というのは私の早合点だった。 実際は定員50名の多目的ホールに椅子を並べて聞くのだった。 師匠の生声が届く小さな部屋で、それでなくともたっぷりの、さん喬師匠を聞くのである。 まことに贅沢な会だった。 ちなみに会の最初にご挨拶さ

【六日目】三島〜富士

今日のルートは見どころがない。 大きな道路沿いをただ歩くだけの日。 こうなるともうつまらないというよりめんどくさい。 昨日の箱根が大変だっただけによりそう思う。 どうにか面白くならないだろうか? 暗中模索して思いついたのが、暗中模索。 夜を歩く。 六日目。 六日目のメインディッシュである富士山がもう出ました。 あとは静岡を抜けるべく、道路沿いをまっすぐに進むだけでーす。 箱根の写真が多すぎて五日目の旅日記がまとまらない。 加えて足が痛すぎてものを考えられない。 いつ

日誌:2023年10月16日〜10月22日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします!

2023.10.22 ブリリアント2 志の輔らくご

初めての氷見市芸術文化会館はでかーい お豆腐みたいと思ったのは内緒です…。 開館から1年ということで、まだまだ新しい。ロビーも広くて解放感があっていい感じ…なんだけど写真撮り忘れた(;・∀・) ★開口一番:立川志の大「看板の一」 しょしょしょしょじー…あれこの曲は志のぽんさんの出囃子… あれ?小走りに出てきたのは志の大さん…え?化けた?(違) お気に入りの志の大さんだよー(≧▽≦) 聴く度に上手くなったねー(なんで上から…)って今回も楽しめましたが…サゲの直前でなんか

【七日目】富士〜興津

お伊勢参りを初めて一週間が経った。 この経験で私の何が変わったのか? 確認する術はないが、ただ自分の中で、 景色を見て「あの噺はこういう場面かな」と思ったり、歴史に直接触れて当時の空気を体感したり、「江戸っ子の気持ちがわかる」と言うと図々しいが理解ができたりした。 なもんで、ここで辞めてもいいんじゃないか。 落語を良くするためだけなら。 まあ、辞めないけど。 七日目。 昨日(今日ということになるのか)夜通し歩いた、その疲れを癒しに湯らぎの里というスーパー銭湯で休憩。 め

喜色是人生

10月いっぱいで建て替えのため閉館する国立劇場でひさしぶりに落語を聴いた。 国立劇場といっても、“はなれ”のように敷地内にぽつんと建つ演芸場について言えば築年数は本館よりだいぶ浅い。なんだか壊してしまうのも惜しい気がするが、相変わらずのトイレの大渋滞を見るとやはりそろそろ改築のタイミングなのかもしれない。 ところで、国立演芸場というと舞台正面に掛けられた「喜色是人生」と書かれた額を思い出す。侍従として長く昭和天皇に仕えた入江相政(いりえすけまさ)氏の手になるものだという。

AniPAFE2023参加作(【静止画MAD】噺家に限り無し【あかね噺】)

ニコニコ動画のMADイベント「AniPAFE2023」に参加した作品について、書いていきます。今回は演出的に色々挑戦してみたので、そのあたりがメインです。 イベント参加したのは修正版のこちら(YouTube早く修正機能出してくれ) 1:【MAD】 「I」 【やがて君になる】が与えた影響 2022年12月29日にMADMAX2022のファイナルで投稿された本作。今後、静止画MADは「I」以前と以後に分けて語られると言っても過言ではないレベルの作品なので、まだ見てない人は今す

『ドンデンガエシEXPO』/マーケット出店者インタビュー②透明書店

こんにちは!YOMAFIG.です。本日は10月16日(月)〜18日(水)の3日間、浅草公会堂にて開催されるドンデンガエシEXPOのマーケットスペースにご出店くださる透明書店の岩見さんに「なぜこのイベントに参加したのか」「EXPOに向けてどのような出店を予定しているのか」を伺ってみました。 どんなお店ですか?ー透明書店さんは、普段はどんなお店かご紹介いただいてもいいですか? (岩見) スモールビジネスに関わる人(スモビが好きな人も含む)がちょっとした刺激をもらえる、オープン

日誌:2023年10月9日〜10月15日

※無料公開部分以外は口外禁止でお願いします! 10月9日(月) 横須賀ベイサイド「小人十九」  冷たい雨。今晩いっぱいまで降って、明日は晴れるようで一安心。以前も出演したことあるなぁ・・・とぼんやり思い出しながら汐入駅へ。遠い。駅からすぐの会場に向かっていると(目の前の喫茶店でカレーを食べたことを思い出した)、買い物帰りみたいなオシャレ姿のお姉さんが目に入る。まさかなと思って前に回ると桃花姉さんなのだった。