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舞台マガジン 記事まとめ

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「演劇」「ミュージカル・オペラ」「ダンス・バレエ」「落語・講談」「歌舞伎」「伝統芸能」の記事をまとめています。舞台メディアはこちら▼ https://note.com/topic…
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#音楽

#12 ストラディヴァリウス・コンサート2024 vol.2

はーいMINAMIです〜😉 今日は先日投稿した「ストラディヴァリウス・コンサート2024」の後編です! 時を戻そう🌀シュパッ  ←久しぶり 9/5は東京交響楽団さま、広上マエストロとの共演-のリハーサルでした。私はヴィヴァルディの「夏」担当!広上マエストロとご一緒するのは初めて。でも打ち合わせの時から広上ワールド全開で、とても和やかな雰囲気でした😉 9/6 この日は楽器のインスペクション、スイスから来た偉い人!にストラディヴァリウスをチェックしてもらうのです。世界遺

音楽史15『ロマン派音楽の発展-後編-』

 1848年、ヨーロッパ各地で革命や運動が起こり、フランスのナポレオンを倒して以降、安定を保っていた「ウィーン体制」が崩壊した。  まず「フランス二月革命」が発生してブルジョワジー(富裕層)が権利を独占する体制が崩壊して共和国が再び誕生、それが伝播するようにイタリアではフランスの王族の支配に反発したシチリア革命をきっかけにイタリア諸国を統一して一つの国にしようという「イタリア統一運動(リソルジメント)」が開始した。  オーストリアはハンガリー地方とボヘミア地方で革命が起き

[BEST 15] クラシック作曲家Spotify再生数ランキング [音楽史 番外編]

まず最初にクラシック音楽とは西欧で伝統的に作られてきた主に観賞用の音楽を指します。(踊りや宴席など社交場の音楽もあるよ) Spotifyは世界最大手の音楽配信サービスで6億人が使用しています。(2位は1億人のApple Musicだよ) リアルタイムの音楽分析を提供するオンラインのプラットフォームであるKworb からSpotifyの総再生数を書いています。 現在Spotifyで飛び抜けて再生されているのはラッパーのドレイク (1030億回)、カントリーのテイラー・スウ

宇賀村直佳さん(稽古ピアニスト) ライフストーリー【前編】

 ミュージカルに関わる方々への長編インタビュー企画『Into the Musical』がスタート!  芝居・歌・ダンスの総合芸術といわれる究極のエンターテインメント、ミュージカル。この企画では、ミュージカルに関わるさまざまなセクションの方々に、これまでの歩みから仕事へのこだわりまで、じっくりお話を伺っていく予定です。  記事を通して、ゲストの人となりや、ミュージカルの多様な側面を知っていただけたら幸いです。  記念すべき最初のゲストは、稽古ピアニストの宇賀村直佳さん。

音楽史13『ロマン派音楽の発展-前編-』

 その後の19世紀前半にはロマン派音楽が本格的に開始し先述したベートーヴェンやシュポーア、ホフマン、クレメンティ、ルイジ・ケルビーニなどだけでなく多くの巨匠音楽家が登場していった。  オペラではモーツァルトの甥にあたるドイツの作曲家カール・マリア・フォン・ウェーバーがモーツァルトがよく作った大衆演劇ジングシュピールの伝統を受け継いでドイツのロマン派のオペラ様式を確立したとされ、『魔弾の射手』『オイリアンテ』『オベロン』などのオペラを作曲し名声を獲得、他にも交響曲や協奏曲など

音楽史12『ロマン派音楽の誕生』

 ロマン主義の直前辺りからはイタリア出身でフランスで活躍し国際的な名声を獲得しハイドン、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスなどの大巨匠からの熱烈な支持を受けたルイジ・ケルビーニ、チェコ(当時ドイツ内)出身でその後登場するリスト・ショパン・シューマン・メンデルスゾーンなどの大巨匠のロマン派ピアノ曲の最重要の先駆となったヤン・ラディスラフ・ドゥシーク、先述したクレメンティやサリエリらが活躍した。  ドイツではこの時期、世界で最も著名な人物の一人となっているピアニスト・作曲家

音楽史9『後期のバロック音楽』

 中期バロックの頃には初期バロックの奇異さがなくなり精密な音楽へと変化し、ヴァイオリン系の楽器やフルートやオーボエなどの楽器が定着した時代であったといえる。  そして17世紀末、イタリアではカンタータやオラトリオ、オペラなどではナポリ出身のアレッサンドロ・スカルラッティにより三部形式、つまり3つの部分からなる楽曲や、金管楽器ホルンの利用が広められたことで、オペラの様式は大きく変化し、彼から「ナポリ派」が誕生、その後にはホルン以外にもオーボエなど現在のオーケストラで用いられる

9人ラスト公演で全員号泣の感動フィナーレ!Kep1er JAPAN CONCERT 2024<Kep1going>ライブ体験記47~青春という名のKPOP(K-POP) Vol.188

Kep1erが、9人組としてのラストコンサートを成功裏に終えた。 そのあまりに深い感動と余韻に、私は今も浸って抜けられないでいる。 9人組グローバルガールズグループ・Kep1er(ケプラー)が7月13日〜15日にKアリーナ横浜で「Kep1er JAPAN CONCERT 2024 <Kep1going>」を開催して、3日間で約4.5万人を動員した。 また、全世界20ヵ国の国と地域での生配信に加え、最終公演は全国各地の映画館でライブ・ビューイングも行われた。 この最終公

最高のライブ体感と美の饗宴を堪能!『2024 aespa LIVE TOUR – SYNK : Parallel Line – in JAPAN』ライブ体験記47~青春という名のKPOP(K-POP) Vol.188

aespaのライブはやっぱり最高! まさに痺れるような最高のライブ体感を堪能! 今、aespaの勢いが止まらない! aespaはグローバルで活躍し、数々の記録を更新している。5月に韓国でリリースされた初のフルアルバム「Armageddon」が全世界でヒットを記録し、7月3日に待望の日本デビュー!デビュー日の夕方にタイトルトラック「Hote Mess」のMVを公開し、わずか6時間後に100万回再生を越える勢い! そして、aespaは現在ツアー真っ最中!7月までアリーナツ

「絶対」も「ずっと」も、ありえないけど、それでも

フジファブリックが活動休止をするらしい。 姉の好きなバンドだった。というか、姉の彼氏が好きなバンドだった。要するに、姉は彼氏の好きな音楽を好きになったのだった。わたしとフジファブリックは、それだけの関係性だった。 それでもいつの間にかわたしは、Spotifyでダウンロードして聴き、街中やライブハウスのBGMで流れているのを見つけると嬉しくなって口ずさむようになり、今夜 活動休止の発表を見て家でひとり、泣いてしまったりした。 わたしは知らなかったけれど、フジファブリックは自分た

【Ado】やりたいことをやれる実力、そのかけがえの無さを別の件で感じたというお話

先日、Adoちゃんプロデュースのアイドルグループがデビューしたことが話題になりましたね。 かなりインパクトありますが、Adoファン的にはAdoっぽさを感じる曲でもあり、新グループでありながらAdo成分の供給に近いものがあって美味しくいただいているところです。 何より、今登場人物が女性中心の創作をやっておりまして、この「おともだち」MVが影響しそうなのがなんとも怖いです(笑)。 というか、このタイミングなのは天命か…?とも思えますね。 攻める攻める、令和の歌姫 そしてこ

【ラジオ#637】ゲスト:コーラス・ピープル(オリジナルミュージカルグループ)(M)

2024年6月13日のラジオレポートです。 【オンエア曲】 オープニング:6月のラブレター / 万貴音 万貴チョイス:息をする心 / STU48 貴音チョイス:メモリー / 劇団四季 生歌:明日もみんな笑えるように / 万貴音 【万貴音のなう!】 ○ライブ情報 ・6月23日夢フェス ・7月14日噂通りの浴衣フェス *詳細後日発表 ・7月24日森川泰介さん生誕祭ライブ 【万貴音のゲストルーム】 ゲスト:コーラス・ピープル(オリジナルミュージカルグループ) ↓

『音楽の理由』~「音」が「音楽」になる~リテラ探求学習研究レポート

音楽科のある高校に通うY・A君は、音楽の起源や作曲家・音楽家の歴史について調べることで、音楽の果たしてきた役割について探っていきました。そして、「音楽家とは何か?」という問いについて自分なりの答えを掴むことができたようです。  この研究をしたのは、新高校2年生のY・Aくんです。 ■プレゼンテーション動画 ■リテラの先生からのコメント誰もが音楽を聴き、また、音楽をつくれる社会で、音楽家の役割とは何なのでしょうか。 高校で音楽を学ぶ裕希君ならではの問いかけでした。 哲学的な

「~Living National Treasures~ #Ep47 うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!(2022年2月)」

2022年2月   遂に密かに進んでいた計画が明らかになりました。   2022年2月22日はFRUITS ZIPPER結成の日!   メンバーは・・・   早瀬ノエル🍋(黄色担当) 松本かれん🍑(ベビーピンク担当) 真中まな🫐(空色担当) 仲川瑠夏🍇(紫担当) 櫻井優衣🍐(ミントグリーン担当) 月足天音🍓(赤色担当) 鎮西寿々歌🍊(オレンジ担当)   ※顔合わせ順   それぞれ個性があってとってもいいグループだね。 あ、あと一応ドキュメンタリー好きの人はこれ前