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映画 記事まとめ

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映画の感想文や、おすすめ映画について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#映画」「#映画感想文」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#映画祭

お題企画「#映画感想文」開催中!受賞者は映画『マイ・ダディ』を輩出したTSUTAYA CREATORS’ PROGRAMの公式ライターに!

映画をみて感じたこと、考えさせられたこと、考察、振り返りなどを「#映画感想文」で募集します! 映画を愛するクリエイターを応援します!今回のお題企画は、2022年1月27日から2月28日の間、クリエイターの発掘コンペティションを運営する「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」に後援いただくことになりました。 後援期間中に「#映画感想文」をつけて投稿された作品のうち、TCP担当者が最優秀賞、優秀賞を選定。受賞された方には、公式ライター就任などのすてきなプレゼント

カンヌ映画祭2024日記 Day12

25日、土曜日。ついに映画祭最終日!本当に、あっという間。6時起床、昨夜書いた日記をアップして、8時に朝食を食べていると、本日10時だと思っていた1本目の開映時刻が9時であることに気付き、大慌てで外に出る。 本日は映画祭の中心部からバスで30分ほど行ったところにある「Cineum」というシネコン会場に行く予定だったのだけど、もうバスを待っていては間に合わない。絶対に逃したくない上映だったこともあり、タクシーに飛び乗って会場へ。なんとか間に合い、安堵。最終日だということで、

「カンヌ国際映画祭」の関係者エリア内はどうなっているのか

カンヌ国際映画祭についての観光客向け日本語情報があまりなかったことから、実際に来てまとめてみたのが下記の記事。 ただ今回、筆者は幸運にも関係者エリアに入らせてもらい、いくつかの公式上映に参加することができたので、一般公開されない「関係者エリア」内についても、せっかくなので併せてご紹介したい。 まずは映画祭のメイン会場である「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congrès de Cannes)」、そのメイン

カンヌ映画祭2024日記 Day8

5月21日、火曜日。6時20分起床。4日先の上映が予約できる7時からのチケット争奪戦も、本日が最後。終わりが近づいてきたことを思い知らされるようで、少し寂しい。とはいえまだまだ中盤戦、黄昏れている場合ではない。気合を入れ直して、外へ。今日は朝から晴れている。 8時半から、コンペでアリ・アッバシ監督新作『The Apprentice』。ドナルド・トランプの若き日々を描く驚きの内容で、早くから話題になっていた作品だ。 父の築いた不動産事業を継ぐ形でホテル事業をまずは手掛け

カンヌ映画祭2024日記 Day5

18日、土曜日。6時起床からの、ルーティンを経て、上映へ。本日も晴れ。気持ちいい。 8時半から、コンペのヨルゴス・ランティモス監督新作『Kind of Kindness』(扉写真/Copyright Searchlight Pictures)。これは、既に『憐みの3章』というタイトルで日本の公開が決まっているのですね。50分ほどの短編3本からなり、2時間45分。しかし全く時間を忘れる面白さで、僕は3本目が終わった時に、4本目無いの?と思ったくらい。3つの異なる物語を、同じ

カンヌ映画祭2024日記 Day2

15日、水曜日。6時起床。毎朝ルーティンの7時のチケット予約は、まあまあかな。やはり夜帯の「ソワレ」と呼ばれるコンペの公式上映はなかなか取れない。まあ複数回再上映があるので、それらを狙えば大丈夫。 朝食は現在宿泊しているホテルではなく、近所にあるかつての定宿で頂いているので外に出ると、寒い。また雨。今年のカンヌは寒いのか…。着るものがない…。Tシャツと薄手のパーカーにジャケットを重ね着してパツンパツンになる。仕方がない。 本日は9時半から、「監督週間」のオープニング作

#19 『奇蹟/ミラクル』 Review

考察、本当の奇蹟とは? 香港映画『奇蹟/ミラクル』(1989年香港|127分) 監督&主演:ジャッキー・チェン ※本記事にはネタバレがあります。 ジャッキー・チェン〈4K〉映画祭、公開初日に鑑賞! 新宿ピカデリーでの『奇蹟/ミラクル』の上映は、5月10日初日の公開はなく、翌日に上映だったので、あえて公開初日と記載させていただきます。 10時25分という午前の回でした。夜勤の訪問介護の直後、電車を乗り継ぎ映画館に急行しました。上映中に寝るようなことはなく、最後までもちろん

カンヌ映画祭2024日記 Day0&1

今年もカンヌの季節がやってきました。円安で泣きそうというのは、日本からカンヌ入りする人々の挨拶代わりの言葉になっていましたが、当局の介入は間に合わず。こればかりは、しょうがない。行ってきます。今年も日記を出来る限り書いてみます! <5月12日> 12日、日曜日。4時半起床でパッキングして、6時に家を出て新宿からリムジンバス乗って羽田へ。結構混んでいる。9時40分のルフトハンザでミュンヘンへ。機内はほとんど寝られない。最近はめっきり欧州行きの便で寝られなくなったな…。

カンヌ国際映画祭開幕記念!「東京国際映画祭とゆかりのあるカンヌ監督」12選

皆さんこんにちは! 東京国際映画祭 学生応援団のわくとです。 いよいよ5月14日(現地時間)から、フランス・カンヌにて世界最大の映画祭「カンヌ国際映画祭」が開幕します! 開催期間中は、超有名監督の新作から期待の新星のデビュー作まで、たくさんの映画が上映されます。上映会場のレッドカーペットでは、世界屈指の映画スターたちが集い、映画祭に彩りを添えます。 日本からは、奥山大史監督、山中瑶子監督といった、日本映画界の将来を担う新世代の若手監督たちがカンヌデビューを果たします。 ま

ラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭 2日目

やっちまいました。 寝過ごしました 笑 あまりにも波の音が気持ちよくて。 あまりにも気温が気持ちよくて。 で、起きたらめちゃくちゃ日本からの連絡があって一気に仕事モード。 朝から旧市街の方に外出しようと思っていましたが、もう諦めました! 夕方までできる限り作業をして、そこで切り上げて映画を一本観に行きました。 『PARADAISE』というスリランカの映画です。 同じオフィシャルセレクションに選ばれている作品で、英語の字幕が速すぎたので7割くらいしか理解できませ

カルタヘナ国際映画祭 3日目

審査員二日目はアルゼンチンの映画でした。 こちらも内容には触れられませんが、とても素晴らしい作品でした。 出席したプロデューサーさんの話を聞くと、アルゼンチンの現在の世情や過去の経済危機の話、その頃の生活の話など、日本にいるときっと情報としては流れてきているのだろうけど、体に入ってこなかったようなものがビビッドに感じられました。 そういうバックグラウンドとなるものが分かっているのとそうでないのとでは映画の見方が随分と変わるものですね。 日本という、ある種世界と断絶され

カルタヘナ国際映画祭 2日目。

いよいよ今日から本格的に審査員の仕事が始まりました。 僕のことも公式HPで紹介して頂いていますが、僕は今回、WORK IN PROGRESSセクションの審査員を務めさせて頂きます。 work in progressとは、現在進行中の、ということで、まだ未完成で編集段階の映画という事です。 こういう未完の映画が映画祭に提出され、そういう部門があるということもロッテルダムで初めて知りました。映画祭で評価を受けることで、資金面や配給、様々なメリットを享受できるということです。

カルタヘナ国際映画祭 1日目

いよいよ僕のカルタヘナ国際映画祭が始まった。 昨夜は15時間の長旅の後、さらに1時間ほど散策をしたので、この最高なホテルでぐっすり とはいかず、あちこちから仕事の連絡が入り、急遽行わなければいけない作業に追われていたのです。流石に夜に行う気力がなく、朝5時に起きて猛烈に作業開始。 朝食を食べながら作業をして、ようやく昼にひと段落したのでここからは一気にカルタヘナモード! まずはアクレディテーション(認定)という、映画祭にチェックインするみたいな事を行いに、指定の住所を

【予習】第62回カンヌ映画祭【コンペティション部門編】

今回は予習がてらカンヌのコンペに決まった監督たちの受賞歴をまとめてみたいと思います。 『メガロポリス』フランシス・フォード・コッポラ  きました!今年一番の話題作と言っても過言ではないコッポラの作品です。コンペに入るのは『地獄の黙示録』以来のこととなり話題性抜群です。最近は奮わなかったコッポラですが、賞レースに本格参戦なるでしょうか。 『The Apprentice』アリ・アッバシ  こちらも注目の監督!今アツい北欧ホラーの代表監督、アリ・アッバシが今回手掛けるのはな