田中稔彦

俳優をやっています。 時々、映画の監督もやります。 気ままに書いてゆきます。

田中稔彦

俳優をやっています。 時々、映画の監督もやります。 気ままに書いてゆきます。

最近の記事

チームビルディング。

大阪滞在最終日は、大阪に在住のアメリカ人の映画監督『Zak Baney』さんとお会いしてきました!! ロッテルダムで出会った、僕たちのメンターであり仲間であるフランス人・Hayetから 「今カンヌにおるんやけど、紹介したい人おるねん。連絡先教えるから連絡取り合ってそっち(日本)で会って色々アドバイスもろたらええわ」(関西弁補正) と連絡をもらって、とうとうZakと会う日がやってきたのです! Zakはこれまで、短編長編併せてなんとカンヌに3度も入選しているという強者です

    • 近くて遠い、大阪。

      長編映画『莉の対』 念願だった北海道での上映を経て 僕たちは大阪へと上陸しました!! 新しくなったテアトル梅田さんで 2日間に渡るイベント付き上映をさせて頂きました!! 北海道からのキャストメンバーに加え、内田竜次さんと永井なおきさんにも参戦して頂き、上映後のサイン会も含め作品を盛り上げて頂きました。 もうすっかり役を離れて、ではありますが、 真斗と大輔 こういう世界線もあったのかな?と思わせる2ショットに少しだけ感慨深くなるのでした。 そして。 見事に全

      • 2024年、初夏・北海道への旅

        2024年、初夏・北海道への旅もあっという間に終わってしまいました。 僕たちは大阪夏の陣へと駒を進めたわけですが、 ラスト数日間の北海道もまた、僕たちにとって大切な日々となりました。 僕と相方の彰夫は道北、名寄市に滞在し その間、朱鞠内湖のある幌加内町長や名寄市市長、名寄市立大学の学長との面談があり 両市町でのロケハンをグングン進めました。 大半のロケ地の目処がついたので、どうしても見ておきたかった肝心要の 『朱鞠内湖』に行ってきました。 ところで。 朱鞠内

        • 日本から、世界へ。

          朝起きると Your film Rei has won A SPECIAL MENTION in the International Feature Films Competition. とメールが届いていて飛び起きた次第です! スロバキアの映画祭である 『コシツェ国際芸術映画祭』 国際長編コンペティション部門 にノミネートされていた『莉の対』ですが、 なんと、審査員特別賞であるSPECIAL MENTIONを受賞しました!! 同部門には世界各国10作品がノミ

        チームビルディング。

          僕の映画づくり。

          物事は、動く時には一気に動くものです。 長編映画『朱鞠』における重要なロケ地の大半を占めるのが 朱鞠内湖のある『幌加内町』 そして、『名寄市(なよろ)』 となります。 今日は朝からなんと名寄市の長である、 加藤剛士市長と面談することができました!! トントン拍子!!!! とは言え僕たちのような小僧が簡単に市長にお会いできることもないのですが、実は、先月東京で参加した「東川町東京総会」に参加した際に出会った方からご紹介を頂き、市長との面談が実現したのです! 幌

          僕の映画づくり。

          シュマリ。

          始まりの二人。 昨夜の打ち上げから一夜明け、制作部のあお兄と若奈、そしてキャストのタカラさん勝又さんを朝一で空港まで送り届け またいつもの二人に戻りました。 相方、彰夫とたった二人。 始まりはいつもこいつとやるのが機動力があっていい。 僕達が向かった先は 『朱鞠内湖』 今日から僕たちは、長編映画『朱鞠』に向けて本格始動なのです。 北上するにつれ一気に雨模様となり、山々には濃霧が立ち込めてきました。 とても、とても、『朱鞠』っぽい空模様。 これぞ『朱鞠』って

          シュマリ。

          切れない縁。

          僕が今回の旅で楽しみにしていたこと。 それは みんなと行く旭岳ピクニック!でした♬ かねてよりガイドの大塚さんから 「旭岳に登りませんか?」 とお誘いを受けていたので 即答「行きたい!!!」の一択、旭岳ピクニック。 撮影で登った以来の旭岳でしたが、雪山ではない旭岳にも登ってみたかったんですよね。 『莉の対』の撮影では、僕と彰夫とタカラさんしか頂上まで登らなかったので、今回は制作部の二人と勝又さんも引き連れて、みんなで旭岳チャレンジしてきました。 一週間前の天

          切れない縁。

          写真の町・東川町

          6月8日より三浦太輔さんとコラボで開催していた写真展 『dark side of the moon』 昨日6月23日に無事に終幕致しました!! 22日には太輔さんと、東川町の写真家・大塚友記憲さんと3人でのトークショーも行いまして、二人の写真家の話や、写真展の話、僕との関わりについて色々とお話しさせて頂きました! 太輔さんは会期中ずっとギャラリーにいらっしゃったようで、訪れるお客様一人一人に対して丁寧に写真展の内容のご説明をして下さったようです。東川町からもご好評を頂

          写真の町・東川町

          THE NOBLEST ART IS...

          初夏のプチジャーニーが始まりました!!! 映画の上映もあります。 写真展もあります。 次回作の準備もあります。 執筆活動もあります。 多色な僕たちの初夏・プチジャーニーが始まりました!! 相変わらず『莉の対』は僕たちを色んなところに連れってくれ、色んな人に出会わせてくれ、色んな経験をさせてくれます。 僕たち『莉の対』の制作部は、全員がそれぞれの始発電車に乗り、朝一の飛行機に乗って旭川空港に帰ってきました。 制作部のあお兄と若奈は、旭川空港に着いて辺りを見ると、馴染み

          THE NOBLEST ART IS...

          息子が賞を獲った。

          先日、写真集の発売記念イベントがあったのですが、それ終わりで 『莉の対』で音楽を作って下さった"s.i.s"さん家に遊びに行ってきました。 シスさんとは舞台で知り合って、なんだかんだで長い付き合いになってきました。本当は『莉の対』では知り合いを頼らず作りたかった。だから他の音楽家にも相談したけど、この人に勝てる人はいませんでした。 『莉の対』を観て下さった方から音楽を褒められる事が多いのですが、それめちゃくちゃ嬉しくて。 "音"が重要な作品ですから、音楽の在り方一つで

          息子が賞を獲った。

          凱旋する。

          長編映画『莉の対』 キノシネマ新宿さんでの上映が始まって以来、どんどんお客様が増え 信じられんだす。 泣く。 とっても嬉しいだす。 そして、正直ここまでお客様が来て下さるとは思ってもみなかったので、逆にお断りしなきゃいけないお客様が増えて申し訳ない気持ちになっています。 「劇場まで観に来たのにチケット取れなかった」 とか 「ずっと前から観にくる予定だったのにチケット無くなってた」 という声を、少なくない数の方々から頂きます。 東京はいつか凱旋上映したいなぁ

          凱旋する。

          俳優という生き方。

          大好きな人達が作っている Askさん制作舞台 『Change the World』 を観てきました。 僕自身、以前と比べると作品を見る観点が多様化しているので、人一倍、作品を全身で浴びている感じがしました。 役者達のお芝居だけでなく、脚本や演出についてや、衣装やヘアメイク、舞台裏やお客さんの反応など一つ一つが僕には養分みたいなものです。 今回の『Change the World』は総合演劇ですね。音楽や照明、セットや効果の素晴らしさがベースである中、俳優達の確かな

          俳優という生き方。

          愛娘の旅。

          長編映画『莉の対』 本日より、キノシネマ新宿様での上映が始まりました!! 僕は個人的にウォンカーウェイ作品のファンなので、同じタイミングで上映されている事がなんか嬉しいです。 『恋する惑星』という映画が好きで、 僕の1st写真集『惑う星』 はこの映画からインスピレーションを受けています。 そして今、ちょうど2nd写真集の発売が間近に迫っています。2冊目は 『darkside of the moon』 というタイトルです。直訳すると、『月の暗部』です。月は常に同

          愛娘の旅。

          約束を、果たす。

          長編映画『莉の対』が米国・NYで開催される映画祭 『JAPAN CUTS』 ネクストジェネレーション部門 に選出されました!! ジャパン・カッツ(Japan Cuts)は、アメリカのマンハッタンにあるJapan societyで行われる日本映画の映画祭です。 僕たちがノミネートされている「ネクストジェネレーション・コンペティション部門」(NEXT GENERATION)は若手監督による長編作品部門です。唯一のコンペ部門で、ノミネートされた6作品の中から1本大賞が選ばれる

          約束を、果たす。

          生きてきた軌跡の確認。

          朝6時までキャスト達と飲んでいました。 ささやかながら、キャスト打ち上げです。 急遽だったのでメインキャスト達だけしかお呼びできませんでしたが、僕にとってこれが精一杯の感謝とおもてなしになりました。 いつもお世話になっているプロデューサーさんから「打ち上げは大事だからな。そこは頑張ってやれよ」と言われており、忠実に守ってみました 笑 これもまた、僕の中で一つ小さな成長だと思っています。すっごい小さな事かもしれないけどね。 でもキャストさん達には舞台挨拶やイベントでも

          生きてきた軌跡の確認。

          僕が出会ってきた人たち。

          連日、映画の上映につきっきりでございます。 実はキャスト達とは撮影以来というか、オランダに行ったメンバーは沢山そこで話すこともできましたが、撮影の時ですらキャスト達の稼働はほんの数日間だったりでそこまで話す時間も無かったんですよ。 だけど、上映が始まると、役者の仕事って増えるものなんですね。 演じることが役者の仕事だけど、それ以外に駆り出される時間の方がずっと長いって不思議な仕事。 皆さん、毎日劇場に来てくださっています。 本当に協力的で、この人たちを選んで本当に良

          僕が出会ってきた人たち。