田中稔彦

俳優をやっています。 時々、映画の監督もやります。 気ままに書いてゆきます。

田中稔彦

俳優をやっています。 時々、映画の監督もやります。 気ままに書いてゆきます。

最近の記事

2024年の大仕事。

僕は今、長編映画『莉の対』に続き 長編映画『朱鞠』の実現のために動いています。 昨年の11月にシナリオを書き上げ、そこから早10ヶ月。 どうやったら次回作の資金を集め、プロとして映画を制作できるか。 様々な方法を試しましたが、僕たちはある時一つのルートに辿り着きました。 名前は出せませんが 映画界最大手の一社の、企画選考に『朱鞠』を提出できることになりました。 その会社のプロデューサー達が僕たちとタッグを組んで、一緒に企画を練り上げてくれることになったのです。

    • 多幸感に包まれ。

      今、東京の外は涼しくて気持ちが良いですね。 夏の終わりが、少しずつ近づいて来ている事を感じます。今年の夏は夏が気持ち良くて好きでした。その日差しや青い空や雲が好きでした。 僕は秋が好きですから、これからの季節も楽しみです。また美しい世界を見たいと思うのです。 そんな折、 舞台が一つ終わりました。 一つの家族をとりまくハートフルコメディ作品でした。 緻密なコメディで、テンポも早く間の取り方も繊細で、会話劇でもありますからお芝居としての精度も欠かせません。一つの作品の

      • 余白。

        で、できた・・・ 全12本の動画を撮影・編集し終わり ギリギリだったけど、期日までに提出することができました。 無茶苦茶嬉しい。 クライアント様からのリアクションはこれからですが、僕は納得いくものが作れたと思っています。 一生懸命頑張りましたし、丁寧な仕事ができたと思います。 結果、もし沢山NGを頂いても、一生懸命直します。 全部クリアしたいと思います。 それも勉強になるし、望むところです。 とりあえず 『良いものを、期日までに提出する』 という、この数

        • 徒然なるままに。

          『莉の対』を観て下さった方から頂いた仕事が、間も無く終わろうとしています。 一夏を通して、撮影に出掛ける日々でした。 朝も昼も夜も。 撮影撮影撮影、編集編集編集。 最初の頃はシンプルに体力が無かったのか、ひたすら歩き回る長時間の撮影に体がついていかず、夜ちゃんと寝たにも関わらず撮影の翌朝は体力が回復せずぐったりしていました。暑さもなかなかでしたしね。何をどう撮れば良いのかも分からず大苦戦で もうやだー!! ってなりましたね笑 この夏は他の仕事もかなり詰まっていた

        2024年の大仕事。

          奇跡、積み重ね。

          まるで奇跡のような旅だった、長編映画『莉の対』 占冠村での上映を終え 僕たちは次なる長編映画『朱鞠』に向けて舵を切りました。 向かう先は、物語の舞台である 『朱鞠内湖』 今回は次作プロデューサーであるあお兄と若奈に朱鞠内湖やその周辺のロケ地を見せるという程度の目的で向かったのですが、その何百倍も実りのある時間になりました。 占冠村を出る日に村長にご挨拶に行くと、朱鞠内湖のある幌加内町の教育委員会長である村上さんをご紹介頂いたので、ソッコー村上さんに電話をしてみると

          奇跡、積み重ね。

          旅の終着点。

          旅の終着点は、 いつも占冠村でした。 2024年9月1日。 長編映画『莉の対』の撮影でお世話になった、北海道占冠村で『莉の対』の上映会が開催されました! その上映会に参加すべく、僕たち『莉の対』チームは一同北海道に向かいました。 の前に! とても楽しみにしてた名古屋での舞台挨拶が8月31日にシネマスコーレさんで予定していたのですが、台風の影響で新幹線が運休になり、泣く泣くリモートでの開催となりました。 僕たちは札幌近くの南幌町というところにおりまして あお兄の

          旅の終着点。

          汗と手垢。

          ありがたいことに、 色んなお仕事を頂けるようになりました。 表現したい事、やってみたい事、ジャンル、媒体 目の前が広がっているような気がします。 だけど、一個一個。丁寧にやっていこうと思います。 今日は稽古が休みだったので、よし撮影に行こう!と思っていたのですが、雨だったし、何より、先日の映画の撮影でまだ全然機材を片付けられてもいなかったので、どう考えても無理ゲーでした。 なので、まずは機材や制作グッズの片付けからする事にしました。 夏の撮影は、想像を絶するくら

          汗と手垢。

          価値の創出。

          しゃあ!! 今し方、映画『潮時』に関わって下さったキャスト、スタッフ、事務所、全ての方にお礼とお金に関するメールを送ることができました。 薄給だけど、僕ができる限界の上乗せをして、お支払いをする。 お金を支払うことは、僕にとって、喜びでもあります。 経済学部卒ですから、貨幣で計れるものは明確な価値なのです。 価値創造ができていることが嬉しいのです。 だけど、そんな僕が言うのもなんですが、 お金じゃないんですよね。 俳優をやっていてもいつも思います。 お金のた

          価値の創出。

          短編映画『潮時』 オールアップ!!

          ただいまっ!!!!! 疲っっっっっかれた!!!!!! でも、生きてる!!!!! 冷房の効いた涼しい部屋で思う存分に爆睡をかましてやろう!!!!と思うのですが その前に。 短編映画『潮時』 約4日間の旅を経て 撤収清掃返却荷卸し送迎含め、全ての撮影工程を終え 全員無事にクランクアップする事ができました!!!! 濃かった!!!カルピスの原液を、原液で割って、片栗粉を入れて飲むくらい濃かった!!!! そんな短編映画『潮時』についてのあれこれを、心が熱いうちに書き

          短編映画『潮時』 オールアップ!!

          映画『潮時』クランクインへ!

          短編映画『潮時』 いよいよ、明日クランクイン。 最高のキャスト達が集まりました。 伸一役 水木英昭さん 順子役 高山佳音里さん 香織役 朝岡実嶺さん 葵役 舘若奈さん 遥役 千代反田美香さん 学役 和木亜央さん 和代役 新海ひろ子さん 僕たち制作部は一足先に撮影現場に入ってこの時間までみんな汗だくで準備しています。 早く寝ないと明日は5時起きなのに、誰も仕事をやめようとしない。 そして現地のあたたかい人達に甘えに甘えながら 今回も奇跡のような愛おしい時間を仲間た

          映画『潮時』クランクインへ!

          全ての道は・・・

          地獄絵図!!!!!! なんやこれ。 台風8号もできて、台風が4つも重なっておる。 いよいよ映画『潮時』のクランクイン!! 1ヶ月も前から決めていた、8月16日クラインクイン。 この日に合わせて全ての準備が整っていました。 車、飯、宿、ロケ地、交通手段、機材レンタル、人の動き、モノの動き、そしてみんなのスケジュール。 無茶苦茶苦労して整えてきたeverything。 だのに、16日ピッたに合わせて台風がやって来るので ぜーーーーーーーーーーんぶ、パァ。 一瞬

          全ての道は・・・

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          全16公演 無事に終演致しました!!! ご来場くださった皆様、 本当にありがとうございました!! なんだか、全公演満席?ってくらい毎日満杯のお客様がご来場下さっていたような気がします。 毎日お芝居をしながら客席の方を見て感じていたことです。 沢山のお客様に観て頂けて、本当に幸せな毎日でした。 医者も患者も、人間なんだよな。 沢山の葛藤と涙が 最後のシーンで舞台上に出た時に、残り香として残っている。 そんな舞台。 僕は『門脇耕太郎』という元新聞社のジャ

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          失敗。

          大失敗をしてしまった。 僕は人の心が分からず、伝え方が下手すぎて失敗してしまうことが多々あるんだけど、僕の失敗で傷つけてしまう人がいたり、仲間達にとってもマイナスイメージになってしまう事があって、とても反省しています。 「自分は正しい」 という思いには常に「本当にそうか?」と警戒しておかないといけませんね。  すこぶる凹んでいたんですが、舞台本番の帰り道、何度も共演したことがある俳優仲間にバッタリ出くわしました。 僕は撮影機材の入ったガラガラの大荷物を引きずっていた

          雑魚がやがて。

          今日も朝から、一人撮影!! この二日間、雨っぽい予報だったから良い画が撮られへんがな!とネガティ部だったけど、一日たりとも猶予が無いんで雨でも曇りでも行くしかねぇ!でした。 が、現地に着いたら二日間ともパァっと晴れて 「わっしょいにゃー!!!!」 猫踊りしながらシャカリキに撮影しておりました。 写真には写真の良さがあって 動画には動画の良さがある。 動画って瞬間瞬間に対応できない機動力の無さが痛いんですが、その分、良いカットが撮れるとガッツポーズものです。 お

          雑魚がやがて。

          どんとこい。

          『莉の対』を観て、まさか、な仕事の依頼を頂きました。 ありがたい事に、映画やドラマの監督をやってくれないか?とご依頼を頂く事も何件かありました。 『莉の対』を始める時に、この映画が評価されて 俳優として、監督として、脚本家として、カメラマンとして 次の仕事に繋げたい。 そう思っていました。 今まさにそれが実現しつつあったのですが、監督業については当初考えていた事と少し路線が変わってきました。 まずは、自分の映画を撮りたい。 それをやりきりたい。 なので、外部

          どんとこい。

          オモシロき世界でありますように。

          本日、 長編映画『朱鞠』 の企画が、無事に提出されました。 シナリオの完成から約8ヶ月。 僕たちNo Saint.&Bloomの制作部4人が力を合わせて、この作品の実現に向けて走り回りました。 自主制作を卒業して、新たな挑戦ができるよう。 大きな大きな挑戦ができるよう。 4月から配給会社のプロデューサー2人が仲間となり 共に何度もミーティングを重ね、この企画を練り上げてきました。 日本を代表する、歴史ある会社です。 そんな会社様と共に企画を築き上げているこ

          オモシロき世界でありますように。