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奇跡、積み重ね。





まるで奇跡のような旅だった、長編映画『莉の対』



占冠村での上映を終え



僕たちは次なる長編映画『朱鞠』に向けて舵を切りました。






向かう先は、物語の舞台である

『朱鞠内湖』




今回は次作プロデューサーであるあお兄と若奈に朱鞠内湖やその周辺のロケ地を見せるという程度の目的で向かったのですが、その何百倍も実りのある時間になりました。





占冠村を出る日に村長にご挨拶に行くと、朱鞠内湖のある幌加内町の教育委員会長である村上さんをご紹介頂いたので、ソッコー村上さんに電話をしてみると、

「今日は僕はお休みなんですが、いいですよ。会いましょう!」

と言って急遽お会いしてくださる事になり、よっしゃー!!!と思っていたら

村上さん「どうせなら町長とも一緒にお話ししましょうか」

と言って下さり、二段ビックリ!!


今回はお会いできると思っていなかったので、めっちゃラッキーでした。



そしていざ町長にお会いしてみると、

「楽しく脚本を拝読させて頂きました。是非、うちの町で撮影して下さい」

との事!!!

うおぉぉぉ!!

持ってるわー!持ち彦だわ!!!


とか言いながら、どうせなら隣町の名寄の役場の皆さんともご挨拶できたら嬉しいなと思ってダメ元で電話してみたら

「就業時間過ぎてるけど、待ってるからおいで」

と言って下さり、ここでも重要人物である名寄役場の皆さんともお会いする事ができました!

持ち彦!!!!




からの、


ダブルレインボー。

持ち彦すぎでしょ。




そして

夜はファン教授の家に4人で泊めて頂きました。



相変わらず、奥さんの手料理はたまらなく美味しい。

どっちも韓国料理ですが、どっちも料理名が分からないw



みんなでご飯を食べてお酒を飲んで、何時間も話し続けました。

僕は自慢のメンバーを紹介できて嬉しかったし、みんなが楽しそうにしている姿を見て、多幸感に包まれていました。




翌朝、ファン教授の計らいで名寄市立大学の家村学長と面談することができました!

家村学長とファン教授

家村学長は本当に人格者で、僕も数ヶ月前に初めてお会いした時に一気に大好きになりました。この方は本当に素晴らしいんです!もっともっとお話を聞きたいなと思うような方です。

蛇足ですが、家村学長が学長選で選ばれた日もまた、虹が出ていたそうです。こりゃなんかあるぞ、と。



そして、『朱鞠』では大学内での撮影もありますが快く大学での撮影を許可して頂いております。

また、脚本が仕上がっているとは言え『朱鞠』の説得力を高めるために歴史的背景や学生運動などの理解を深める必要があり、様々な文献にあたらなければなりません。

沢山の資料も見せて頂きました
ファン教授の部屋で


もう一人、別の教授もご紹介頂き、確実に『朱鞠』が加速していっていることを実感しました持ち彦です。





素敵な方々との出会いと再会を果たし、

また戻ってきますね!

と言って名寄を後にした僕たちは、ようやく『朱鞠内湖』に到着しました。





もう何十回も来たと思う、朱鞠内湖。





一番最初に来た秋には、僕一人だった。


初冬には彰夫がやってきて、二人になった。


冬に来た時は、湖が凍っていて、浮いている島に歩いて到達することができた。


春に来た時は氷が溶けて、初めて、ボートで島まで到達することができた。




そして、夏。

僕たちは四人になった。



ここから。







からの、占冠村の田中村長のお兄様が朱鞠内湖の近くに住んでいらっしゃるということでその辺りをぷらぷら探してたら、ちょうどトラクターに乗ったおじいさんが現れて、直撃してみました!

「田中さんですか!?田中村長から紹介されました、田中です!」

という田中オンパレードでわけわかめでした 笑


そしたらなんと!『朱鞠』において僕が最重要人物の一人と位置付けているまだお会いできていない人物と知り合いだそうで、これは大きなステップだぞ!!と確信しました。

そして、まだオープンしていないできたての新しい資料館を見学させてもらうこともでき、まじでモチモチの持ち彦でした。



からの、幌加内町にある有名なお蕎麦屋さんが開いていていました!!!

実は僕がこれまで幌加内町に来た時に開いていたことが一回もなかったんですが、持ち彦とし彦の今回ばっかりは、蕎麦屋も開いちゃうよね!笑

幌加内は日本一の蕎麦の里!



からの!僕たちは今回の北海道遠征で一番最初に行った南幌町にもう一度向かい、観光課の方とご挨拶をして、「是非撮影に協力したい」という力強いお言葉を頂きました!持ち彦!


そして、札幌でも素敵な出会いがありました。


名寄市立大学の家村学長のご紹介で、北海道画廊の鶴田社長とお会いする事ができました。『朱鞠』では絵画が重要な要素として出てきますが、僕は美術の世界に明るくないので、こうやってまた一つ出会いがあることで、映画の実現に向けて前進することができました。持ち彦!





あぁ。

もう100点でした。




北海道は全力で僕を応援してくれているのかな?

と思わざるを得ないくらい、何もかもが僕にとってプラスに働いてくれます。

そのくらい僕が北海道を愛しているのもありますけどね笑 

だけど、僕達が目指すところに行くためには本当に奇跡をおこさないと到達できません。

小さな奇跡を起こし続けていくうちに『莉の対』は思っていたより遥かに高い所まで行くことができました。



『朱鞠』もまた、そうして高みを目指したいと思います。















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