マガジンのカバー画像

プロダクトデザイン知見まとめ

81
プロダクトデザイン・UI/UX・UXライティングなどの知見をまとめていくマガジンです!noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio… もっと読む
運営しているクリエイター

#デザイナー

"早く・よりよく・安全に"リリースするためにデザイナーができること | 英語アプリmikanの学習結果画面リニューアル事例

はじめにこんにちは!英語アプリmikanのデザイナーをしているayataki(@ag_ayakan)です🍊 今回は「"早く・よりよく・安全に"リリースするためにデザイナーができること」というテーマで記事を書いてみたいと思います。 2024年5月にmikanの学習結果画面のリニューアルを終えたので、今回はこの事例をもとにご紹介します。 残念ながら初期リリースでは思うように数字が上がらず、3回のリベンジ版リリースを経ての着地となったため、超成功事例を紹介する記事ではありません

noteに入って2年経ったデザイナーの話

noteに入社して、はや2年が経ちました。入社してからやっていることは日々目まぐるしく変化しています。 変化しすぎて「最近何してるの?」と聞かれた時答えにくくなってきたので、2年間何をしていたのかざっと書き出してみました。最近退職されたさわさんの記事をリスペクトしつつ… 色々なことをやらせてもらえて、毎期刺激的で面白いです。 プロダクトデザインここが私の主業務になります。noteのデザイナーは基本的にチームに一人で配属されるので、最初の3ヶ月間のオンボ期間?の後は基本的に

デザインで牽引する、速いプロダクト開発

こんにちは、CAMPFIREデザインマネージャー・リードデザイナーの623(@623px)です。先日、Friends of Figma Tokyoのみなさんにお声がけいただき、こちらのイベントに登壇させていただきました。 内容への反響が思ったよりも大きく、当日お話しした内容を一部抜粋し、改めて記事にすることにしました。デザイナーを取り巻く開発体制について課題がある方へ、何かしらのヒントになれば良いなと思います。 弊社ではここ2-3年で、プロダクト開発の体制や取り組み方が大

「料金比較表」のUIを集めてみた|パーツ別デザインまとめ

こんにちは!株式会社Rabeeでデザイナーをしています、nanamiです🌿 今回はLPやサービスサイトでよく見かける「料金比較表」のUIパーツに特化してデザインを集めてみました。 LPや特定のサービスサイトは構成要素が比較的パターン化されています。 「この要素・セクションのデザインどうしよう」となった時用に、要素ごとにデザインのパターンのストックを持っておきたい。 そんな皆さまに参考にしていただけると嬉しいです! はじめに今回は、集めた料金比較表のデザインをこちらのサ

「ボタンっぽい見出し」と「見出しっぽいボタン」問題

こんにちは!株式会社Rabeeの新人デザイナーのakaneです🏋 今回は、最近気になっている「わかりづらさを感じるUI」について書こうと思います。よろしければお付き合いください✍ 前提:UIとは?UIは「ユーザーインターフェイス」の略。interfaceは「接点」や「境界面」という意味の英単語であり、UIとはコンピュータ(機械)とユーザー(人間)を繋ぐ接点です。スマホであれば指先、パソコンであればマウスなどを介して、人間は機械と意思の疎通を図ります。 UIは、何よりも「

【海外記事】2024年版 UX/UIデザイントレンド2

本日もこちらの記事を読んでみます。なお、画像なども以下から引用しています。 前回はBentoデザインや、ついに来年きそうなAR/VRの話題が取り上げられていました。 今回はまた別のトピックが取り上げられていますので見ていきたいと思います。長い上に地味に英文が難しく読解に時間がかかってしまいますが、頑張って読み進めます。 本日もよろしくお願いいたします。 誰でもアニメが作れる!新しいトレンドはたいてい新しい技術がより広く利用できるようになった時点で生まれます。 これはL

チーム加入後、良いスタートダッシュを切るために意識したい2つのこと

この記事は、root Design Advent Calendar 2023 の12月12日分の記事です。 こんにちは、辻と申します。私は現在青果卸売業を営む会社で経営補助をしながら、フリーランスのデザイナーとして活動しています。 その活動の一環として、ルート社でパートナーという形でリードデザイナーを担っています。 この記事では、僕が普段新しい会社や新しいプロジェクトに関わり始めるときに、どんなことに気をつけながらスタートを切るのかを、これまでの経験に加え、ルート社が実践

クリエイターの声を聞き逃さない。現場から生まれたnoteの印刷表示カイゼン裏話

こんにちは。noteのデザイナーの松下です。 先日、noteの記事を印刷した際の改善施策がリリースされました! 多くの人は、noteを印刷して使うことはないかもしれません。 ですが、実は「これは待望!」という声もかなりの数聞くことができた改善でもありました。 この改善は、普段noteがどのような基準で施策を選定しているかを示す良い例でもあります。 今回は、この施策を行うまでの流れや裏側について紹介します! クリエイターと共に成長するための取り組み前提として、noteで

事業会社の新卒デザイナーが5タイプの現場で価値を発揮するためにしたこと

クックパッド Product Design Leadのよーた(@yotaszk)です。 レシピサービス「クックパッド」のユーザー体験に責任を持ち、今年からチームをリードしていましたが、11月30日付でクックパッド株式会社を退職します。 このnoteでは、2022年4月に新卒入社、インターンを含めると約3年間で実践した「事業会社の新卒デザイナーが5タイプの現場で価値発揮するための超具体的なコツ」を実例を交えながら紹介します。 今日からぜひ真似してみてください! はじめに

Webデザインで意識したい3つの錯視効果

こんにちは、ちょっと株式会社の久保田です。 「錯視」と言えば、かの有名なエッシャーの立体錯視によるだまし絵や、あるはずの無い色が見えてしまう錯視や直線が曲がって見える錯視などなど、世の中には数多くの錯視効果が存在します。 この錯視ってやつ、見た目を狂わせてくるのでデザイナーとしては非常に厄介なもの。 錯視による小さな違和感がグッドなデザインを台無しにすることも珍しくありません。 乱暴に言ってしまえば“視覚のバグ”なので「だって人間だもの」と割り切ってしまうこともアリです

『はじめよう! 要件定義』(とそのシリーズ)を読んで、はじめよう!UIデザイン

繰り返し読んでいるマイ・フェイバリット技術書に『はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで』とその姉妹本『⁠はじめよう! プロセス設計 ~要件定義のその前に』『はじめよう! システム設計 ~要件定義のその後に』の、通称「はじめよう!シリーズ3部作」があります(羽生章洋さん著)。 『はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで』はそのタイトル通り、ソフトウェア開発に携わるエンジニアやPM向けに、要件定義の進め方について優しく解説してくれる書籍です。かわいいイラス

事業会社のUIデザイナーがSQLを書けるようになったら、デザイン能力が爆上がりした

こんにちは、クラシルでプロダクトデザイナーをしているかしこです! 半年ほど前から開発チームに異動になり、【既存の機能改善】や【プロダクトのグロース】を担当していますが、SQLを書けるようになったことでデザイン業務が数倍やりやすくなりました🚀 この記事では、 ①SQLをデザイナーが学んだ先にどんないいことがあるのか ②どこまでがデザイナーの業務に必要なレベルなのか ③知識ゼロから何を手がかりにSQL学習を進めたらいいのか を紹介していきます✍️ 章ごとに内容が分かれてい

【キャリアのお話】広告LPを作ってきた私がUI/UXデザイナーへ転身して気づいたこと

こんにちは! イルグルムのUXデザイン室でUI/UXデザイナーをやっている松尾です。 今回は広告デザインを中心にやってきた私がUI/UXデザイナーに転身して感じたことや気づいたことを発信していきたいと思います。 それでは、よろしくお願いします! 私について株式会社イルグルムにUI/UXデザイナーとして入社し、約半年が経ちました。 私は現在、広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」を中心に、UI設計、ユーザビリティテスト、ユーザーインタビューなどを通してUX上の課題解決

モーダルで悩むのは「もうだるい」ので整理した

はじめにモーダルって言葉はよく聞くけど、なんかわかっているようでわかってない、、 というデザイナーの方は多いのではないでしょうか? そんなモーダルについて悩むのは、「もうだるい」ということで、整理してみました。 今回は、モーダルとは何か、モーダルの制御レベルの違いとそれぞれの用途や目的、使い分けのポイントについて解説します。 それぞれの使い分けがチーム全体で意識できると、よりユーザーにとって負荷の少ない体験が設計できるようになると思うので、ぜひ読んでみてください。