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短編エッセイ①

あの頃は輝いていた。夢があり、苦しかったが一つのことに集中できた。無二の友人ができ、その上自分と向き合い、空白の一年だったが、これまでの人生でもっとも素晴らしい1年だった。

今は輝いていない。夢も薄れ、楽しいがひたすら遊んでばかり。多くの人脈は形成されたのかもしれないが、自分と対話する機会が薄く、望んだ生活は自分が望まないものとなってしまった。しかしまだ、これまでの人生でもっとも素晴らしい1年にすることができるのが今年でもあると思う。

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