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#マンガ感想文 記事まとめ

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マンガ感想文や、おすすめのマンガの紹介について書かれた記事をまとめた公式マガジンです。
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2023年4月の記事一覧

スキップとローファー 感想 正直、泣いた。今年No.1漫画。絶対に読むべき。あなたに道徳心があれば必ずぶっ刺さる!

肩こりが重症化して死にそうで、もう深夜0時を回っていますが、それでも感想を書かないわけにはいかないほどの名作漫画に出会ってしまいました。 私が、オタクなのは、漫画が好きなのは、決して間違いではない。 こういう作品を読むために私は生まれてきたんだ。 そう確信しました。 スキップとローファー。感想行きます。 今調べたけどアニメやってるんだ。見ていないので、感想は漫画の方です。 感想何がすごいってこの漫画、田舎者の上京高校生(主人公)みつみのまっすぐな性格が、ませた都会の高

2023年4月「読んだ!」マンガまとめ

こんにちは。マンガライターのちゃんめいです。 新旧問わずに今月読んだマンガを全て紹介する本企画。元々マンガが大好きで毎月たくさんマンガを読んでいましたが、マンガライターとして活動し始めてから読む量が尋常じゃなく増えました。できることなら全作品しっかりとした漫画評を書きたい!けれど、現実的になかなか難しい。いやでも、せめてあらすじや一言感想メインだけでも!……という謎の使命感からこのnoteが誕生しました。 ちなみに、「Real Sound ブック」さんでは“今月発売された

スキップとローファー 第一巻おすすめ場面 感動しすぎたから紹介していく

スキップとローファーは個人的に大ばずりしているので、1巻から好きな場面を紹介していこうと思います。 1人でも多く、スキップとローファーという作品を知ってもらいたい。 アニメも気になってみたんだけどOPの曲がめちゃくちゃ志摩君やん…(歌詞)ってなって、泣きました。すみません。映像もいいのでOPだけでもぜひ。 スタッフの愛が感じられるアニメなので、コケることはないんじゃないかな。アニメはアニメでいいと思います!声もばっちりあっています! ただ、漫画の秀逸な表現が私は好きなので

2023年4月の本棚

4月に読んだマンガをまとめました。 今月からちょっと仕様を変えてみました。 これ描いて死ね 3 / とよ田みのる(小学館) 祝マンガ大賞2023受賞。初コミティアを終え、次なる漫画制作に向けた日々を過ごす相たち漫研メンバー。島探検やSNSでの4コマ発信、文化祭出展、毎日の経験すべてが創作への道標。 藤森姉妹の愛情にホロリとさせられたり、石龍さんと赤福の不思議な友情に心揺さぶられたり、今回も大大大満足。『この世の90%はカスである』という言葉を頭の隅に置きつつ、赤福のよう

【#WJ21・22】週刊少年ジャンプ2023年21・22合併特大号感想【寿司いくら】

アンケ1:人造人間 2:超条先輩 3:呪術ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。 配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ! ↓配信アーカイブ 【#wj2122】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ21・22合併特大号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【SATORU~~~!!!】 ↓配信アーカイブ 【#wj2122】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ21・22合併特大号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【匿名希望可愛すぎ!!?】 ●表紙

【マンガの紹介など】 藤子不二雄が好きなのに…

 藤子不二雄が好きなのに。まったく不覚をとってしまった。  まず不覚の一つ目は、藤子・F・不二雄の短編特集が組まれたハヤカワS-Fマガジンの最新号だ。「あっ、今日が発売日だったか!」とその日の夜になって気付き、あわてて近所の書店に駆け込んだけれど、見つけられなかった。入荷しなかったのではなく売り切れてしまったのだろう、今回のSFM誌は事前の反響が相当大きかったそうだから。なんでも、ここ30年で最大の部数を刷っているという。「へえ! シャーロック特集号とかタイバニ特集号よりも

No.107 「ラグナクリムゾン」第64話備忘録

 意外と盛沢山だったが, 今回はルオシー関連を中心に手短に(とか言って, 書いてみたら, 例によって今月もフツーに長くなっちゃった. 最近はコレばっかで困る).  1. アニメ関連の情報について まず「AnimeJapan 2023」で出たらしい, アニメの続報関連で少し. やっぱキャラデザのコレジャナイ感が消えないなぁ. レオやクリムゾン様もそうだが, アルテマティア様がすっげえむっちむっちに見えるのが気になる… こういうのが好きな人もいるのかもしれないけど, 作品的に

2023年ジャンプ21・22合併号感想(読切『超巡!超条先輩』『ゲリラ食堂』掲載号) #WJ21 #WJ22

最近よく見ている動画。 元のhotgoo教えなければガチでポケモンBGMと思い込む人多そう。 一ノ瀬家の大罪翼くんがウジウジしたり耕三さんのアフターケアーがいい加減クドかったりで、今週進展見られなくて大丈夫かよ…とテンション低かったんですが、後者はまさかの布石。ラスト4ページで流れが変わりました。アルツハイマーは幸恵さんじゃなくて耕三さんってマジかよ… 前回幸恵さんがアルツハイマーと知ったときは「まあなってもおかしくない歳だよなあ」と軽くスルーしていたんですが、ここまであ

パーマンの原形!「スーパーじろう」/ちょっぴりマイナーな幼児向けF作品⑬

本稿では初期の幼児向け連載作品「スーパーじろう」をご紹介。まずは本作の位置づけから確認しておこう。 藤子不二雄両先生が上京してトキワ荘に住むようになったのが1954年のこと。紆余曲折がありつつ、膨大な短編・中編を発表し続けて、1959年には初の週刊連載となる「海の王子」がヒットを飛ばして、本格的に人気作家の道を歩み始める。 1960年には小学館系雑誌で「海の王子」の系譜に連なる科学SF作品「ロケットけんちゃん」の連載が始まり、その後類似作が量産されていく。 1950年代

「プリンタニア・ニッポン」を読んで

「プリンタニア・ニッポン」読みました。 最初はプリンタニアという謎生物のゆるさにつられて読み始めましたが、見た目のゆるさに反してディストピア世界のディテールがかなり細かかったり、シリアスで不穏な空気が時々垣間見えたりしてかなり読みごたえがありました。 しかし、そんな鬱々とした空気感もプリンタニアの前では無力!と言わんばかりにプリンタニアが可愛いくて最高です。 登場人物(登場プリンタニア)みんな個性的で大好きなんですが、個人的には遠野さんが特に好きです。 普段は丁寧&温厚

【殺した相手の姿に変わってしまう狂った世界にて】漫画『常人仮面』感想

閉鎖された田舎、突如襲い掛かってくる化け物、誰かを殺すと殺した相手の姿に変わる謎の現象… 小学館が配信しているマンガのWEBサイト『裏サンデー』にて絶賛連載中の漫画『常人仮面』。原作者は一路一、作画を担当するのは『ブルーフォビア』の鶴吉繪理。 ジャンルとしては日常SF漫画なのかな? ちょっとまだジャンル分けできる状態ではないと思う。先日、コミックス1巻が発売され購入したので、今回はその感想を述べていきたい。 《あらすじ》 舞台は木々が生い茂る片田舎。 高校生男女の登校

【アメコミ紹介】かしこく、おかしく、しゃべりやすい! 世界一の犬 〈TOP DOG〉

 いつもお世話になっているアメコミビブリオバトルさんがTwitterで#アニマルアメコミという話題を投げておられたので、手持ちのコミックから1冊ピックアップして…… 『TOP DOG』STAR COMICS / MARVEL, 1985-1987 作: Lennie Herman, Warren Kremer他  出版はMARVEL傘下のキッズ向けレーベル、STAR COMICS。  かのハーヴェイコミックスの名匠Lennie HermanとWarren Kremerを招

【#WJ20】週刊少年ジャンプ2023年20号感想【寿司いくら】

アンケ1:人造人間 2:暗号学園 3:サカデイ ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。 配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ! ↓配信アーカイブ ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ20号の感想を語り合おうぜ!【藤巻忠俊新作『キルアオ』!!】 ↓配信アーカイブ ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ20号の感想を語り合おうぜ!【イチゴーキ終了!終盤の追上げ!】 ●キルアオ 1話 表紙 『黒子のバスケ』でお馴染み、藤巻忠俊先生の新

今月の漫画ピックアップ‼︎ 2023年3月号

仕事の忙しさと比例するかのように漫画を読む気力がなかったが、なんとか後半盛り返したと思うので今月もゴーゴー。書いてるのは4月なんで、今月からちょっと仕様を変えて行くけどお気になさらず‼︎ 今月のMVP  BLACK  LAGOON  エダ  イニシャルステージ 2巻 今月から勿体ぶらずに一番響いた漫画をトップで紹介するスタイルで行くぜよろしくってなワケで、ブラクラの公式スピンオフであるところのエダ過去編。本編で彼女が実はCIAであることが読者には明かされているが、過去編はそ