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味覚の閾値を攻める楽しみ

ウスターソースを使って洋+中のメニューでギリギリのコーナリングを決めるお話


本日のメニュー

オムハヤシ、海老団子と春雨のピリ辛煮、コンソメスープ、ウスターソース。
私の昼ごはん戦の記事をご覧の方々は、ウスターソースがあるだけで「なんかあるな@v@」と思われる方々も多いかと思います(笑)。が、事実その通りです、はい。本日もやってまいりました。

今回もメニューは4つ。なんですが、小さな脇役(春雨やシイタケなど)もいました。ですが彼らはそんなに大きなインパクトを残さなかったので登場人物から外しています。登場人物は以下の通り。

オムハヤシより、卵、ケチャップライス、ハヤシソース
海老団子と春雨のピリ辛煮より、海老団子
コンソメスープ

洋+中の落ち着きとコンソメスープの佇まい

お気づきのとおり洋はオムハヤシ、中は海老団子です。

オムハヤシは単品でも絶品、海老団子も単品でも絶品、コンソメスープも単品でもしっかりとおいしいです。

単品でも安定のおいしさを誇る洋+中メニューに対して、実は味噌汁の強固さを改めて感じたくてワクワクしていたのですが、なぜか王道のメニュー通り?にコンソメスープだったので、そのままコンソメスープの存在を確認することになりました。

コンソメですので、はい、オムハヤシには当然合いますね。で海老団子はどうでしょうか。いや、これが合うんですよ^^、不思議と。海老団子のぬちゃっとした感とうまみ、そしてコンソメスープのなんかよ~わからんけどうまいなという感じ。これが妙にマッチして、へぇ~、ってなってました。

洋にも中にもあうコンソメスープ。さすがだなあぁ。佇まいとしては頑張ってる洋+中に対して横にたって静かに見守っている感じ。守護神みたいな感じでした。が、のちにコンソメスープは息をひそめていってしまいます。

ハヤシソースと聞けば試すしかない

そう、ウスターソースを選択していたんですね。その理由はオムライスにかかるソースがハヤシソースだったから。なぜハヤシソースか知っていますか?ハヤシライスの語源からの参考ですが、

👆のような背景があるようです。面白いですねぇ^^。まぁでも今はどうでもいいことです。目の前のハヤシソースで試したいことがあるんだから!

当然ですがハヤシソースにはうま味が詰まってます。適度な甘み、塩味、酸味とバランスよくです。そんなバランスよいハヤシソースに対してウスターくんをミックスしたら、どこまで、どうなっていくのか。もちろんハヤシソース全体の味と香りが、です。さぁやってみようか。

ウスターくんを半分こ

ハヤシソースはオムライスに均等に皿全体にかかっていたので、左半分はノーマル(そのまま)で、右半分にウスターくんを数滴ずつ加えながら味と香りの変化を試してみました。リセッターは麦茶。

今日のメニューは食感を柔らかいものに統一したからリセッターは味噌汁くんでなくても麦茶くんで十分。そんなに香りが強いメニューでもないしね。

ということで左側ソースと右側ソース(ウスターくん入り)を食べ比べてみました。

いいですね~、ハヤシソース+ウスターくん。少しずつ加えると、味と香りが加えないときよりも複雑さを増して口内・鼻腔を楽しませてくれます。これはオムハヤシ全体にウスターくんを馴染ませたい衝動にかられますが、ここは我慢。

リセッターの麦茶をかましながら、ウスターくんを加えながら、食べ比べ続けます。

3回ほどウスターくんを加えて食べ比べたとき、たぶんここまでかなぁ、というウスターくん閾値に達した予感がしたんです。これ以上ウスターくんを加えたらウスターくんしかいなくなる!みたいな感じ。

この閾値ギリギリ感を攻めるのが楽しいです^^。山にバイクで攻めにいってコケるか否かのギリギリを行く感じ。もうちょっとウスターくんを加えたら砂利で滑って転ぶ!みたいな(笑)。

予期したうれしい展開

ギリギリまでの味覚の閾値を発見したら、今度はそれが本当の閾値かどうかを試したい。当然のことですね。はい、自分からコケに行くわけです。ウスターくんを再度右側のソースに追加しました。そして実食。

やっぱり~。ウスターくん一色になった!(笑)

当たってました。

予想通りにいったお昼ご飯バトルは楽しいものでした。今日は味覚分析はしませんでしたが、他記事も読まれていたらどのような分析になったかは想像できるかもしれません。

予期せぬ味覚のアクシデントがおいしい発見をもたらしてくれるのも楽しいですが、思い通りの展開になる味覚ツアーもいいものです。

コンソメスープくんはどこいった?

さて、ウスターソースくんが介入してからはリセッターからコンソメスープくんがいなくなりました。いや、いなくなったというよりウスターくんがコンソメスープくんを押しのけた が正解です。

ウスターくんが口内・鼻腔にいない間はコンソメスープくんは絶大な存在感を示していました。もちろん味覚のブリッジ役で、です。ですがウスターくんが現れてからはコンソメスープくんは口内には入りますがたちまち葬られ、存続することができませんでした。

それくらいウスターくんが強かったということになります。

みなさんもウスターくんと食中に興じたい場合は、その量と味覚ブリッジ役を殺さない配慮をしながらお試しください。きっとギリギリの線を攻める楽しさがわかっていただけるのでは?と思います^^。

さぁ、あしたは何を試そうか。

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