「なんでママだけが保活を頑張らなきゃならないの?」保活未経験の私が、保活の常識を変えるためにやっていること
こんにちは、BABY JOB株式会社のマーケチームのミモザです。
わたしは、保育園探しのプラットフォーム「えんさがそっ♪」の事業推進の担当として、日々保護者さんの抱えている課題と向き合っています!
この「えんさがそっ♪」と立ち上げたときの詳細については、入社エントリという名の、めちゃくちゃ長い自分語りをしたnote(笑)で、書かせていただきました。
今回は「えんさがそっ♪」が軌道に乗ってからも、積極的に行っている機能改善について、どんな視点で行っているのかなどお話ししたいなと思います。
上記のいずれかに当てはまる人は最後まで読んでみていただけると嬉しいです!
保活はママだけがやっている家庭が半数以上
以前、保育園向けおむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」を利用している保護者さんに行ったアンケートで、保活をママだけで行ったというご家庭が半数以上であるということが分かりました。
もしかしたら「なんだ、たった半分か」と思った人もいるかもしれません。
でも考えてみてください。
保活をする、ということはほとんどの場合共働きのご家庭なんですよね。(認可保育園の場合、保育の必要性がないと子どもを預けられないので、多くの方が就労を理由に子どもを預けます。)
そんな中で、2人の子どもの保活を、なぜ1人だけが一生懸命やるのでしょうか、、、?おかしいですよね。。
私は子どもがいないので、保活を実際に体験したことはありませんが、これまで100件以上の保活相談を受けてきたため、知れば知るほど本当に大変だというのが分かります。
実際に、厚生労働省の調査でも、「保活を負担に感じた」人の割合は85.9%にも上ることが分かっています。
この負担を少しでも減らしたい!という気持ちで、日々サービスを改善し、保護者さんと向き合っています!
マミーブレインって知ってる?
お恥ずかしながら、私はこの言葉をつい最近まで知りませんでした。
「産後ボケ」とも呼ばれるこの症状。
女性が出産後に物忘れが多くなったり、集中力がなくなってぼーっとすることが多くなったりすることを指しているんです。
原因は明らかになっていないようなんですが、実は女性は子どもを産んだ後にホルモンの影響などで脳が約7%も委縮することが分かっているそうです!
半年~1年くらいで元に戻るらしいのですが、それでもとっても怖くないですか?
そんな大変な中で、慣れない育児に追われながら、保活も一生懸命やって、職場復帰の準備もしないといけない、、、考えただけで大変すぎますよね。
実はこのマミーブレインについて教えてくれたのは、わたしの友人でした。えんさがそっ♪のコラムに載せるための保活インタビューに協力してくれたときに話してくれたんです。
▼保活自体はとっても上手くいったようで、すごく参考になるので、こちらも是非読んでみてください!
「全然保活についてわからない状態で役所に行ったら、めちゃくちゃ丁寧に色々教えてくれたんだけど、全く理解できないし覚えられなかったんだよね。マミーブレインっていうらしいんだけど、、、」
と教えてくれた時、もっと保活におけるママの負担を減らしていかなきゃ!と強く思いました。
パートナーと一緒に保育園を選んでもらいたい
実は、社内の男性メンバーに聞いてみても「保育園は妻がリストアップしてくれて、最終確認だけしたよ」という声がありました。
詳しく聞いてみると、ママが見学に行っていくつか園を絞った後、申込書に記載するタイミングでパパが確認をしたということでした。
「手ぶら登園」のユーザーアンケートの結果、保護者さんは平均3.5園、7割以上の人が5園以下に絞って園見学に行かれることが分かっています。
近隣の園の中から、見学をする園を3~5園に絞り込み、電話をして予約をとることも大変です。
なので、見学に行く前から「ここ見学に行こうと思ってるんだけど、どう思う?」というパートナー間のコミュニケーションがもっと増えるといいなと思い、シェア機能を開発することにしました。
えんさがそっ♪にはキープリストという、気になった保育園を保存してリスト化できる機能があるのですが、これを公開できるようにすることで、開発工数も最小限に抑えてシェア機能のリリースを実現しました!
公開設定をONにしてURLを共有するだけで、キープした保育園や、それぞれの園に対してメモした内容も簡単にパートナーにシェアすることが可能になりました!
(急いで開発してくれたエンジニアメンバーにも感謝です!)
他にも保活の「めんどくさい」を取り除けるところはないか?
これまでもご説明しているとおり、保活って本当に面倒なタスクが山積みなんです。
でも、バタバタした日常の中、半年ほどで終わってしまう戦いなので、なかなかそれぞれの細かい課題に焦点があてられることがないように思います。だから、こういった保活に関するサービスが世の中に少ないんじゃないかな?と私は感じています。
でも、せっかく『えんさがそっ♪』を立ち上げたんだから、「なんとなく課題が解決すればいいじゃん」みたいなサービスで終わりたくないんです。だから、日々ちょっとずつ色んな改修をして、『えんさがそっ♪』がより良いサービスになるように努めています。
たとえば、とある保活中の男性社員にヒアリングをしたところ、定員の空き状況について意見を貰うことができました。
この発言を聞いた時に、まだまだ保活をしている人の解像度が低かったことにハッとさせられました。
それまで、【空き状況=保育園の人に入力してもらわないとわからない】と決めつけてしまっていて、開発を先送りにしていたんです。でも、自治体のウェブページのリンクを貼れば、認可保育園の空き状況はカバーできるということに気付かされました。
小さな改善ですが、こうした積み重ねが、世の中の保活をしている方の負担軽減につながると思っています。
サービスの質を高めるために、保活をしているママパパと向き合い続ける
最後に、これまでお伝えしてきたような機能改善のために、私が一番大事だと思っている『ユーザー層と向き合うこと』について話していきたいと思います。
これまで行ってきた機能改善の多くが、「実際に保活をしている人」から聞いた話を基にサービスを見直したことがきっかけとなっています。
サービスを使ってくださっているユーザーさんに限らず、ターゲット層となりうる色んな方々と向き合うことで、細かい課題に気付くことができ、よりサービスをブラッシュアップしていけると考えています。
そのために、私たちが特に注力して行っているのは
の2点です。
①サービスに登録いただいている保護者さんへのメルマガ配信
「メルマガ配信」と聞くと企業側のメリットとなるサービス紹介や、何かしらの案内を送るイメージがあるかもしれません。
しかし、私たちのお送りしているメルマガは「いかに保護者さんにとって役立つ情報をお届けできるか」に重きを置いています。
たとえば、今の時期だと2025年4月入園に向けて園見学に行かれる方が多いので、園見学の予約の仕方や、見学時の注意点などを細かく解説して、毎週お届けしています!
毎週メルマガを作るのは結構大変ですが(笑)、これを行うことで、開封率やクリック率などを含むフィードバックを通じて、保護者さんが何に悩んでいるのか、どんな情報を求めているのかをリアルタイムで把握することができます。こうしたリアルな情報の収集が、サービス改善に繋がっています!
②公式Instagramでのフォロワーさんとの相互コミュニケーション
えんさがそっ♪では、公式Instagramを運営しています。
具体的な運用については、またデザイナーのみありさんに語ってもらおうかなと思うのですが、ここでは相互コミュニケーションについて、少しだけ触れますね。
このInstagramでは保護者さんとの日常的なコミュニケーションをとっても大切にしています!毎日のように寄せられる質問やコメントに対しても、可能な限り丁寧に対応しています。
保護者さんからの質問やコメントは、私たちにとっても貴重な情報源です。保活中の方が、どのような疑問や不安があるのかを知ることで、サービスの改善点を見つけることができています!
こうした相互コミュニケーションで、また『えんさがそっ♪』のファンが1人でも増えればなと思って取り組んでいます。
まだまだ『えんさがそっ♪』は発展途上です。これからももっと多くの方の負担を少しでも軽減できるように、日々努力していきたいと思います!
さいごに
BABY JOBでは、保活以外にも、保護者さんのこうした日々の負担を少しでも減らしたい!という想いでサービスを展開しています。
保育園で使える、おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」は、毎日のおむつの持ち込み、買い物、おむつへの記名などの手間を無くし、保護者の方に少しでもゆとりを届けたいという想いで運営しています。
ぜひサービスサイトもチェックしてみてください!
手ぶら登園サービスサイト
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