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うまくいかない時の捉え方

うまくいかない時、
嫌なことが起こる時、
辛いことだと捉えていた。

でもそういう時ほど
深く思考したり
新たな視点を得られる。

じゃあうまくいかない事は、
本当に辛いことなのか?

今の私はうまくいかない時、
「インスピレーションきてるわー」

と思うようにしてる。
これについて書いていきます。


否定的に捉え始めたきっかけ

かつての私は
うまくいかないと
自分の殻に閉じこもっていた。

仕事以外は誰にも会わず
暴飲暴食して寝る。

この時期が長引くほど
負のスパイラルに陥って
人生自体を悲観していた。

人生を諦めようかと
思ったこともあった。

でもそういう時も
ひたすら頭の中は動いてるので、

なんなら自分と永遠に
対話しているので

そこで感じたことが
次に進むために必要な
インスピレーションや
アイデアに繋がっていた。

私の場合、
うまくいかない時期に
ちゃんと自分と向き合い
自分の芯を固めないと、

状況がうまく進み始めた後に
変な方向にいってしまったり、
後で自分がぐらつくことになる。

あれ?
じゃあこれって否定的に捉えるべきなのか?
自分にとって一番重要な時期じゃない…?

と、混乱し始めた。

うまくいかない時、
浮かんでくる単語は

「しんどい」
「嫌だ」
「やめたい」

といった単語だった。

もしかして、この状況を
ネガティブな単語で呼ぶから、
否定的なことだと思い込んでないか?

じゃあこういう単語で
認識し始めたのはいつ頃だろう。

初めてうまくいかなかったことは
何だったんだろう。

物心ついた頃から使っている
言語なので、思い出せない。

きっと思い通りに進まないことが
嫌でしんどくて、逃げたくなり、
心にしっくりこないものを
否定的な言葉で呼び始めたのだろう。

否定的な単語を紐づけたので、
うまくいかない=良くないことだと
思い始めた。

「あなたは孤独だからうまくいく」

若干霊感がある知人に言われた言葉がある。

「あなたは孤独だからうまくいく」

「一人の時間が長ければ長いほど、寂しければ寂しいほど、目の前のことに集中する。そして感じたことを作品にする。今持っているものも、寂しいから手に入れられた。ちゃんとした恋愛なんて40前までできないよ。そんなことしたら、あなたは作品なんてどうでも良くなるでしょう?」

はじめは意味がわからなかった。

孤独「だから」うまくいく
寂しい「から」手に入れられた

「から」という接続詞に
違和感を感じた。

ただ、よくよく考えてみると、
たしかに私の原動力は
「負の力」だった。

例えば、
このnoteも始めは楽しいことを
書こうとしていたが、
途中で書くことがなくなってしまった。

私は楽しい・ハッピーな状態では
考える行為をしなくなってしまう。

「嫌な」「悔しい」「腹がたつ」
経験が文章を書きたくさせる。

そしてそれは、
家族も友人も恋人もいない、
一人で孤独な状態だからこそ
できている。

否定的な言葉を紐づけていた事で
必要不可欠な感情にも関わらず
嫌な事と認識し、
早く抜け出したいと思っていた。

むしろありがたいことだったのに
避けたいし大嫌いだった。

じゃあ呼び方を変えたら、
ポップに捉えられるんじゃない?

敬意と愛情を込めて
私の好きな言葉で呼んであげよう。

そう考え呼び方を変えることにした。

言葉を変えれば捉え方も変わる

はじめは「嫌なこと」を
「楽しい」「嬉しい」など
ポジティブな単語を使おうとした。

しかし、
無理に肯定的になろうとするのは
逆に心がついていかず、すぐに断念。

次に、ペットの名付けのように、
名前をつけてみようかとも思ったが、
それはあまりにも私には
現実味がなくしっくりこなかった。

そこで否定的な状況から得ていること
そのまま置き換えることにした。

例えば私は、
うまくいかない時期があったとしても、
そこからインスピレーションや
アイデアを得ることが多い。

日々のちょっとした不満や、
仕事でのイライラからも
インスピレーションを受けている。

なので、うまくいかない時期を
「インスピレーション期」

嫌な出来事があったときは
「インスピレーションが来てる」
と捉えるようにした。

うまくいかないの「いかない」が
前に進まない、
ルンバが壁に頭打ってるような
状況のイメージ
があったのだが

インスピレーションが「来ている」
思う事で「次はなにがくるかな〜?」と
待ち遠しくなる。

"前に進まなきゃ" ではなく、
余裕を持っていられる。

そう思い始めてからは
職場で平和な日々が続くと
物足りなくなってきた。

「やばい、平和すぎる。
 これは今週noteに書くこと無いぞ・・」

といった具合に。
(=更新頻度が高い時は、私の感情が躍動している)

今までは人との関わりで
傷つきたくないと思い
休みの日は家にいたけれど、
「何か新しい刺激があるかもしれない」
と外出することも多くなった。

物事は捉え方次第とは言えど

物事は捉え方次第
という話をよく聞くが
その通りだと思う。

ただ、物事を捉える時、
結局はそこに単語を紐づけるので、
まずは培ってきた日本語の概念を
ほぐしてあげる必要がある。

今までネガティブな単語を
使ってきたとしたら、
その単語とそれに紐づく感情を
柔軟に分解しないといけない。

私は避けたい・嫌な状況の時に
「この状況から何を得ているか」を
考えることで捉え方が変わった。

ただこれは一人でがんばっても
なかなか難しいかもしれない。

そういう時はいろんな人と話して
多様な考え方に触れたり

外国語を学ぶのもおすすめ。
「この状況をこういう単語で現すの?」
という発見が、思考を柔軟にもさせる。


noteを書かれている方の中には
私と似たような悩みがある人も
いるのではないかな?と考え、
感じていることを
共有させていただきました。

ただ、ジョーカーみたいに
ハッピーだと思い込んで生きている
こともあるので単純な話ではなく
言葉を変えるだけでは
難しい部分もありますね。

皆さんが、うまくいかない時期を
どう捉えて乗り越えているについても、
聞かせてください^^

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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