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ぼっち在宅介護 熱中症の冴え父。次は、呼吸筋を復活させるらしい…

安心してください。
父は、肋骨の間の筋肉をほぐしてもらいながら、爆睡してる図です(笑)

嚥下リハビリで、胸筋など、呼吸にまつわる呼吸筋なるあたりの再開発に着手していただくことになりました。


おいおい、点滴を連日打っていた話はどこへいった?と思われる方もいらっしゃると思いますが、これもご安心ください。

このリハ中、点滴打っております。ハイ。
その証拠に、点滴のルートを温める電気毛布が頭の横に見えています。

点滴云々については…
この日の点滴は父の希望でした。
通常の訪看時間内に追加していただけて、コチラは大変助かりました。
通常のケア(清拭、着替え、摘便)を寝ながらうけて、鼻から吸引と点滴となりました。

吸引は、昨日、白濁した痰をほぼ抜いていただいていたので、今日は透明な痰を少し引いていただき完了。

点滴は、昨日に引き続きだったので、なんとプラ針が入りまして、安心してリハビリを受けることができました。

人間の体ってすごいですよね。乾いてくると、血管だって、カチカチパリンパリンになりますが、水分が補われたら太さは変わらなくても少しふやけて柔らかくしなやかに近づいていくんだなぁ…と実感しました。

私が朝、「今日は点滴なくてもいいね」という体調は、それなりには当たっていたわけで、血圧、脈、酸素、体温、どれも上等だったのですが、ま、それはギリギリ良。いや、可だったんでしょうね。

今日、父が言うように追い点滴をしたことで、体調を、可→(下の方のギリギリ)良に低め安定しながら上げることができたんだなぁと思われます。
父自身の判断がここまで冴えているとは…ビックリです。


そんなこんなでしたので、訪看後すぐの嚥下リハビリは、点滴のルートを気をつけつつも通常運転でした。

先週、言語聴覚士(ST)の先生より、胸部の筋肉をほぐしていくお話をいただきました。

高枕が大好きな父、懸命にリハビリで首筋をほぐしていただき、枕の高さが徐々に低くくなってきました。これは、spo2酸素透過度に大きく影響がありました。首がスマホっ首状態に前傾していて、頭に酸素がいかなくなっていたようです。

高齢者は腰が曲がり、頭が垂れてくるものです。だんだん酸素が頭へ流れにくくなるもんなんだとは思います。本来の首のカーブを持つ人などはほぼいないかとは思います。
が、首が前に垂れた状況が続いていたらどうなるか?と言うと、脳が酸素不足になるそうで、老若男女関係なく、疲れが取れにくくなり、傾眠傾向が続いたり、程度が進むと『低酸素脳症』という状態となりかねないようです。

『低酸素脳症』って?は、別noteしようと思いますけれど…
首が前傾し、ストレート首になると、認知症や脳血管性疾患に向かう状況を作ってしまうんだなぁ…と実感しました。

注)これは、現役世代、仕事が忙しい世代の私や主人も気をつけないといけないなぁと思います。


これのおかげか、父のジャッジが冴えてきています。相変わらず、ペラペラは喋りませんが、選択が一つ一つ冴えてきた感じがあります。
(今回の点滴についてもナイスジャッジやったと思います。)


で、少しずつ首を伸ばして低めの枕寝ができるようになってきた父。

平たいゼー!


今回、誤嚥がはじまったかも…と言うこともあって、胸筋対策に入っていただくことになりました。

何事も、裏表両面することが大事。


まず、背中の筋肉をほぐしてくださっています。父、気持ち良すぎて、起きれません。
点滴もありますので、背中に手を入れて揉みほぐしてくださっています…申し訳ないです。
(本当は横向きになってほぐすそうです。)


で、表。
肋骨の隙間一本一本をほぐしていきます。
もう、ただのVIPじゃん…🙇


カチカチやったらしいです。背中も肋骨周りも。この辺りを呼吸筋というそうで、呼吸にまつわる大切な筋肉だそうです。
ここが硬くなると、呼吸が浅くなり、咳き込めなくなり、気道に異物が入っても吐き出すことができなくなり、誤嚥から肺炎になるそうです。


いやー、言語聴覚士の先生が
「こんど胸筋をほぐしてみようかと…」と言われ、
理学療法士さんじゃないのに、なんで?
と思ってたんですけどねぇ…

実際、横で見ると
「なるほどー!!!」と思いました。

かなり良さげです。


人は、
歳をとるとか
がっかりしたりとか
体調が悪くなるとか
仕事が詰まってくるとか
不運がつづいたり不安になったりとか…

しんどくなると…

やっぱり肩を落として体は前傾しますし、肩が前に巻き込んで猫背になりますよね。
猫背になっても、胸をはる運動をすればいいんですけど、しんどい時に胸なんかはろうとは思わないですよね。

それが、血流を悪くして、脳へ酸素を送らなくなる負の連鎖になるようなんですね。
大きな呼吸で、深い呼吸をできるようにしていくには、オードリーの春日のように胸開く習慣ができると、不安もふっとび、体調不良も良くなる気持ちになってくるんですねぇ。

ぁぁぁぁ、まさに、気功の『伸展』だわ…

ヨガが体に良いのも…
瞑想が良いのも…
オードリー春日に不安が見えないのも…

胸をはり、大きく深い呼吸、酸素をたくさん脳へ運んでいるからかー!☝️納得です。


ちなみに、肋骨周りは、動かしていないとほぐしはじめる時、最初はかなり痛いらしいです。
が、父はグーグー💤寝ていました。

「やっぱ、Fさん違いますねぇ…痛いんですよ、ほんとに。」

さすが、実験台だけあります。
伸び代と才能しか感じません。高齢化の未来に明るさがちょい見えるグーグージジイでございます。

また、父に変化が見えてきたら、報告してみまーす。


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