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のーた再興戦略~人を本当の意味で生き返らせるためには~
僕は今回地球が生きていることを実感した。
そして僕は今後どう生きたいのかを書きました。
「僕は自分自身と向き合い、今後をどう生きるのか」
これを考えるために新潟にやってきた。ところが新潟で日々を過ごす中で思考回路が止まっている自分に気づいた。考えようとしても頭が動かない。考えたいのに考えられない。そんな状況で焦りも感じていた。俺は何のために来たのかと。
そこで一度考えるのを辞めたんです。そしてこう考えるようにしました。
『考えるな、感じろ』と。
『考えるな、感じろ』
もうキャパオーバーになり思考出来ないようになっていた。なので、僕は色々と考えるのを辞めて、自分の感性に耳を傾けて素直に感じるようにした。
見えている景色、肌をこする風。土から香るにおい、降りつける日差し。木々がこすれる音、カエルが田んぼに入るときのチャポンという音。
自分が感じる全てのことに感性を研ぎ澄ませて感じるようにした。
すると、車の騒音や排気ガス、暑苦しい人混みの中にいて、いつしか鈍っていた自分の感覚が少しずつ戻ってきたような感じがする。
「感性」は回復するもの
これほど空気を新鮮に感じたのはいつ以来だろう?
1本1本の木々が揺れて、山全体が大きく揺れている。まるで地球そのものが大きな身体を動かしているかのようだ。それにすごく感動した。どれだけの時間見続けていたのかは分からない。自分がなんてちっぽけな存在かを知った。こんな感情になったのはいつ以来だろう?
地球が生きていることを実感した
山の斜面からあふれ出す水。煌々と照る日差しを受けてより存在感を増す木々の緑。さまざまな虫やカエルの鳴き声。自然の香りを強く発する土。
地球が生きていると実感したと同時に、自分も生きているんだと実感が出来た。
東京では、ただ目の前の日々を送っていただけだった。そこに感情など無かった。やることをやって、終えたら眠る。そして起きたらまた同じ事の繰り返し。僕はいつしか、自分が生きているということを忘れていたような気がする。
人は大切な人を亡くした時に命の尊さに気づく。僕もそうだった。中学の一番の友達を亡くしたことで自分もいつしか死ぬということに気づいた。
人は生きていることを当たり前に考えてしまう。今生きていることは奇跡なのだ。
そして生きていることを実感するために、人は「感情」というプレゼントをもらったのだと思う。
嬉しいこと、楽しい事、悲しいこと、苦しいこと。そんな「感情」があるから人は生きていると実感するのだと思う。
だから僕はもっと精一杯生きたい。そのためにもっと喜び、楽しみ、悲しみ、苦しみたい。そんな「感情」を大きく揺さぶられる人生を送りたい。
そしてそれを自分が感じるだけでなく、普段は眠っているその「感情」を引き出し、揺さぶりたい。そしてその人を本当の意味で「生き返らせたい」。生きている実感を与えたい。
そのために僕は映画を作ります。もっともっと多くの人の生きている実感を呼び戻し、自分らしく生きれるようにするために。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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