リモートワークで注意すること

社会の動きが大きく変化し、在宅でリモートワークを取り入れる企業が急増しています。

急にリモートワークに切り替わったことで、なかなか思うように仕事が進行しない人や、クライアントとの相違などの問題がでてしまう人も少なくないでしょう。

私自身、独立してからリモートワークで仕事をする機会が多く、こういった機会に皆さんにリモートワークをする際の注意点やオススメをお伝えできればと思います。

1.起きたら着替えをする

当たり前のことですが、朝起きたら着替えをしていつもと同じ環境でスタートしましょう。

在宅リモートの良いところは、周りを気にしなくていい点や移動がないという点です。しかし、それに甘んじているとだんだん寝間着で仕事したり、テレビをつけて作業したりするようになってきます。（私も慣れてきた時にこうしたところで甘えてしまったことがありました。）

そうすると、何だか作業に身が入らないということも起こります。

自身の裁量で作業ができる分、自身の責任感が問われます。会社のように困ったらすぐ助けを求めることもできません。そうなると、メールの内容やタイミングもより注意して配慮することになると思います。

実際、私も一時期在宅に慣れてマンネリ化してしまったテンションをこれで持ち返したことがありました。

身を引き締めることで、仕事はグッと充実してくるかと思います。

騙されたと思って試してみてください。

・出勤と同じ感覚になるため起きたら着替える
・仕事に影響が出るモノ（TV、音楽）などは仕事の休憩などまで我慢してメリハリをつける

2.指示書や赤字などの伝達はより簡潔に、いつも以上にわかりやすいものを心がける

これは本当に大切です！

これで仕事が簡潔に進むかどうかが大きく別れます。

もちろん普段の仕事から正確な情報伝達するのが当たり前ですが、伝達手段が直接でないことが多くなるためより注意が必要です。

直接会うことがほとんどないため、電話やデータでのやりとりが多くなりますし、的確な伝え方が最もスムーズに仕事を進める鍵になります。顔を合わせてやり取りしないことで、情報の相違が起こりやすいかと思います。

指示書や、デザイナーであれば赤字など相手に渡す情報はいつもより詳しくわかりやすくを心がけてみてください。

・伝える情報は普段よりもわかりやすくまとめる
・相手が理解しやすい伝え方を常に心がける

3.当日のタスクをリストにまとめて確認できるようにする

出勤する感覚がない分、仕事するということになかなかメリハリがつかないまま作業をこなすようになってしまうのはよくありません。なので当日自分がやらなくてはならない業務を明確にすることが必要になります。

オススメは、To doリストを作り画面上に掲示しておくことです。常に視認できる状態にして、終了したらクリアしていくのがいいかと思います。どうしても画面上にあると煩わしい方は、デスク上にメモを立てられるクリップや付箋で明記しておくといいでしょう。

テレワークの際は、自身の裁量で必要な業務を確実に終わらせることが大切になるため、当日の作業内容の把握することはとても重要になってきます。

・当日の作業内容を付箋やメモで明確にしておく
・終了した作業は印をつけて作業の進行がわかるようにしておく

4.作業環境を充実させる

急にテレワークが推進になり、「PCデスクがない・作業できるスペースがない・回線環境が弱い」など、作業環境が整っていないという声をよく耳にします。

そうなると会社で仕事をした方が効率的だと感じる人も多いでしょう。

しかし、環境さえ整えば在宅ならではの作業効率を実現することも可能なのです。

まずは、大きめの PC用ディスプレイ・光回線環境・広めの作業デスク・作業チェアは在宅の作業を行う中でとても大切になります。

ノートパソコンの人はモニターを使用して大きめの画面で作業することで、自宅と会社の差をなくす事ことができます。また、そういった機材をおけるデスク周りも整えることで、在宅ながら気持ちよく作業できる環境を作り出せます。

回線も、光回線を引くなどで安定したインターネット環境が作りやすいです。

私が特に購入してよかったのは、ゲーミングチェアです。一日中そこに座って作業する中で、長く愛用していたデザインチェアでは体が痛くなり、どうしても効率が下がっていました。

ゲーミングチェアにすることで、長く作業することも可能になり、画面に向かった際の集中力も大幅に高まりました。値段も5.6千円のものから数万円の物まで幅があり、自分の予算に合わせて購入できるような商品が多いのも助かります。

・在宅ワークの良さ生かして、会社よりも自分に合う形の作業環境をつくる
・大きめの PC用ディスプレイ・光回線環境・広めの作業デスク・ゲーミングチェアがオススメ

5.定期的に休息を取る

会社だと、どうしても作業が続いてしまったり、周りの目を気にしてとりあえずパソコンに向かっていたり。気軽に休憩というわけにはいきませんよね。

もちろん、在宅での仕事であれば休んでばかりでいい、と言うわけではありませんが笑

他人が近くで作業をしている場合よりも、気兼ねなく作業できるのは確かです。なので、定期的に時間を決めて休息を取るようにしてみて下さい。

単に休憩の回数を増やすのではなく、自身の集中力が最も効率的に発揮できるように過ごすことで、作業は会社で行うよりもグッと良くなることでしょう。

・時間を決めて自分に合った休息を取る
・自身が最良の状態で作業できるような進行で仕事を進める

いかがでしたか。

自宅でリモートすることで、移動で使う時間や体力を抑えることができます。

準備の方法や進め方を間違えると、在宅のメリットを無駄にすることにも繋がってしまいますので、効率よく仕事を進めて自分たちに合った働き方を見つけてください。