「ノルディックウォーキングも、メンタル疾患にめっちゃ効く!」
僕が16年以上取り組んでいる「ノルディックウォーキング」。
ノルディックが「メンタル疾患にも効く」というお話をさせていただきます。
参考とさせていただいた出典は、樺沢紫苑氏によるこちらの動画です。
1.「運動はメンタルにめっちゃ効く!」【精神科医・樺沢紫苑氏】の概要
まずは、樺沢先生の動画の内容を、かいつまんでご紹介させていただきます。
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「睡眠・運動・朝散歩」により、ほぼ全てのメンタル疾患は良くなる。また、予防にもなる。
「運動」は、睡眠の次に重要。「運動」には、次の①②がある。
①最低限の運動→1日20分程度の散歩。
・散歩しないと…
→認知症・生活習慣病のリスクが数倍高まる。
→寿命が5年短くなる。
・「朝散歩」すれば、朝日を浴びながらメンタルが整う。
→セロトニン活性化する。
→セロトニン下がると、イライラや感情不安定に繋がる。
→上がると集中力が高まる。心に余裕ができ、嫌なことがスルーできる。
②週2回〜3回 毎回1時間程度 中強度以上の有酸素運動(筋トレも良い)
・抗うつ薬と同程度の効果。
→再発予防においては、抗うつ薬以上の効果。
→うつ以外に不安障害、強迫性障害、統合失調症、認知症、発達障害など、ほぼ全てのメンタル疾患に効く。
・原始人は1日100km走っていた。
→運動することが、人間の「デフォルト」
→運動して初めて健康維持できる。
・運動すると「BDNF」が出る=BDNFとは「脳の肥料」
→枝のような脳の神経細胞のための肥料。
→BDNFは神経細胞の成長を促す。
→神経細胞の枝が伸びなくなると認知症となる。
→アルツハイマーの新薬よりも、運動の方が何倍も効果がある。
→認知症の初期症状も、運動で快方に向かう。
世の中のほとんどの人は、運動がメンタル疾患に良いことを知らない。
→運動を習慣化している人は、世の中の1〜2割。
→運動を習慣化していない人のうち一定数が、運動不足・昼夜逆転・睡眠不足によりメンタル疾患に陥る。
→高齢者も、1週間に1回も外出していないと、早晩認知症となる。
→認知症は予防出来ることなのに、多くの人は予防しないし、知識もない。
2.「ノルディックウォーキング」がメンタル疾患の解消のために出来ること〜樺沢先生の動画の知見から
前段の樺沢先生の知見から、ノルディックウォーキングがメンタル疾患における「運動療法」に大いに活用できることがわかりました。
ノルディックウォーキング指導歴16年の僕の経験から、以下のとおり簡単にまとめさせていただきます。
「ノルディックウォーキング」なら、「中強度」領域の運動を楽しくカバーできる。
・両手にポールを持って、地面を押して全身で「歩く」ことができる。
・歩くスピードでも、ジョギング並みの効果を引き出すことができます。(心拍数が上昇するため。)
・「ややきつい」と感じる「有酸素運動」の領域で、長時間運動を続けることができる。
・ポールで全身を押すので、全身の9割の筋力を鍛えることができる。(ジョギングは4割程度)
・ポールで全身を支えるので、ひざ・腰に優しい。
・しばらく続けると、二の腕が引き締まる。すらっとした脚・ふくらはぎのラインを実感できる。
「朝散歩」でもノルディックウォーキングを活用できる。
・ポールで全身のバランスを保ちながら、ゆったりと歩くことができる。
・全身の筋力を活用するので、固くなった全身のこわばりを解消できる。
・散歩前後にポールを使った「ストレッチ」ができる。全身のコンディションを整えることができる。
3.まとめ
「運動」は、人間にとって「デフォルト」です。
でも、現代人の生活様式からすると、運動はどうしても「おっくう」になります。
運動がなかなか続かない気持ちもわかります。
ノルディックウォーキングなら「歩く」だけ。
ジョギングや登山ほど気合を入れなくても、気軽に運動効果を得ることができます。
歩けるところならどこでもノルディックウォーキングできます。
森林や海沿いなど自然に囲まれたフィールドで実施すれば、より一層心身にリラックス効果がもたらされます。
全身のこわばりが解消され、リフレッシュできます。
ノルディックウォーキングに、「運動しなきゃ」なんていう肩ひじ張った気合いは、まったく不要です。
まずはぜひ気軽に「ノルディックウォーキング」を体験してみてください。
僕も「ノルディックウォーキング」が、メンタル疾患に悩む方や主治医の先生方に少しでもお役に立てるよう、これからも心を込めてお届けしていきます!
本日もお読みいただき、ありがとうございました😊
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