見出し画像

【京都・大阪旅行2日目、3日目】平安京のデカさをなめていた。

先日の3連休で京都・大阪旅行に行って、先週「【京都・大阪旅行1日目】太陽の塔の裏は真っ黒だったし、梅田駅でヤンキーの兄ちゃんにキレられた。」という記事を書いた。今日はその続きになる。

京野菜はお腹いっぱいにはならないけど凄く美味しい

2日目、この日は京都市内を観光することになっていた。その前に、朝食。今回泊まったホテルは食事がつかない完全素泊まりだったので、朝食と夕食は外で済まさないといけない。

ホテルの近くに京野菜をつかった美味しいおばんざいが頂けるお店があったのでそこに行った。

京菜味のむら 烏丸本店である。

好きな小鉢をとってご飯、お味噌汁付き。しかもご飯はお代わり自由だ。

田舎のおばあちゃん家に出てきそうな朝食。漬け物とか和え物とか普段絶対食べることないのだけど、京野菜だからか凄く美味しかった。ゆっくりと味わって、朝から優雅な食事をしたと優越感に浸っていた。

しかし……京野菜って腹にたまらんなぁ〜〜〜。精進料理みたいだ。

友だちと来てる旅行だからあれだけど、自分1人だけの旅行だったら、真っ先に松屋で牛めし大盛り食べていたと思う。旅行先で友だちとの食事なので格式ばったお店になりがち。僕は正直、食にそんなにお金かけたくない人なので、いまいち、朝食に850円かける金銭感覚がわからない。でも美味しかったのですべて良し。

朝食を終え、お店を出て、目的地である京都御所に向かっていた道中、異彩を放つ建物があった。

「新風館」という、複合施設があった。見た目がすごいオシャレ。緑の植え込みが相まって京都と景観に染まっていた。

またその道中で六角堂があった。

以前、noteにて「なぜ平安京に寺がないのか」

という記事を書いた。当時の平安京の条坊図を見ても東寺と西寺と六角堂しかない。それは平安京に遷都した桓武天皇が仏教勢力を平安京に持ち込みたくないという理由からだ。

あの藤原道長が建立した法成寺だって、平安京の外なのだからその徹底ぶりがうかがえる。そして、その六角堂は平安京遷都以前から豪族にゆかりのある寺として特例として残されたのだ。今回たまたま六角堂に行くことができてよかったのである。

烏丸御池駅から京都御所は意外と近く、30分歩いて着いた。ちなみに入場料は無料だ。

着いてそうそう出鼻をくじかれる。

今いるのは京都御所の内裏といわれるところで、写真の奥に見えるのが大内裏といって天皇が居住していたところである。そこに向かうのにこの写真を撮ったあとめちゃめちゃ歩かされたのである。このときはじめて

平安京のデカさを後悔した。

てっきり東京ドーム1個分くらいの大きさだと想像していたが間違っていた。朝一からめちゃめちゃ歩いてドッと疲れたのである。

京都御所を一通り回ったあと、二条城に行くわけなのだが、

電車で行くのめんどくさくね〜?

となり、贅沢にもタクシーで行った。4人で860円だったので、結果的にタクシーが正解だった。

二条城といえば、大政奉還が行われた地で有名だ。中は写真撮影禁止だったので外観だけでも。

二条城を出たあと、ちょうどお昼時となり、鴨川のどこかでお昼を食べた。

お昼を食べたあと、鴨川をあるくことに。

そのあと南禅寺に行った。

西洋風の石積みアーチ橋が有名らしい。

そのあと、南禅寺からほど近い銀閣寺へ。

いわれる回遊式庭園なのだが、ゆっくり回って静かな時間を過ごした。まだ日本の地にこんなにも美しくてきれいな池があるとは。

銀閣寺を出たあと、時はすでに17:00。我々の耳に恐るべきことが…

明日帰る便が運休になった。

この三連休、台風接近していた。旅行中は幸いにも雨は降っていなかったのだが、東海道新幹線は計画運休となった。帰れないのはまずい。そう思った我々はその足で、京都駅へ向かい、帰りのチケットを振り替えた。今回は計画運休ということなので、空いてる時間にそのまま振り替えた。

帰りのチケットを確保し、そのままホテルへ向かう。ドッと疲れた。

3日目は7:06の便で帰ることになった。

運休が相次いでいた中、我々は9:00頃、東京に帰ることが出来た。

旅からの撤退はそれはそれで趣きがある。海外だったらいつまた行けるかわからないが、国内だったらまたいつか行ける。今回回りきれなかったところを行く約束をして京都を離れた。

よかったらサポートもしていただければ嬉しいです!いただいたサポートは読書に充てたいと思います!