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読書のすべてを電子書籍にした結果、積読をしなくなった。

年始一発目の記事となる。まずは昨年、たくさんの人に記事を読んでいただけて、僕のnoteにおける執筆生活は感に堪えないものとなった。2024年も変わらすnoteで記事を書いていくし、「誰にでもわかるような文章で、誰かの印象に残るような」文章でみなさんにお届けしたい。どうでもいい日記から、普段感じていること、すこしふざけてみたり、たまには利益になりそうなことを書いてみたりしたい。自分の書きたいことを書くことは一切ブレずにこれからも文章を書くことを続けていきたい。

年始から天変地異が起きることは誰も思わなかったはずだ。小鳥のさえずりも恐怖の悲鳴へと変わった。なぜこんな時に、と思うばかりで絶句するほかない。神に与えられた試練というには無為すぎるものであった。自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力なのだ。しかし、逆境にあっても天を憎まず、運命に耐えるしかないのである。絶対に理解することができないような戦争、災害、貧困、差別、暴力のもとで生きる人々が、たとえ異国の遠い地であったとしても、私たちと同じ人間である。ということは想像することができる。そうした時代に私たちは生かされているということを忘れてはいけない。そんなことを思う年始であった。


ここから記事の本題にはいる。はじめに、読書する際に用いる媒体として、「紙」と「電子書籍」の2つあるが、主にどちらが多く用いられているか、統計が出ている。

株式会社クロス・マーケティング 読書に関する調査(2020年)
赤の太枠で示されているのはとくに増加にある部分をあらわしている。https://www.cross-m.co.jp/news/release/20201110/

新型コロナ流行を機に読書する人が増えており、とくに50代・60代が増加している。サブスクの動画配信サービスがある中、意外な結果である。

僕は最近、すべての読書を電子書籍にした。おかげですごく読書が捗った気がした。電子にしたきっかけは、本棚が爆発したから。

もともと電子書籍はマンガでしか読んでいなかった。スマホで気軽に読めたからである。スマホで小説読もうとしたこともあったが、大きな欠点が2つある。

・読書中に通知が画面に出て気が散る


・ほかのアプリに目移りする


この2つのデメリットがスマホで読んでいると解消されない。「読書中に通知が画面に出て気が散る」ことに関しては通知を切ることで解消できるが、ほかのアプリも入れている以上、そこのデメリットは解消できなかった。そこで僕は

電子書籍読むだけのタブレット端末買うぞ!!!


と意気込んだ。

電子書籍用タブレット導入に先立ってまっさきに思いつくのはKindle Paperwhiteである。

(僕はAmazonアソシエイト参加者ではないので気軽にリンク踏んでください)

しかし、僕の脳裏は

・・・すこし高いな。(※個人の感想です)


と思ったのである。もうすこし廉価であれば容量小さめの端末もある。

(僕はAmazonアソシエイト参加者ではないので気軽にリンク踏んでください)

32GBもなかなかの容量だとは思うが、現在の僕のKindleは15GBもある。

どうせこれからもマンガや小説は買うだろうから、32GBといわずもっと容量の大きいものを欲しくなった僕は別のタブレットを探すことにした。そして見つけた。僕にぴったりなものを。

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・・・安い、安いぞ・・・!!!ッ


1万円切るなんて安いではないか。

あと、ブルーライトカット用の画面保護フィルムもあわせて買った。

(僕はAmazonアソシエイト参加者ではないので気軽にリンク踏んでください(n回目))

僕は即決でこれに決めたのである。

以下、使用してみた感想である。

・電子書籍用ならこれで充分

あくまで「電子書籍用」なため値段としてはこれで充分なのだが、それ以外の機能を求めるとすこし物足りないかもしれない。

・Kindle以外のアプリを入れないことを徹底すれば、通知もなにも気にならなくなったし、ほかのアプリにも目移りしなくなった。

あたり前田のクラッカーである。そのために買ったのだから。だからKindle以外のアプリは入れていない。

・持ち歩きがめっちゃ楽になった

単行本1冊でもカバンに入れたら嵩張っちゃうもんね。もちろん、容量がゆるすかぎり何百冊と入れられるので、端末1つさえあれば読む本に困らないのである。

・積読をしなくなった

これが意外であった。積読が発生する要因としては、BOOK・OFFや古書店で購入することによって「いつでも読めるからとりあえず買っていつか読もう」という心理で安いのをいいことにボンボン買ってしまい、積読が減らなかったのである。ご存知のとおり、Kindleでの本の購入は、中古本のように安く買えない。もちろん、定価で買うことになるが、それよりも「せっかく買った本を読まずに腐らすわけにはいかない!」という心理が働いた。あと紙の本よりちょっと安いのがありがたい。



・・・と、まぁ。メリットだけ言ってもしょうがないのでちょっとしたデメリットをいくつか。



・充電の減りがはやい

3時間とか長時間使い続けると、バッテリーが半分ぐらい減る。1日使う分には充分だが、1日の終わりには必ず充電が必要になる。

・売ったり処分したり貸し借りできないよ

あたり前田のクラッカーである(2回目)

・すべての本がKindleで販売されているわけではない

昔のマンガ、昔の小説は比較的ない。なかったらあきらめるしかない。


いまのところ感じているデメリットはこれくらいである。どんなものに対してもそうだが、なにを買うにしてもメリットの多さよりどれだけデメリットがないかで選んで買った方がいい。

第169回芥川賞受賞作、市川沙央『ハンチバック』という作品がある。

(僕はAmazonアソシエイト参加者ではないので気軽にリンク踏んでください(n回目))

主人公・井沢釈華の背骨は肺をつぶすように大きく湾曲している。その主人公は読書する際、電子書籍を用いているのだ。紙の本ブームがきているところ大変恐縮であるが、これを読んでみると、いかに電子書籍が便利なものとして描かれているか注目してほしい作品である。

読書するにしても、どのような形で読書を楽しむかが大事になるので、ぜひ各々の形でこの記事を参考にしていただければ幸いである。


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